横から失礼します

時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

英語にも初級入門書を

 もっと英語に取り組み易く出来ないかという話です。

 

 

ニューエクスプレス

 ニューエクスプレスと言う、白水社が出している語学入門書のシリーズが有ります。
現在は、ニューエクスプレスプラスと言う、リニューアル版に切り替わりりつつあるようですが、これがなかなかすごいのです。

先ず何といっても、言語数が、40以上あります。
中には、ラテン語や古典ヘブライ語と言った、使う相手の心配をしなければいけないようなものも有ります。
しかも全て、CDの音声付きです。

全て同じフォーマットで作られています。
白水社のサイトから引用します。

「ニューエクスプレスプラス」シリーズの構成

  • ○○語ってどんなことば? 最初にことばの特徴や話されている地域などをご紹介します。
  • 文字と発音 文字の読みかたや発音のコツをやさしく解説。
  • 本文 全20課で、見開き2ページに会話・和訳・単語、次の2ページに文法説明があります。
  • 練習問題 2課ごとに2ページ、解答は同じ見開きですぐに確認できます。
  • 単語力アップ・表現力アップ テーマ別の単語と表現のコーナーで会話もバッチリ。
  • 単語リスト 出てきた単語が載っているので、辞書なしでも始められます。


引用元:ニューエクスプレスプラス - 白水社

 

例として、フランス語のページサンプルを引用します。

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引用元:ニューエクスプレスプラス フランス語 - 白水社

こんな感じで、20課有り、一冊で一通り初級は卒業できるようになってます。

英語が無い

 これは、文章量と、語彙量が少ないとはいえ、私が以前の記事で欲しいと書いた、中学英語ベースの参考書の替わりにぴったりじゃないですか。

 

yokositu.hatenablog.com

 

とはいうものの、残念ながら、このシリーズには、40以上の言語が有るにもかかわらず、英語が有りません。

これ以外にも、いくつかの出版社から、語学の初級入門書のシリーズが出ていますが、チョット調べた限りでは、いずれのシリーズにも英語が存在しないようです。

英語の初級入門書

 どうも、英語に関しては、初級の入門は義務教育で行われるという事からか、初級の入門者向けの参考書が手薄な気がします。

どうしても、学生向けには、入試対策としての各種参考書になりますし、社会人向けには、各種認定試験向けの対策本のような事になりがちですよね。

そういったものの方が、需要が有るというのは分かるんですが、ニューエクスプレスプラスのような、一冊でとりあえず初級は卒業できるようなものも、有ってもいいんじゃないかと思うんですけどね。

 
 と言うか、英語版が有れば、それを中学で最初に学ぶ教科書にして、1週間1課でやって、半年ぐらいで初級を卒業してしまうのもいいんじゃないかと、思うんですけど。


 ではでは