横から失礼します

時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

歴史

クフ王ピラミッドの新たに見つかった空間

クフ王ピラミッドの新たに見つかった空間について考えた話です。 ピラミッドの内部空間 新たに見つかった空間 この空間は何なのか 何も見つかっていない ピラミッドの内部空間 ギザのピラミッドの内部構造については、しばらく前から日本の研究機関などが、…

国造考

国造について考えた話です。 国造 大和政権による全国平定? 全国平定は無かった 国造とはなんだったのか 国造 『日本書紀』を見ていると、国造というものが出て来ます。 その実態は、はっきりと分かっているわけでは無いようですが、概ね地域の豪族が支配し…

壬申の乱背景考・後編

壬申の乱の背景について考えた話・後編です。 前編の話 恐怖から 9年経つ間に 前編の話 前編の記事では、壬申の乱の直前までの背景について考えました。 yokositu.hatenablog.com 乙巳の変で、渡来系を背景とした旧主派と考えられる蘇我氏を排した後の天智…

壬申の乱背景考・前編

壬申の乱の背景について考えた話・前編です。 前回の話から 乙巳の変から始まった 白村江の戦いで負けて 防衛体制に必要なもの 前回の話から 前回の記事では、壬申の乱の経過とその戦域について考えました。 yokositu.hatenablog.com 特に、その戦域が畿内と…

壬申の乱戦場考

壬申の乱の戦場について考えた話です。 前回の話 壬申の乱経過 意外と狭い範囲で どうして他の地域が出てこないのか 前回の話 前回の記事は、壬申の乱の開戦についての話でした。 リンク:壬申の乱開戦考 『日本書紀』における壬申の乱が開戦するまでの経緯…

壬申の乱開戦考

壬申の乱の開戦について考えた話です。 前回の話 開戦理由 反応が過敏ではないか 影法師に驚く やはり美談ではなかった 前回の話 前回は、壬申の乱前夜の大海人皇子の行動の疑問点についての記事でした。 yokositu.hatenablog.com 『日本書紀』によれば、天…

大海人皇子の行動の謎

大海人皇子の行動について考えた話です。 後継争い 後継指名を蹴った 皇太子なのに 大友皇子が後継だった これも『日本書記』だからか 後継争い 大海人皇子は、前回まで見て来た天智天皇の同母弟になります。 その大海人皇子は、天智天皇の亡き後に、その皇…

庚午年籍考

庚午年籍について考えた話です。 最初の戸籍 何が造られたのか 近江大津宮の戸籍? それなりのものが 前回の話と同じ なぜ永久保存? 最初の戸籍 「庚午年籍」は、古代日本で最初に造られた戸籍とされています。 『日本書紀』の天智9年(670年)二月に「戸籍…

天智天皇考

天智天皇について考えた話です。 乙巳の変の勝者 蘇我氏は穏健派 天智天皇は急進派? 白村江の戦いで敗れた後は 『日本書紀』の記述なので 乙巳の変の勝者 前々回は、乙巳の変の影響についての話でした。 yokositu.hatenablog.com 乙巳の変で蘇我氏の力が削…

乙巳の変の影響考

乙巳の変の影響について考えた話です。 乙巳の変もあった 乙巳の変と大化の改新 蘇我氏 蘇我氏が滅亡して 乙巳の変もあった ここしばらく、白村江の戦いの前後辺りの歴史について考えています。 九州にあった邪馬台国が、大陸の動乱(五胡十六国時代)を避け…

白村江で敗れて

白村江の戦いで敗れた後の話です。 前回の話 大和政権の過剰反応? 敗れた後は 大宰と総領 2か所の大宰 前回の話 前回の話は、大和政権が九州の勢力に対して戦いを挑んだ背景についてでした。 yokositu.hatenablog.com 大和政権の勢力下にある勢力の関係は、…

大和政権と冊封的体制

大和政権と冊封的体制についての話です 前回の話 なぜ性急な行動をしたのか 冊封的な体制だから 冊封を受けた側からは 前回の話 前回は、邪馬台国から分かれたと考えている、畿内の大和政権と九州に残った勢力の関係についての話でした。 yokositu.hatenablo…

畿内の勢力と九州の勢力

畿内に東遷した勢力と九州に残った勢力の関係について考えた話です。 畿内に大陸からの人々が 九州にも大陸の人々が 2つの勢力の関係は 国内は見ていなかった 畿内に大陸からの人々が 前回まで数回に渡って、畿内に移って来た大和政権が、どのようにして勢力…

大和政権の勢力拡大と古墳

大和政権の勢力拡大と古墳の関係について考えた話です。 謎の四世紀だから 古墳時代 副葬品から 中期になると 謎の四世紀だから 前回の記事では、大和政権がどのように全国に勢力範囲を拡大したのか考えてみました。 yokositu.hatenablog.com 大和政権の勢力…

大和政権の勢力拡大の実際

大和政権の勢力拡大の実際について考えた話です。 前回の話 武力によるものだったのか それに代わるものは 前回の話 前回の記事は、大和政権が最終的に全国に勢力範囲を拡大した要因についてでした。 yokositu.hatenablog.com 熊野の勢力の応援があったとは…

大和政権の勢力拡大の要因

大和政権の勢力拡大の要因について考えた話です。 前回までの話 東征(東遷)はしたが それ以前に 大陸の人間を採用したから 前回までの話 前回まで神武東征について考えてきました。 yokositu.hatenablog.com 本ブログでは、神武東征の話は邪馬台国の東遷を…

神武東征と邪馬台国東遷・後編

神武東征と邪馬台国東遷につい考えた話・後編です。 疑問と回答 吉備の時点で 紀伊半島は回らなかった 熊野を無視は出来なかった 疑問と回答 前編、中編と、邪馬台国東遷を基にしたと考えている『日本書紀』神武東征の疑問点についてみてきました。 yokositu…

神武東征と邪馬台国東遷・中編

神武東征と邪馬台国東遷につい考えた話・中編です。 少数で吉備を目指して 神武東征経路 色々と疑問が 紀伊半島を回る 東から攻めるということであれば 少数で吉備を目指して 前回の記事では、神武東征の話から、邪馬台国東遷の規模と目的地について考えまし…

神武東征と邪馬台国東遷・前編

神武東征と邪馬台国東遷につい考えた話・前編です。 神武東征と邪馬台国東遷 やはり一部の者だけが どこへ向かっていたのか 吉備の対応 神武東征と邪馬台国東遷 本ブログでは、九州宇佐にあった邪馬台国が、畿内に東遷して大和政権となったという立場をとっ…

前方後円墳再考

前方後円墳について改めて考えてみた話です。 全ては古墳時代の話 古墳時代と言えば前方後円墳だが 前方後円墳はオマージュ 九州で始まったかも 全ては古墳時代の話 前回までの記事で、九州にあった邪馬台国とそれを共立した国々が、畿内に東遷した勢力と球…

邪馬台国から白村江の戦いまで概要・後編

現状私の考える、邪馬台国から白村江の戦いまでの大まかな流れの話・後編です。 分かれた後 九州に残った勢力は 畿内の大和王朝は 遣隋使、遣唐使、そして白村江の戦いへ 分かれた後 前回は、九州の邪馬台国が、畿内と九州に2つの勢力に分かれるまでを考え…

邪馬台国から白村江の戦いまで概要・前編

現状私の考える、邪馬台国から白村江の戦いまでの大まかな流れの話・前編です。 白村江の戦いまでは 始まりは邪馬台国 邪馬台国はどうなったのか 全てが東遷したわけでは無い 白村江の戦いまでは ここしばらく、遣隋使から遣唐使、白村江の戦いまでの歴史に…

白村江の戦いへの道疑問考

白村江の戦いに至るまでの道に関する疑問について考えた話です。 前回の話 守るという選択肢も 何が急がせたのか 影響力は低かった 前回の話 前回は、白村江の戦いに至るまでの背景について考えてみました。 yokositu.hatenablog.com 日本国-百済、倭国-新…

白村江の戦いへの道背景考

白村江の戦いに至るまでの背景について考えた話です。 前回の話 当時の朝鮮半島、日本 百済が滅亡して 前回の話 前回は、白村江の戦いに至るまでの経過について考えてみました。 yokositu.hatenablog.com 白村江の戦いが、『日本書紀』にあるような単なる友…

白村江の戦いへの道考

白村江の戦いに至るまでについて考えた話です。 前回の話 白村江の戦い 斉明天皇は九州で亡くなった 九州には別勢力が 前回の話 前回は、遣唐使について考えてみました。 yokositu.hatenablog.com 唐の歴史書『旧唐書』には、「倭国」と「日本国」という個別…

遣唐使考

遣唐使について考えた話です。 前回の話 小野妹子以降も 『旧唐書』には2つの国が 使節に関する記述 派遣の年号を見ると 前回の話 前回は、小野妹子について考えてみました。 yokositu.hatenablog.com 遣隋使が大和政権に派遣されたのではなく、九州に拠点を…

小野妹子考

小野妹子について考えた話です 日本書紀の遣隋使は 裴世清が来たので 小野妹子は 日本書紀の遣隋使は 前回までの話は、中国の歴史書『隋書』の記述によると遣隋使は、一般に考えられているように時の大和朝廷が派遣したものではなく、九州の地の王が派遣した…

遣隋使再考(納得編)

遣隋使について考え直した話(納得編)です。 前回とその前の話 遣隋使は九州から来た 王は男性 聖徳太子が王なのか 阿蘇山も 前回とその前の話 前回は、遣隋使に関する中国側の記録である『隋書』「東夷傳俀國傳」(以下「俀國傳」)の「俀國」という名前に…

遣隋使再考(俀國編)

遣隋使について考え直した話(俀國編)です。 前回の話 「俀國」について 「俀國」と称していた? 「俀」の意味から考えると 前回の話 前回の話は、遣隋使について改めて考えてみたものでした。 yokositu.hatenablog.com 遣隋使に関する中国側の記録である、…

遣隋使再考

遣隋使について考え直した話です。 遣隋使とはなんだったのか 『隋書』の記述 畿内というには無理が 遣隋使を送ったのは 遣隋使とはなんだったのか 遣隋使については、以前の記事で一度考えています。 yokositu.hatenablog.com 仏教の効力に疑問を抱いた聖徳…