感染拡大防止のための接触者特定の方法について考えた話です。
パンデミック
とうとう、パンデミックが宣言されてしまいました。
明らかに近所でも、日中に外に出ている人が、減ったように思います。
特に、休日でも、子供が遊んでいません。
そんな中で、最近クラスターと言う言葉を、よく聞くようになりました。
水際での阻止が失敗に終わり、現状はクラスターを対象に、接触者の特定と経過観察を行う事により、クラスターレベルで封じ込めようとしているようです。
もっとも、クラスター以外にも、感染者は出ているのは事実で、心配なところではありますが。
これまでは、クラスターと言われて思い浮かぶのは、原子の塊とか、星団とか、ハードディスクの記憶領域だとかだったのですが、感染者集団(専門的には、単純な集団を指すのではないようですが)という意味が追加されてしまいました。
こういった事も含めて、以前にも書いたように、感染症について、日頃から、関連する情報を常識のレベルにしておく必要があると、改めて思いますね。
接触者特定
水際にしろ、クラスターにしろ、それ以外にしても、その拡散防止対策の方法は、感染者の特定と、その人との接触者の特定が、基本的な手段となります。
感染者の特定に関しては、今のところ、PCR検査によるしかないので、その体制を整えるのを、頑張ってもらうのに尽きると思います。
それに対して、接触者の特定に関しては、ニュースなどを見聞きする限りでは、感染者から、直近の行動を聞き取って、その立ち回り先を中心に調査するという方法で行われているようです。
まあ、普通に考えてそれ以外に方法が無いと言えば、無いわけですが。
何か、もうチョット効率的な方法が無いでしょうか。
GPS追跡アプリ
結局のところ、接触者の特定と言うのは、感染者と接触者が、ある特定の時間と場所に、同時に居たことが有るかどうかを、確認するのが基本な訳です。
これに対して、現在、スマートホンのアプリとして、GPS追跡アプリという種類のアプリが、いくつか存在します。
スマートホンのGPS機能を使って、そのスマートホンの存在する場所を特定出来るというものです。
自分以外の人のスマホに、勝手にインストールして、その人の行動をチェックしようとして、問題になったりしているあれです。
ちなみに、勝手にアプリをインストールするのは、れっきとした違法行為ですので、気を付けましょう。
位置と時間を記録
これを、位置だけでなく、時間も同時に記録しておくようにすれば、感染者のそれと突き合わせることに拠り、接触したかどうかが、チェック出来そうです。
勿論、普通これらのデータが全く一致する事は無いので、場所、時間共に、一定の範囲にあるかどうかをチェックする形に成るでしょう。
勝手にチェックされるのは怖いので、各自のデータは、スマホの中に保存する形として、外部からのアクセスは出来ないようにします。
後は、感染者のデータを公表することにして(どこまで公表するかは、検討の余地が有りそうです)、それに対して、各自がスマホ内のデータでチェックをする形とします。
その上で、チェックで可能性が出た人が、連絡をする形にすればいいのではないかと思います。
記憶に頼らなくても良いので、正確性も向上すると思うのですが。
最後は、ネットで拾った話を。
イタリアでは、挨拶のハグやキスの習慣が、感染拡大の一因だと考えられているようで、ならば、代わりの挨拶は、これが良いんじゃないかと言う話です。
皆様にも、長寿と繁栄を!
引用元:長寿と繁栄を〜iOS 8.3の隠し絵文字でバルカン式挨拶を入力する方法
ではでは