横から失礼します

時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

なでしこジャパンはなぜランキングが下がったのか(後編)

なでしこジャパンのランキングが下がった理由について考えた話(後編)です。

 

 

ランキング低下の原因?

 前編では、なでしこジャパンのランキングが11位まで下がってしまった理由に関して、単に監督の交代によるものではなく、もっと根本的な問題が有るのではないかと考えました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

では、何が、原因なのでしょうか。

2011年のドイツワールドカップで、なでしこジャパンが優勝をしました。
優勝を境に、女子サッカーは、完全に世間的に市民権を得て、スポットライトを浴びるようになったと言っても良いでしょう。

実は、この市民権を得たというのが、なでしこジャパンのランキングが下がることになった、原因の一端なのではないかと言うのが、私の仮説です。

環境の影響

 2011年の優勝メンバーには、澤選手や宮間選手のように、ジュニア時代に、男子のチームで活躍していたという選手が、少なからずいます。

これは、女子のチームがそもそも少なく、男子のチームでやらざるを得なかったという背景も有るのですが、結果として、体格で上回る相手と互角か、場合によっては上回るパフォーマンスを発揮する選手が育成されることになったと言えるわけです。

この、日本人の男子に対するパフォーマンスが、ちょうど体格で勝る欧米の女子チームに対しても良好な結果を生み出したのだと考えられないでしょうか。

そして、そういった環境で選抜されてきた世代のピークが、2011年のワールドカップだったと思うのです。

環境の変化

 その一方で、2007年には、JFAが、

  • 2015年までに女子プレーヤーを30万人にする
  • 才能の発掘と育成のシステムの強化
  • 2015年女子W杯での優勝

を目標とした、「なでしこvision」を打ち出し、女子サッカーの強化を図っていました。

そういった努力と共に、2011年の優勝による人気などにより、女子がサッカーを行う環境も整備されて行くことになりました。

現在では、JFA日本サッカー協会)の公式サイト「JFA.jp」にある、チーム検索サイト(チーム情報検索一覧 / JFA SQUARE)で、中高生が参加できるチームに関して調べてみると、男子:151、女子:199と、女子の方が多かったりします。

女子だけのサッカー

 という事は、ある程度、男子に混じることなく、女子だけでサッカーが出来る環境が整ったわけです。

そのため、自分と同じような体格の選手と競うことになり、欧米の体格ある選手に対するパフォーマンスを、低下させてしまったのではないでしょうか。

その結果として、欧米のチームに対して、成績が振るわなくなったのです。

とは言え、決して選手の基本的な能力が低いと言っている訳ではありません。

その事は、中国、韓国、タイと言う、体格がそれほど違わないと考えてもいい国と決勝ラウンドを戦った、「EAFF E-1サッカー選手権2019」では、見事に優勝をしているのにも現れていると思うのですが。

強化策

 以上の事を踏まえると、強化策としては、男子チームと強化試合を行う事で、欧米の体格のある選手に対するパフォーマンスを向上させることが考えられるという事になります。

都合のいいことに、男子には、高校生からJ1まで、様々なレベルのチームが有る訳ですから、仮想欧米のチームには事欠きませんよね。


 図らずも、オリンピックは延期となりましたが、新型コロナが終息しても、国際試合を組むという状況になかなか成り辛い事が予想されますので、こんな強化策はどうでしょうか。


 ではでは
 

なでしこジャパンはなぜランキングが下がったのか(前編)

 なでしこジャパンのランキングが下がった理由について考えた話です。

 

 

FIFAランキング

 ここ最近、新聞のニュース欄を開いても、開催の延期や中止、関係者の感染、といった、コロナ関係の話題がほとんどという、とんでもない状況になってしましました。

そんな中、4月27日にFIFAから、女子のFIFAランキングが発表されました。

日本の女子は、11位⁉でした。
女子代表のランキングは、2011年にワールドカップドイツ大会で優勝した後に、3位まで上がりました。
そのまま2年ほどキープしたんですが、その後は概ね右肩下がりの傾向で、直近は11位となってしまいました。

監督が変わった

 成績が振るわなくなると、男子の日本代表では、往々にして監督に原因を求める声が出るようになります。

なでしこジャパンは、2011年のワールドカップ優勝時の佐々木則夫監督が2016年3月10日まで監督を続けた後、高倉麻子監督が引き継ぎ、現在に至っています。

両監督の違いによって、ランキングが下がってしまったのでしょうか。

しかしながら、佐々木則夫監督の任期最終盤の2016年3月には、すでにランキングは7位まで下がっており、監督が変わったから、成績が振るわなくなったという、単純な話ではなさそうです。

采配に問題が?

 確かに、佐々木則夫監督の任期最終盤には7位まで下がった訳ですが、その前年の2015年には、カナダで開催されたワールドカップで、前回のドイツ大会に続く連覇こそならなかったものの、準優勝を飾っており、ランキングも4位をキープしていました。

しかし、その翌年の、リオデジャネイロオリンピックアジア最終予選で、3位にとどまり、出場権を逃してしまい、ランキングも7位に下がることになります。

この間に、大きく采配が変わったとは考えにくいので、それ以外の要因が何かあるはずです。

選手選抜に問題が?

 その一因として考えられるのが、選手の選抜ではないかと思うのですが。

21016年のリオデジャネイロオリンピックアジア最終予選に召集された、20名のメンバーの内、12名が2011年のワールドカップ優勝時のメンバーでした。

メンバーの新陳代謝が進んでいない訳で、5年の年月による戦力の低下が有ったことは否めないでしょう。

佐々木監督が、特定のメンバーに固執するとか、成功体験に捕らわれ過ぎていたという事でしょうか。

そのあたりに関しては、何とも言えませんが、それ以外にも理由と成り得るものがもう一つ有ります。

それは、選びたくとも、入れ替えるに足る選手がいなくて、新陳代謝が進まなかったのではないかという事です。

そのために、監督が変わって、選抜されるメンバーが変わっても、全体の戦力の低下は否めず、結果として11位までランキングが下がってしまったのではないかと思うのですが。


 後編では、なぜそんなことになってしまったのかを、考えてみたいと思います。


 ではでは

 

 

 

新型コロナ感染と気候区分

 新型コロナの感染と気候区分の関係に関する話です。

 

 

感染者数分布

 新型コロナによるパンデミックですが、もう想像のはるか上を行くようになった感が有ります。

全国民に対する外出禁止令などという、小説や映画でそんなシーンがあったら、いくら何でもそれはリアリティーが無さ過ぎるだろうと言われそうな事が、現実になったりしている訳ですから。

そんな中で、毎日のニュースを見ていると、世界中でコロナウィルスが猛威を振るっているような感じがしてしまいますが、次の感染者数をマップ化されたものを見て下さい。

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引用元:新型コロナウイルス感染 世界マップ:日本経済新聞

 

どうですか、確かに世界的に広がっていますが、現時点で、結構感染者数の分布が偏っているのが分かると思います。

明らかに、北半球の中緯度のあたりの国に、多くの感染者が発生しているように見えます。

ケッペンの気候区分

 ところで、この中緯度での発生数の多い分布を見て、チョット引っかかるところが有ったので調べてみたら、やはり思った通りでした。

次のマップを見て下さい。

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引用元:地理-気候区分

 

どうですか、黄緑色で示されている北半球での温帯の分布が、感染者数の多い国の分布に、かなり一致していると思いませんか。

このマップは、「ケッペンの気候区分」というものです。
その名の通りに、ドイツのケッペンという学者が、植生の分布を基に考案した気候分布になります。
有る地域の植生は、その地域の気候によって左右されると考えられることから、植生の分布から気候分布を作ったというものです。

その温帯の分布と、よく一致するという事は、新型コロナの感染も、気候に影響されていると考えることが出来るのではないでしょうか。

気候との関係

 この場合、その気候としては、年が明けてから爆発的に広がり始めたことを考えると、冬であったために、気温が新型コロナにとって程よく低かったのではないかという事が考えられます。

その他の気候の地域は、暑いか、寒すぎるかの、どちらかだったという事です。

これにより、華僑が多い東南アジア、巨大な人口を抱えるインド、それに、ヨーロッパと中国に隣接しているロシアで、感染爆発が起きていないことも説明が付きそうです。

また、南半球では、温帯も含めて感染爆発が起きていませんが、これも、同地域が夏であったことで、説明出来そうです。

ただ、いずれの地域でも、爆発こそ起きていませんが、感染はしているじゃないかという反論も有るかと思います。

これに関しては、国外からの渡航者が持ち込んだものが、エアコンの効いた環境で、小規模な感染を起こしていると考えることが出来るのではないでしょうか。
そのため、屋外の環境では、感染が広がらず、感染爆発に至っていないのではないかという訳です。
まあ、この辺りに関しては、全く根拠は無いんですけどね。

日本も温帯だが 

 そうなると、温帯に分類されている日本で、感染爆発が起きていないのはなぜかというのも気になるところです。

これに関しては、年が明けてからの、インフルエンザの患者数が、予想をはるかに下回る数で推移していることから考えて、マスクや手洗いなどの感染対策が、個人レベルでかなり徹底されるようになった事と自粛ムードが、効果を発揮していると考えていいのではないでしょうか。

しかし、もしそうであるなばら、この先感染爆発が、起きないとは言えないことになります。

このまま、何とか爆発しないで行ってほしいものです。


 事が事だけに、軽々な事は言えないのですが、今回の話から考えると、流行の初期のころに言われたように、暖かくなることに拠り、ある程度収まって来る可能性もあると思うのですが。(逆に、南半球はこれからが怖いという事になるんですけどね)
少なくとも、次の冬にまた有るかもしれない流行が来るまで、時間的余裕が出来るという状況になって欲しいものです。

 
 ではでは

 

修正ニュートン力学(後編)

 修正ニュートン力学に関する話(後編)です

 

 

修正ニュートン力学まとめ

 前編で、修正ニュートン力学(以下MOND)によって、ダークマターの存在に頼ることなく、銀河の回転等の観察結果を、自然に説明できるのではないかと言う話をしました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

その要点は、重力の強さは距離と共に変化し、恒星間ほど距離が大きくなった場合には、距離の2乗では無く、距離の1乗の反比例に漸近すると考えるというものでした。

これで確かに、様々なことが説明できるようですが、では、どうしてそうなるかと言う説明は、明快なものは無いようです。
どちらかと言うと、数学的にそう考えると、説明出来るという感じが強いもののようです。

重力と空間の関係

 もっともこれは、ニュートン力学にしても、同じようなもので、なぜ重力が生じるのかと言うことに関しては、何も説明していなんですけどね。

ただ、相対性理論では、そのあたりは、少しだけ説明されています。

一度は聞いたことが有るんじゃないかと思いますが、「質量によって空間が曲がる」というものです。

よく、重力の発生に関して説明するものとして、次のような図を見ることが有ると思います。

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引用元:一般相対性理論 - Wikipedia

イメージとしては、周辺が固定されたゴムのシートのようなものの真ん中に、ボーリングのボールのようなものを置いたときに、沈み込んで漏斗のような形になる訳ですが、その漏斗の中に落ち込んでいくのが重力だということです。

その重力が、常に、距離の二乗に反比例するということは、質量と距離だけが影響しているという事になります。

空間の性質

 それにしても、空間が曲がるといわれても、全くもってピンときませんね。
そもそも、物体と物体の間が空間なわけで、それが曲がると言われても、なにも無いんじゃないかと思いますよね。

それでも、それで説明が出来るという事なので、ここはそれでよしとしましょう。(というか、考えても何も浮かばないんですけどね)

さて、この状態から質量が無くなったとすると、当然のことですが、重力が無くなるという事ですから、空間の曲がりは無くなり、元に戻ることになります。
という事は、空間には、復元力と言うか弾性のような性質が有る事になります。

重力と空間の弾性

 であるならば、重力には、距離だけでなく空間の弾性も影響しているはずです。

もう一度、周辺を固定されたゴムシート(弾性も有りますからね)とボーリングのボールで考えてみましょう。

小さなシートより、大きなシートの方が、よりボールが沈みこむことが、容易に想像できると思います。
その程度は、直径が大きくなるにつれて大きくなるはずです。

このような機序で、空間の弾性の影響により、距離が大きくなるにつれて、重力の減少率が、距離の2乗の反比例から乖離することになるのではないでしょうか。

もっとも、その結果、MONDが要求しているように、距離の1乗の反比例に漸近するのかどうかは、空間の弾性がどういう性質のものなのか分からない以上、何とも言えないんですけどね。
というか、空間の弾性ってなんだっていう話ですけどね。


 以上、重力に関する妄想、名付けて「空間弾性理論」(ただし、数式的な裏付けは全く無し)でした。


 ではでは

 

修正ニュートン力学(前編)

 修正ニュートン力学に関する話(前編)です。

 

 

ダークマター

 以前に、ダークマターに関して、そんなものは実は存在しないのではないかと言う立場から、記事を書きました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

 

yokositu.hatenablog.com

 

その中で、ダークマターの存在を考える代わりに、元になる理論の方を修正すべきではないかと考えました

そして修正のポイントとして、次のような点をあげました。

引力は、距離の2乗に反比例すると考えてきたものを、距離が非日常的なほどに大きくなると、異なった影響を生じると考える

そして、その具体的な内容そのものは、いずれ現れるだろう天才に丸投げしたのでした。

修正ニュートン力学

 しかし、修正ニュートン力学(以下MOND)というものが存在します。

MONDでは、重力の強さは距離と共に変化し、恒星間ほど距離が大きくなった場合には、距離の1乗の反比例に漸近すると考えます。
この考えに従うと、銀河の回転は暗黒物質の存在に頼ることなく自然に説明できるようになると主張されています。

これは、まさに上記の修正のポイントとしてあげたそのものズバリじゃないですか。

ただし、この理論は、1983年に最初に唱えられたようで、結構歴史が有るものとなっています。

否定する観測結果があったが

 実は、上記の二つの記事を書く時にも、この理論の事は知っていたのですが、天才に丸投げするような内容になったのには訳が有ります。

それは、逆に、MONDでは説明のつかない銀河が発見されていたからです。

natgeo.nikkeibp.co.jp

MONDでは説明がつかなくても、ダークマターであれば、説明出来るようにダークマターの分布を考えればいいわけですから、MONDには分が悪い事になります。

となると、さらに別の理論が必要だと、思った訳です。(思っただけで、考えついた訳ではもちろんないですが。)

しかし、どうやら、この発見は間違いだったことが、最初に報告したチーム自体から後に報告されたようです。

さらに、MONDを使って、銀河が形成出来ることが、シミュレーションで確認されたりもしているようです。

nazology.net

もしかすると、天才は必要なく、MONDが解答なのかもしれません
と言うか、MONDを考えた人が、天才な訳ですが。(イスラエルの物理学者モルデハイ・ミルグロムという人だそうです)


 しかしながら、確かにMONDは、重力の強さが距離の1乗の反比例に漸近すると、観測結果を説明出来るということは示していますが、どうしてそうなるのかと言う事については、何も説明していません
そのあたりについて、後編で無責任な妄想を膨らませてみたいと思います。


 ではでは

 

 


 

全球凍結と温暖化

 全球凍結と温暖化について考えた話です。

 

 

全球凍結

 全球凍結と言う仮説が有ります。

地質学的な状況証拠から、20数億年前と、6~7億年前の2回、地球全体をがすっぽりと1000m!?程の氷で覆われたことが有ったとする仮説です。

そんな事になった経緯は、概ね次のように考えられているようです。

何らかの理由で、大気中の二酸化炭素の濃度が低下する。
それにより、気温が低下する。
気温の低下により、極地から氷床が広がり始める。
広がった氷床の白さにより、太陽光が反射され、さらに気温が低下する。
それによりさらに氷床が成長する、という正のフィードバックが働き、最終的に全球凍結に至った。

太陽光の反射

 氷床による太陽光の反射により、気温が低下するのならば、人工的に地表レベルの反射率を上げることに拠っても、気温を下げる事が出来るという事になります。

という事は、二酸化炭素を取り除くわけでは無いので、根本的な解決策とはならないかもしれませんが、温暖化を遅らせることが出来るのではないでしょうか。
二酸化炭素に対する対策を行う、時間的余裕を作り出すことが出来るかもしれません。

とは言っても、氷床を人工的に作ることは現実的ではありません。
そもそも、温暖化が問題なわけですから。

さらに、地面を白くする事も困難だと考えられます。

結局、我々人間が作ってきた、またはこれから作る建造物の上から見える部分を、白くすればなんとかならないでしょうか。

白くする効果

 効果を見積もろうと、関連の情報を調べようとしたら、それ以前に、そのものずばりの話が有りました。

ノーベル物理学賞の受賞者で、オバマ政権時代に、エネルギー長官を務めた、チュー博士によると、道路や屋根を白っぽい色にすることにより、11年間地球上から自動車が消えるのと同じ効果が得られるという趣旨の話をしているようです(2009年時点)。

道路に関しては、真っ白にするわけでは無く、コンクリート舗装のようなものを考えているようです。

加えて、屋根を白くすることで、建築物を涼しく保って、エアコンによるエネルギー消費を抑えることが出来ることに拠り、二酸化炭素排出量を削減出来ると言う利点もあるようです。

ノーベル賞学者が唱えているから正しいという訳では無いですが、少なくとも理屈の上では有りだという事です。

道路はともかく、屋根に関しては技術的な問題は無いと考えられますし(白く塗るだけですから)、何らかの悪影響が見られたら、他の色に塗り替えればいいだけなので、導入のハードルは低いと思うのですが。


 経済的にも、悪影響どころか、新たな需要が創出されるわけなので、やってみる価値は有るんじゃないかなと思うのですが。


 ではでは

 

二酸化炭素そのものの対策に関してはこちらで 

yokositu.hatenablog.com

 


 

 

接触者特定の方法

 感染拡大防止のための接触者特定の方法について考えた話です。

 

 

パンデミック

  とうとう、パンデミックが宣言されてしまいました。

明らかに近所でも、日中に外に出ている人が、減ったように思います。
特に、休日でも、子供が遊んでいません。

そんな中で、最近クラスターと言う言葉を、よく聞くようになりました。

水際での阻止が失敗に終わり、現状はクラスターを対象に、接触者の特定と経過観察を行う事により、クラスターレベルで封じ込めようとしているようです。
もっとも、クラスター以外にも、感染者は出ているのは事実で、心配なところではありますが。

これまでは、クラスターと言われて思い浮かぶのは、原子の塊とか、星団とか、ハードディスクの記憶領域だとかだったのですが、感染者集団(専門的には、単純な集団を指すのではないようですが)という意味が追加されてしまいました。

こういった事も含めて、以前にも書いたように、感染症について、日頃から、関連する情報を常識のレベルにしておく必要があると、改めて思いますね。

 

yokositu.hatenablog.com

 

接触者特定

 水際にしろ、クラスターにしろ、それ以外にしても、その拡散防止対策の方法は、感染者の特定と、その人との接触者の特定が、基本的な手段となります。

感染者の特定に関しては、今のところ、PCR検査によるしかないので、その体制を整えるのを、頑張ってもらうのに尽きると思います。

それに対して、接触者の特定に関しては、ニュースなどを見聞きする限りでは、感染者から、直近の行動を聞き取って、その立ち回り先を中心に調査するという方法で行われているようです。

まあ、普通に考えてそれ以外に方法が無いと言えば、無いわけですが。

何か、もうチョット効率的な方法が無いでしょうか。

GPS追跡アプリ

 結局のところ、接触者の特定と言うのは、感染者と接触者が、ある特定の時間と場所に、同時に居たことが有るかどうかを、確認するのが基本な訳です。

これに対して、現在、スマートホンのアプリとして、GPS追跡アプリという種類のアプリが、いくつか存在します。

スマートホンのGPS機能を使って、そのスマートホンの存在する場所を特定出来るというものです。

自分以外の人のスマホに、勝手にインストールして、その人の行動をチェックしようとして、問題になったりしているあれです。
ちなみに、勝手にアプリをインストールするのは、れっきとした違法行為ですので、気を付けましょう。

位置と時間を記録

 これを、位置だけでなく、時間も同時に記録しておくようにすれば、感染者のそれと突き合わせることに拠り、接触したかどうかが、チェック出来そうです。

勿論、普通これらのデータが全く一致する事は無いので、場所、時間共に、一定の範囲にあるかどうかをチェックする形に成るでしょう。

勝手にチェックされるのは怖いので、各自のデータは、スマホの中に保存する形として、外部からのアクセスは出来ないようにします。

後は、感染者のデータを公表することにして(どこまで公表するかは、検討の余地が有りそうです)、それに対して、各自がスマホ内のデータでチェックをする形とします。

その上で、チェックで可能性が出た人が、連絡をする形にすればいいのではないかと思います。

記憶に頼らなくても良いので、正確性も向上すると思うのですが。


 最後は、ネットで拾った話を。
イタリアでは、挨拶のハグやキスの習慣が、感染拡大の一因だと考えられているようで、ならば、代わりの挨拶は、これが良いんじゃないかと言う話です。
皆様にも、長寿と繁栄を!

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引用元:長寿と繁栄を〜iOS 8.3の隠し絵文字でバルカン式挨拶を入力する方法


ではでは

 


 

 

 

 

 

続々・英語と国際補助語

 英語と国際補助語について考えた話の続々編です。

 

 

前回までの話

 前回までの記事で、英語をベースに、英語よりも習得の容易な国際補助語を作ってみるべく、思いつくままに書いてきました。

前回までで、語彙、発音、語順がらみの文法について考えてみました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

 

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今回は、文法についての修正点の残り、とその他(書いてる間に思いついた事です)について、考えてみたいと思います。

注:以下の話では、発音と綴りの一致を取り入れると、話がややこしくなるので、前回同様、通常の英語表記で話を進めます。

単数と複数

 単数と複数で表現を変えることはしません。

日本語で考えてみても、これらは無くても、特に問題は無いのではないかと思われます。

また単数、複数の表現を無くすことから、必然的に、数えられる、数えられないというのも必要無くなることになります。

それに付随して、「たくさん」を意味する単語は「many」だけとしても良いかもしれません。

冠詞

 冠詞についても、無くすことにします。

これも、無くても問題はないでしょう。

ここでも、微妙なニュアンスに関しては、見て見ぬふりをします。

動詞の変化

 動詞の変化に関しは不規則変化は無くすこととします。

例えば、be動詞は、人称による変化はさせずに、常に「be」を使うことにします。

有名な「三単現のs」も、無くてもいいでしょう。

動詞の変化としては、後ろに「ed」、「ing」を付けるだけとします。

例えば、「have」は「haveed」となる訳です。(語尾がeの時にどうするかは、検討の余地が有りそうです。)

従って、現在完了は、「has」を使わず全て「have」を、過去完了は「haveed」を前に、それぞれ置くことで表すことになります。

その他

 疑問文は、文型はそのままで、文末を上昇調で発音し、文末に「?」を付加することで表すことにします。
何を、文頭に出すか考えなくてもいいわけです。

否定文の作成は、「not」の使用に統一することにします。
be動詞に合わせて、一般動詞も、後ろに「not」を置くことにします。
一般動詞だけ、前に「don't」を出すのは、ややこしいだけですよね。

関係代名詞は、全て「that」にします。
所有格は、「that's」でどうでしょうか。
ついでに、関係副詞も、「that」にしてしまっても、意味は通じるのではないかと思います。
先行詞も含んだ用法は、例えば、「why」、に関しては、「that」にすると意味が取りにくいという事であれば、「reason that」とすればいいでしょう。
間接疑問文も、この方式で行けるのではないかと思います。

比較級、最上級は、全て「more」、「most」を付けることにして、原級を変化させないことにします。

まとめに変えて

 以上、思いつくままに書いてきましたが、大まかに言って、中学英語の範囲で、気になるところは網羅していると思います。

ただ、前回の、文法用語を取り入れて、語順を自由にするというのは、正直言って、細かいところまで考えたわけでは無いので、どこかで矛盾が出て来るかもしれません。

見直してみると、私が英語を学習するときに、覚えにくいなとか、理解しにくいなと思ったところを、こうなら簡単でいいのにと言うものの羅列になっているようです。

まあ、言い換えれば、不平不満ををぶちまけたものと言っていいかもしれません。

3回に渡って、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。


 一応、国際補助語をという事ですので、名前が有った方がいいかと思うので、国際補助語( international auxiliary language)から「Ialish」とでもしておきましょうか。


ではでは

続・英語と国際補助語

 英語と国際補助語について考えた話の続編です。

 

 

前回の話

 前回の記事で、英語をベースに、英語よりも習得の容易な国際補助語を作れば、英語が使える人にも取り組み易く、普及する可能性が高くなるのではないかと言う話をしました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

その中で、英語をベースにどう変更するかについて、主に修正すべき点として、1.語彙と、2.発音について考えてみました

今回は、3点目として文法を考えてみたいと思います。

前回の記事で、以下のような点が英語の習得を、難しくしているのではないかと書きました。

3.文法
  語順が固定されている(日本語などから見ると、異なる)。
  単数、複数。
  動詞の変化。
  冠詞。

この中で、先ずは、最も習得を難しくしていると思われる(あくまでも日本人から見てですが)、語順の問題を考えてみます。

注:以下の話では、前回に考えた、発音と綴りの一致を取り入れると、話がややこしくなるので、通常の英語表記で話を進めます。

語順が固定されている

 例えば、
 私は、彼に私の本をあげました。
は、
 I gave him my book.
ですが、
私は、私の本を彼にあげました。
と言えても、
 I gave my book him.
と言うと、意味が変わってしまいます。
 
これを、どんな語順でも良いという事にします。
と言っても、そのままでは、上の例のように、意味が違ってしまいます。
そこで、文法用の記号をそのまま文に入れてしまう事にします。
具体的には、主語:S、述語:V、直接目的語:D(DO)、間接目的語:O(IO)とします。

そうすると、例文は、
 S I  V gave  O him  D my book.
となりますし、
 S I  V gave  D my book  O him.  
でも意味が変わらないことになります。

また、もっと語順を変えても意味は通ります。
 S I  O him  D my book  V gave.
という、日本語と同じ語順でも大丈夫です。

あと、補語:C、修飾語:Mとします。

こうすることに拠り、母語がどんな語順をとるものであっても、母語と同じような感覚で文を組み立てればいいことになります。

日本語から見ると、助詞を前に出したような感じになる訳です。

冗長になるのは明らかですが、そこは意思の疎通を優先することにします。

代名詞の格変化

 これに伴って、代名詞の格変化も無くします。

所有格に関しては、名詞も含めて、全て’sにします。

例えば、上の文は
 S I  V gave  O he  D I's book.
とするわけです。


 語順のみで、予想外に長くなってしまいました。
文法の残りは、再び稿を改めることにします。


 ではでは

 

 

英語と国際補助語

 英語と人工言語について考えた話です。

 

 

国際補助語

 国際補助語とは、異なった言語を話す人々が意思疎通をするために考えられた言語のことを言います。

人工的に作られた国際補助語で、日本人に最も知られているのは、エスペラント語でしょう。

エスペラント語は、19世紀末にポーランド人により考案されました。
それ以降100年以上が経ちますが、現状は、世界で100万人程度の使用者にとどまっているようです。

その代わりに、現在国際補助語として使われているのは、英語と考えていいでしょう。

しかし、これが日本人には、チョット難しいわけです(まあ、個人的な感想が多分に影響しているのは認めます)。

そこで、より習得の簡単な国際補助語を考えてみたらどうかという訳です。

基本的な考え方

 とは言っても、一から作り上げても、エスペラント語のように、なかなか普及しない可能性のほうが高いと考えられます。

何しろ、すでに英語がそれなりに普及しているので、それに加えて、新たなものを習得したいとは、思わないでしょうからね。

ということは、英語をベースにして、様々な母語を話す(もちろん英語も)人たちが習得し易い言語を考えれば、英語の使用者にも使用してもらい、普及することが期待出来るかもしれません。

英語の何を変更するのか

 英語をベースにするとして、色々な点が考えられと思いますが、大きくは、以下のような点を、習得し易くする必要があるでしょう。

1.語彙
  覚えるべき語彙数が多い。

2.発音
  綴りと一対一で一致しない。

3.文法
  語順が固定されている(日本語などから見ると、異なる)。
  単数、複数。
  動詞の変化。
  冠詞。

どう変更するのか

1.語彙
 基本的に、英語のアルファベット、単語をそのまま使います

専門的な用語や、時事用語は別にして、基本的な最低限の語彙を選定します。

VOAのSpecial Englishの1500語のリストのようなイメージです。

ただし、見る、聞く、話すと言った基本的な単語は、それぞれ、see、hear、sayといったように、一つの単語で全ての場合に対応することにして、シンプルな語彙にすることにします。
look、watch、listen、speak、talkといった単語は使わないという事です。

場合によっては、英語に比べ、微妙なニュアンスは失われるかもしれませんが、意思疎通は出来るでしょう。

2.発音
 発音はイギリス英語とします。(特に他意はなく、一つに決めたいだけです。)

綴りは、発音に合わせる事にします。

英英辞典の発音記号の表記を取り入れるのはどうでしょう。
いっそのこと、国際音声記号IPA)で綴ることにしても良いかもしれません。


 3.文法に関しては、チョット長くなりそうなので、稿を改めたいと思います。(思い付きで書いているので、破綻するかもしれませんが。)

 
 ではでは

 

スバル360を知っていますか

 スバル360という車に関する話です。

 

 

スバル360

 スバル360という車が有りました。

こんな車です。

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画像引用元:スバル・360 - Wikipedia

 

富士重工業株式会社(現在の株式会社SUBARU)が、1958年に発売した車ですが、今でも現役のものが有るようです。

残念ながら、時代がチョットずれていたので、所有したことは無いのですが、気になった車でした。

概要

スバル360の360は、エンジンの排気量から来ています。
そう、360ccという、今から考えるとバイクのような排気量です。
排気量だけでなく、エンジンの形式も、2ストローク2気筒空冷という、バイクのようなエンジンでした。

車体の大きさも、全長×全幅×全高(mm)=2995×1295×1335とコンパクトなものでした。
一応4人乗りですけども、実用的には、両親と子供二人が乗る、ファミリーカーと言う感じだったと思います。

というか、当時の軽自動車の規格に入るように、この排気量、サイズだったのですけどね。
ただし、規格としての全高の上限は、2000mmだったようですけど。

ちなみに、現状の軽自動車の規格は、排気量660cc、全長×全幅×全高(mm)=3400×1480×2000と、一回り大きくなっています。

また、車両重量は385㎏しか有りませんでした。
この軽さには、車体の構造に、フルモノコック構造を採用していることが大きく貢献しています。
これは、富士重工業の前身である、中島飛行機が、七式や一式(隼)などの戦闘機を開発した経験を生かしたものとなています。

デザインを生かして

 と、好きに任せて、色々書いてきましたが、スバル360の最大の特徴は、何といっても、一度見たら忘れない、そのスタイルにとどめを刺すでしょう。

何とも言えない愛らしさから、当時は、VWの「ビートル(カブト虫)」に対して、「てんとう虫」とも呼ばれたようです。

とは言え、残念ながら、1970年の生産終了を最後に、その特徴的なデザインを継ぐ車は、出て来ていません。
ビートルやミニクーパーに、比肩出来るデザインだと思うんですけどねえ。

スバル360のデザインを復活してくれませんかね。
とは言っても、現状の軽自動車のジャンルでは、厳しいものが有ると思うので、もうすぐその時代がやって来そうな、電気自動車として蘇らせるというのはどうでしょう。

360は上記したように、排気量ですが、もうすでに「スバル360」自体が、名称として認知されていると思うので、名前は「スバル360E」で決まりでしょう。


 街乗りにはちょうどいいんじゃないかと思うんですが。


 ではでは

 

感染症対策も災害対策だ

 感染症対策について考えた話です。

 

 

大丈夫なんでしょうか

 最近、さすがにチョット怖くなってきました。

現状の国の対応を見ていると、状況に右往左往しながら、とりあえず対応しているようにしか見えないのが、怖い所です。

一部で言われているように、当初は、オリンピックへの影響を考えて、なるべく状況を矮小化して見せていた、と言うのならまだしも(それはそれで良いわけでは無いですけど)、どうしたらいいのか想定外だったのであれば、由々しき事です。

株式投資に例えると、明らかに、相場が反対に動いてしまって、対処法を決めていないために、損失を確定したくなくて損切り出来ずに、ずるずると損失が拡大するという、典型的な負けパターンにダブって見えるんですけど。

PCR検査

 例えば、何かと話題になっているPCR検査です。

現状、今回の新コロナウィルスのような、新たな感染性のウィルスによる感染症が出現したときに、検査方法としてはPCR検査しかないことは分かっていたはずです。

それが、中国での発生確認から月単位で経過しているのに、いまだに一日に3800件の検査しか出来ないというのは、理解出来ないだけでなく、恐ろしさを覚える程です。

こんなものは、当然、各県で今出来る以上に検査できる体制を立ち上げられるように、前もって平時に準備しておくことが出来た筈です。

これが、それほど厳しい見方でないことは、MERSでの経験をもとに体制を整備してきたらしい韓国での、ほぼ我が国の10倍の検査数という、現状での検査状況を見れば明らかでしょう。

事程左様に、現状の政府の対策は、お寒い状態と言わざるを得ません。

この経験を生かすには

 とは言え、こうなってしまった以上、現状はこれ以降何とか頑張ってもらうしかないので、ここは、今回の経験を踏まえて、次の感染症発生にどう対応するかを考えてみました。

肝は、ウィルス感染症という、ある意味特殊な出来事に引っ張られるのではなく、今回のような出来事を、大規模な災害だと捉える事が大事ではないかという事です。

結局、風水害や地震などと同じで、影響が多方面にわたり、個人では如何ともし難いという点では、同じだと思うんですよね。

という事で、やるべきことは、以前の記事で災害について書いたように、今回の事を検証した上での、徹底的な行動計画の作成とその公開だと思います。

 

yokositu.hatenablog.com

 

 

yokositu.hatenablog.com

 

まあ、コンテストをやるかどうかは別にして、公開をして、広くレビューを受け、常に内容の更新をするようにすべきだと思います。

官僚システムは、PCR検査における、融通の利かない対応を見れば明らかなように、やるべきことが決まっていれば、その通りにきちんと実行する能力は高いので、前もって行動計画を明確にしておけば、今回のような事態は避けることが出来るでしょう。

そして、我々も、防災情報と同様に、感染症対策関連の情報も、常識になるように努力すべきでしょう。


 勿論、常に予想の上を行く災害が発生する事は有るので、その時には、今現在それが必要なように、政治判断が必要になるんですけどね。


 ではでは

 

 

 

 

マスク!マスク!マスク!

 マスク不足について考えた話です。

 

有りませんねぇ

 まあ見事なまでに、マスク有りませんね。

近所のドラッグストアでは、毎日開店前に行列が出来ているようです。

新型インフルエンザの時もそれなりに逼迫したとは思うんですけど、
医療機関まで不足しそうだというようなことは、無かったような気がするんですが。

やはり、最大の共有源である中国が、最悪の感染に見舞われて、日本に輸出する能力が無くなってしまったのが原因でしょうか。

マスクは必要なのか

 マスクの有効性に関しては、色々と言われていますが、今のところ概ね、ウィルスを完全に防げないものの、感染している人が、クシャミなどによるウイルスの飛散を防ぐ事により、うつすことを防げると考えられているようです。

しかし、今回のウィルスは、発症前にも感染させる可能性が有ると言われています。
そうなると、うつさないようにするにしても、自分が感染しているのかどうか分からない状態でも、人に移すかもしれないので、いつからマスクを使えばいいのか分からないということになります。

結局、理想的には、全ての人間がマスクをするのが、良いという事になりそうです。

現実問題として

 そうは言っても、全員がマスクをするとなると、毎日1億枚以上が必要になる訳です。

これは明らかに現実的ではないでしょう。

政府は、付焼刃的に、生産設備への補助金などを出すことに拠って、生産量を増やすように促しているようです.。
そうはいっても、メーカーとしても、事態が収束した後の過剰設備が怖いわけで、おいそれとは動かないでしょう。

使い捨てで無ければ

 何か解決法は無いでしょうか。

問題は、現状の普通のマスクが、使い捨てであるために、一日に1億枚と言う量が必要になるという事だと思います。

という事は、再利用可能なものを考えればいいことになります。

洗濯や、哺乳瓶のように煮沸や、次亜塩素酸で消毒が出来るような素材で作ればいいわけです。

もし、形状の保持が難しいという事であれば、次のようなものの内側に、口と鼻を覆う部分を取り付けるようにして、再利用するようにするのです。

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画像引用元:Amazon 【8連装空孔: 2層構造仕様】吸発汗&内側メッシュ 黒フェイスマスク2019モデル『蒸れない・息苦しくない』改CRAFT


このままでは、若干世紀末な感じが否めないですが、そこは色とデザインでどうにでもなると思うので、問題ないでしょう。

口と鼻を覆う部分を、あらかじめ複数用意しておいて、消毒しながら、ローテーションで使うようにするのです。
外側の部分も、アルコールや、次亜塩素酸で消毒するようにします。

当然花粉症にも対応できるはずなので、通常は花粉症用として展開すればいいと思います。

 

 画像を見ると、エーと思うかもしれませんが、黒いマスクにも慣れてきたように、すぐに慣れると思うんですけど。(慣れますよね?)


 ではでは

英語の発音全体像の捉え方

 英語の発音の全体像の捉え方についての話です。

 

 

もやもやしていた英語の発音

 英語の発音に関しては、以前もチョット書いたように、ヒアリングに問題が有り、「発音できないものは聞き取れない」と言う話もあるようなので、色々とそれなりにやっているつもりです。

でもですね、以前から、いわく言い難いもやもや感が有ったんですよね。

知識としてはだんだんと増えてくる訳です。
rとlの違いとか。
イとエの間のような /æ/とか。
4種類のアとか。
その他、もろもろの事を覚える訳ですが、今一つピンと来ないところが有ったのです。

ニューエクスプレスプラスにヒントが

前回ニューエクスプレスプラスがらみの記事を書きました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

そのためにニューエクスプレスプラスの内容について調べている時に、もやもやの原因に気が付きました。

その時見ていた、ニューエクスプレスプラスのスペイン語の発音に関するページを引用します。

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引用元:amazonなか見!検索よりキャプチャ

これは、子音の発音に関するページなので、母音のe、iは有りませんが、一応アルファベット順になっているのが分かると思います。

そうです、アルファベット順に、まとめればいいんだと思ったのです。

アルファベット順で全体像を

 考えてみれば、英単語はアルファベットからできている訳で、それぞれのアルファベット側から、発音をまとめれば、全体像が見えて来そうだと思った訳です。

英語の発音と言うと、解説書の多くもそうだと思うんですが、母音がいくつで、子音がいくつあると言った話から始まって(一応母音が17!で子音が21と言われているようです。)、発音記号と共に、一つずつ解説されていくという形式が多いかと思います。

それぞれの解説に代表的な単語が示されて、それで覚えるという事になる訳ですが、それ以外の単語はどうなんだ、という事になる訳で、キリがないんじゃないかと言う恐れが、もやもやの正体だったのです。

ここまで引っ張って来て申し訳ないですが、個人的には、いろんな所からの情報をまとめて、作りつつあるところで、お見せするほどのものはありません、悪しからず。

子音に関しては、概ねこれでいいかなと言う感じなんですが、母音をどうまとめようか思案中です。

しかし、明らかに、作った部分に関しては、見通しが良くなった気がします。
どうも発音の全体像がと言う方は、一度考えてみても面白いかもしれません。


 それにしても、母音はややこしすぎませんか。
なんで、Long VowelとShort Vowelなんかあるのか、スペイン語の爪の垢でも煎じて飲んでほしいですよね。(爪が有るかどうかは、知らないですけど。)


 ではでは。

 

 

英語にも初級入門書を

 もっと英語に取り組み易く出来ないかという話です。

 

 

ニューエクスプレス

 ニューエクスプレスと言う、白水社が出している語学入門書のシリーズが有ります。
現在は、ニューエクスプレスプラスと言う、リニューアル版に切り替わりりつつあるようですが、これがなかなかすごいのです。

先ず何といっても、言語数が、40以上あります。
中には、ラテン語や古典ヘブライ語と言った、使う相手の心配をしなければいけないようなものも有ります。
しかも全て、CDの音声付きです。

全て同じフォーマットで作られています。
白水社のサイトから引用します。

「ニューエクスプレスプラス」シリーズの構成

  • ○○語ってどんなことば? 最初にことばの特徴や話されている地域などをご紹介します。
  • 文字と発音 文字の読みかたや発音のコツをやさしく解説。
  • 本文 全20課で、見開き2ページに会話・和訳・単語、次の2ページに文法説明があります。
  • 練習問題 2課ごとに2ページ、解答は同じ見開きですぐに確認できます。
  • 単語力アップ・表現力アップ テーマ別の単語と表現のコーナーで会話もバッチリ。
  • 単語リスト 出てきた単語が載っているので、辞書なしでも始められます。


引用元:ニューエクスプレスプラス - 白水社

 

例として、フランス語のページサンプルを引用します。

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引用元:ニューエクスプレスプラス フランス語 - 白水社

こんな感じで、20課有り、一冊で一通り初級は卒業できるようになってます。

英語が無い

 これは、文章量と、語彙量が少ないとはいえ、私が以前の記事で欲しいと書いた、中学英語ベースの参考書の替わりにぴったりじゃないですか。

 

yokositu.hatenablog.com

 

とはいうものの、残念ながら、このシリーズには、40以上の言語が有るにもかかわらず、英語が有りません。

これ以外にも、いくつかの出版社から、語学の初級入門書のシリーズが出ていますが、チョット調べた限りでは、いずれのシリーズにも英語が存在しないようです。

英語の初級入門書

 どうも、英語に関しては、初級の入門は義務教育で行われるという事からか、初級の入門者向けの参考書が手薄な気がします。

どうしても、学生向けには、入試対策としての各種参考書になりますし、社会人向けには、各種認定試験向けの対策本のような事になりがちですよね。

そういったものの方が、需要が有るというのは分かるんですが、ニューエクスプレスプラスのような、一冊でとりあえず初級は卒業できるようなものも、有ってもいいんじゃないかと思うんですけどね。

 
 と言うか、英語版が有れば、それを中学で最初に学ぶ教科書にして、1週間1課でやって、半年ぐらいで初級を卒業してしまうのもいいんじゃないかと、思うんですけど。


 ではでは