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時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

基本的な防災情報を常識に

 防災情報の在り方に関する話です

 

 

毎回同じような情報が

 大規模な災害が発生すると、様々な防災情報が流れてきます。

こういった情報を見ると、いつも思うんですが、毎回見たことのあるような内容であることが多いんですよね。
例えば、ハザードマップの話、台風の大きさと強さの話、各種警報と避難の話、等々。

まあ、自分が知っているからと言って、周りの人が全てしっているわけではないので、必要が無いとは言いませんが。

逆に言うと、毎回出て来るという事は、知っているべき基本的な情報だとも言えるわけです。

基本的な防災情報を、常識に

 この基本的な防災情報を纏めてマニュアル化するというのはどうでしょう。
現状でも各省庁や関連する組織が、それぞれ情報を発信しているとは思いますが、それらを一本化して、見通しを良くするのです。

防災訓練、報道等でも、そのマニュアルをベースに行うようにして、常に参照できるようにすることにより、常識にするのです。

内容は、時系列ベースでつくるというのは、どうでしょう。

日常、警報時、発生時、発生後と言った感じで、それぞれの状況に関連した情報を纏めます。
例えば、日常では、ハザードマップ、備蓄、非常袋等の話、警報時には、警報の種類と対応の仕方など、と言った感じになります。

特に、発生後には、避難所生活関連や、罹災証明書等の役所での手続き関係も取り入れてほしいところです。
避難所では、基本的な準備はどうなっており、どういった状況で過ごすことになるかと言ったこととか、被災後に、どういったタイミングで、どういった手続きをどこにすればいいのかと言った、平時にはなかなか分から無い情報も入れ込みます。

マニュアルを作るのは

 例えば、東京都が作った『東京防災』というものが有ります。

非常に良く出来ているんですが、当然のことながら東京という都市に合わせたものになっているのは、致し方ないところです。
だからといって、全ての自治体で、作るのも無駄が多すぎます。
やはり、こういった性質のものは、当然国が作るべきものでしょう。

最も、それぞれの自治体特有の課題もあるのは確かです。
そこで、国は共通する基本的な内容を纏め、各自治体が、それぞれに特有の部分を補って完成する形にします。

こういったものは、やはり総務省あたりかなと、思っていたら、そのためにぴったりの、防災担当大臣というポストが有るじゃないですか。

 

 防災担当大臣は、特命担当大臣で、省庁が有る訳ではないようですが、これだけ毎年のように大きな災害が発生するようになってきたり、大地震も将来必ず来るわけなので、そろそろ、防災省みたいなものが必要なんではないですかね。

 

 ではでは