防災をコンテスト化してはどうかという話です。
防災関連の情報が多いが
気が付くと、このブログで、結構多く防災関連の記事を書いています。
やはり、近頃の災害の発生状況が、これまでの常識では考えられない様相を呈して、衝撃的なのが原因でしょうか。
ネット上を見ても、結構多くのサイトで、防災関係の情報が見られます。
NHKも、一週間ぶち抜きの防災関連番組を放送したりしています。
が、その割に、世間で議論が活発になったという気配は有りません。
自分自身に降りかからないと
一つには、自ら被災しないと、どうしても他人事で、自分は大丈夫と言うバイアスがかかりやすいという事が有ると思います。
もう一つには、どうしても、防災関連のものは、現在の経済システムには乗り辛いと言う側面も大きいと思います。
天災のように不定期で起こるものを対象にして、儲かるかどうか分からないものを、率先して行い難いのは、致し方が無い訳で。
かといって、風水害、地震などの天災は何時か必ずやって来ることは明らかなわけです。
公的なコンテストを
こういう時こそ、公的な力を発揮させる時ではないでしょうか。
もちろん、政府を始め、各レベルの公的機関でも、諮問会議等を含め、様々に検討をしているとは思いますが、全ての点に渡って、検討を尽くすことは、困難でしょう。
三人寄れば文殊の知恵ではないですが、もっと、国を挙げて、英知を結集出来ればと思うのですが。
そこで、防災に関する公的なコンテストを開くというのはどうでしょうか。
国の、防災担当大臣の主催で行う事にします。
洪水対策、防振対策、防火対策、非常食、避難所関連、等々あらゆることを対象に、大々的にアイデアを募るのです。
なるべく細分化された具体的なテーマにして、アイデアを出しやすい形態にします。
一度限りでは、すぐに忘れさられるので、毎年行います。
賞金も、奮発することにして、とにかく盛り上げます。
得られたアイデアを基に
こうすることに拠り、個々のアイデアが、より広く知られることになり、国をはじめとする、現行の政策との優劣も議論されるようになるはずです。
その上で、政策の裏付けを持って、コンテストで得られたアイデアを実行に移すことを検討します。
政策の裏付けと言っても、全てに予算を付ける必要はなく、法制化、規格化するだけでも、民間で事業化し易くなるわけですから、様々な方策が考えられると思います。
さらに、国が行わなくても、民間で事業化出来るものも出て来ることが期待できます。
コンテストをやれば、全てを確実に防げるという保証はないわけですが、出来る限りのことはしておきたいですからね。
ではでは