スバル360という車に関する話です。
スバル360
スバル360という車が有りました。
こんな車です。
画像引用元:スバル・360 - Wikipedia
富士重工業株式会社(現在の株式会社SUBARU)が、1958年に発売した車ですが、今でも現役のものが有るようです。
残念ながら、時代がチョットずれていたので、所有したことは無いのですが、気になった車でした。
概要
スバル360の360は、エンジンの排気量から来ています。
そう、360ccという、今から考えるとバイクのような排気量です。
排気量だけでなく、エンジンの形式も、2ストローク2気筒空冷という、バイクのようなエンジンでした。
車体の大きさも、全長×全幅×全高(mm)=2995×1295×1335とコンパクトなものでした。
一応4人乗りですけども、実用的には、両親と子供二人が乗る、ファミリーカーと言う感じだったと思います。
というか、当時の軽自動車の規格に入るように、この排気量、サイズだったのですけどね。
ただし、規格としての全高の上限は、2000mmだったようですけど。
ちなみに、現状の軽自動車の規格は、排気量660cc、全長×全幅×全高(mm)=3400×1480×2000と、一回り大きくなっています。
また、車両重量は385㎏しか有りませんでした。
この軽さには、車体の構造に、フルモノコック構造を採用していることが大きく貢献しています。
これは、富士重工業の前身である、中島飛行機が、七式や一式(隼)などの戦闘機を開発した経験を生かしたものとなています。
デザインを生かして
と、好きに任せて、色々書いてきましたが、スバル360の最大の特徴は、何といっても、一度見たら忘れない、そのスタイルにとどめを刺すでしょう。
何とも言えない愛らしさから、当時は、VWの「ビートル(カブト虫)」に対して、「てんとう虫」とも呼ばれたようです。
とは言え、残念ながら、1970年の生産終了を最後に、その特徴的なデザインを継ぐ車は、出て来ていません。
ビートルやミニクーパーに、比肩出来るデザインだと思うんですけどねえ。
スバル360のデザインを復活してくれませんかね。
とは言っても、現状の軽自動車のジャンルでは、厳しいものが有ると思うので、もうすぐその時代がやって来そうな、電気自動車として蘇らせるというのはどうでしょう。
360は上記したように、排気量ですが、もうすでに「スバル360」自体が、名称として認知されていると思うので、名前は「スバル360E」で決まりでしょう。
街乗りにはちょうどいいんじゃないかと思うんですが。
ではでは