横から失礼します

時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

防災コンテスト

 防災をコンテスト化してはどうかという話です。

 

 

防災関連の情報が多いが

 気が付くと、このブログで、結構多く防災関連の記事を書いています。

やはり、近頃の災害の発生状況が、これまでの常識では考えられない様相を呈して、衝撃的なのが原因でしょうか。

ネット上を見ても、結構多くのサイトで、防災関係の情報が見られます。

NHKも、一週間ぶち抜きの防災関連番組を放送したりしています。

が、その割に、世間で議論が活発になったという気配は有りません。

自分自身に降りかからないと

一つには、自ら被災しないと、どうしても他人事で、自分は大丈夫と言うバイアスがかかりやすいという事が有ると思います。

もう一つには、どうしても、防災関連のものは、現在の経済システムには乗り辛いと言う側面も大きいと思います。
天災のように不定期で起こるものを対象にして、儲かるかどうか分からないものを、率先して行い難いのは、致し方が無い訳で。

かといって、風水害、地震などの天災は何時か必ずやって来ることは明らかなわけです。

公的なコンテストを

 こういう時こそ、公的な力を発揮させる時ではないでしょうか。

もちろん、政府を始め、各レベルの公的機関でも、諮問会議等を含め、様々に検討をしているとは思いますが、全ての点に渡って、検討を尽くすことは、困難でしょう。

三人寄れば文殊の知恵ではないですが、もっと、国を挙げて、英知を結集出来ればと思うのですが。

そこで、防災に関する公的なコンテストを開くというのはどうでしょうか。

国の、防災担当大臣の主催で行う事にします。

洪水対策、防振対策、防火対策、非常食、避難所関連、等々あらゆることを対象に、大々的にアイデアを募るのです。
なるべく細分化された具体的なテーマにして、アイデアを出しやすい形態にします。

一度限りでは、すぐに忘れさられるので、毎年行います。

賞金も、奮発することにして、とにかく盛り上げます。

得られたアイデアを基に

 こうすることに拠り、個々のアイデアが、より広く知られることになり、国をはじめとする、現行の政策との優劣も議論されるようになるはずです。

その上で、政策の裏付けを持って、コンテストで得られたアイデアを実行に移すことを検討します。
政策の裏付けと言っても、全てに予算を付ける必要はなく、法制化、規格化するだけでも、民間で事業化し易くなるわけですから、様々な方策が考えられると思います。

さらに、国が行わなくても、民間で事業化出来るものも出て来ることが期待できます。


 コンテストをやれば、全てを確実に防げるという保証はないわけですが、出来る限りのことはしておきたいですからね。


ではでは

 

東京外国語大学言語モジュールでディクテーション

 ディクテーションを行うのに、東京外国語大学言語モジュールが便利だと言う話です。

 

 

ディクテーションに興味はあるが

 下手の横好きで、その学習がほとんど趣味になっている、私の英語ですが、中でもひどいのがリスニングです。

まあ、いやになるほど聞き取れません。

リスニングの勉強法については、いろいろ言われていますが、以前から気になっていたのが、ディクテーションです。

ご存知のように、音声を聞いて、内容を書き取っていくというものです。

この方法を始めて知った時には、これだと思って、やってみたんですが、これが笑っちゃうほど出来ない。

ただ出来ないだけでなく、方法としては、一文章ずつ再生を止めて、聞き取れなかった場合は巻き戻してもう一度、のようにして行う訳ですが、これが面倒くさい。
特に一文章分を巻き戻すのが、なかなか難しい。

という訳で、興味はあっても、やっていなかったのですが、最近これはと言うものを見つけました。

東京外国語大学言語モジュール

 それは、東京外国語大学言語モジュール(TUFS言語モジュール)と言うものです。

 

TUFS言語モジュール
東京外国語大学21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」)

http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/


TUFS言語モジュール自体は、「21世紀COEプログラム」と言う、文部省の 助成金制度による研究の成果を公開しているもののようです。

リンク先を見てもらうと分かるように、27言語!!が学習出来るようになっています。
レベルとしては、中学英語程度となっているようです。

考え方としては、基本となるシステム(これをモジュールと呼んでいる)を構築して、その上に各言語のデータを実装するという形を取っているようです。

やる気になれば、27言語の学習が出来るわけです。
ただ、言語によっては、部分的な実装にとどまっているものも有るようですが。

TUFS言語モジュールでのディクテーション

 この中で、ディクテーションに関しては、会話モジュールの中にそのものずばりのパート(「学習モデル」と呼んでいる)が有ります。

TUFS言語モジュールのtop から、英語を選び、その会話モジュール内の「学習者用 Tufs kids」を選びます。
左側の「学習モデル」から、「ディクテーション」を選ぶと、次のような画面になります。

f:id:t_arata:20191216210419j:plain

会話の場面を選べるようになっています。
つまり、場面ごとの会話例も学習出来ることになります。
それぞれ、30から40秒程度の会話となっています。

例えば、「いくらかたずねる」を選ぶと、次のような画面になります。

f:id:t_arata:20191216210541j:plain

この動画の内容について、学習することになります。

左側の選択肢から、「Model 3-5 聞き取って書き取ろう」を選ぶと
次の画面になります。

f:id:t_arata:20191216210644j:plain

画面中のスピーカーマークをクリックすることに拠り、上の動画の会話を、一文ずつ再生出来、好きなだけディクテーションが出来ます。

巻き戻す必要などは全くないので、効率的に学習が出来そうです。


 今回はディクテーションの話でしたが、TUFS言語モジュールそのものに関して言うと、発音、文法、語彙、会話と一通りそろっているので、英語の再入門には、これだけで十分という気もします。
あとは、実践あるのみだよ、俺。


 ではでは

 

 

ドローンに載せれば

 消火にドローンを利用したらと言う話です。

 

 

災害時の消火は困難

 前回の記事で、災害時の防火対策として、炎の熱で割れて消火剤の出るタイプの消火器具を、全ての部屋に設置してはどうかと言う話をしました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

そうはいっても、100%設置が出来るわけでもないでしょうから、完全に出火を防ぐことは出来ないと思われるので、災害時の消火の困難な状況を、何とかしなければいけない事に変わりは有りません

インパルス消火銃

 関連する情報を調べているときに、興味深いものに行き当たりました。
それが、「インパルス消火銃」と言う消火用の機材です。

こんなものです。

f:id:t_arata:20191212200013j:plain

画像引用元:熊本市まなぼうさい 熊本県|サッシ・インプラスのご相談はLIXIL FC マドリエ

空気ボンベと水の容器と銃身(?)からなるもので、圧縮した空気の力で水の塊を噴霧状に発射し消火するというものです。
12回ほど、発射出来るようです。

こんな使い方をします。


消防・インパルス銃の訓練消火

なかなかすごいですよね。

これとバイクを組み合わせて、機動的に消火活動を行う、と言ったことも考えられているようです。

ドローンに載せれば

 これの水を、前回の話の消火剤と入れ替えて、ドローンに載せるというのはどうでしょうか。

「インパルス消火銃」の重量は水も含めて約25kgらしいですが、最近は、人を載せるドローンも開発されているので、問題ないでしょう。

人が乗る訳ではなく、遠隔操縦により、運用する形態を考えます。

発射時の反動が大きそうですが、アパッチ等の攻撃用ヘリコプターが、機関砲を撃ったりしているので、飛行制御によって何とかなりそうです。

ドローンに載せることに拠り、大規模災害時などに、消防車が近づけないような状況でも、空から接近が出来ることになります。

空気ボンベ、消火剤の容器、ドローンのバッテリーを交換可能な設計にすれば、これらを複数準備しておくことに拠り、多数の対象に対しても対応が可能になります。

また、はしご車では対応できない、高層建築での火災にも対応が出来ます。

遠隔操縦なので、危険物が有るような、消防士が入れないような現場にも、アプローチが可能でしょう。

設計によっては、消防署から飛び立って、現場に直行するというような運用も可能かもしれません。

コスト的にも、一台2~3000万円ぐらいらしい消防ポンプ車に比べ、安価に調達できることが期待できます。


 当然、このシステムだけで全てに対応出来るわけではないので、現状の装備も必要なことは言うまでも有りませんが、初動にはかなり威力を発揮するのではないでしょうか。


ではでは

 

 

災害時の防火対策

 地震等の災害時の防火に関する話です。

 

 

首都圏直下地震の火災被害

 NHKが、一週間ぶち抜きで、首都圏直下地震関連の番組をやっていましたが、なかなかに衝撃的な映像や情報が見られました。

前提となる、被害想定について、調べてみたら、結構すごいものとなっていました。

その中でも驚いたのが、約2万3,000人と想定される死者のうち、1万6,000人が火災によるものだという事です。
約7割が火災による死者ということになります。

出火件数は2000件と想定されており、風が強かったりする条件下で延焼する最悪の条件下では、41万棟が消失すると考えられているようです。
41万棟と言われても、全く想像が出来ません。

それに対して、消防の能力は、東京都でポンプ車が約700台程度だそうです。
そのポンプ車も、地震後の道路等の状態によっては、現場に着けるかどうかも怪しいわけで、状況は厳しいと言わざるを得ません。

やはり初期消火

 理想的には、全ての建物を耐火構造にすればいいわけですが、常識的に考えて、現実的ではありません。

となると、やはり2000件の出火地点での初期消火が重要となってきます。
最初の地点だけで消し止めれば、風が吹こうが延焼することは無く、2000件だけで済むわけですから。

そのために、防災訓練などでは、消火器の使い方の訓練などが行われています。
しかしそれも、地震直後にどこまで出来るか、自分が地震に有った時のことを思い返しても、甚だ心許ないと言わざるを得ません。

やはり、出来る限り人手に頼らない、初期消火の方法が必要だと思われます。

「ボンペット」って有りましたよね

 かなり前になると思うんですけど、「ボンペット」という、炎の熱で割れることにより消火剤が出て、それにより消火をするものを見た記憶があるんですが。

ネットで調べてみると、「ボンペット」はもう無く、「ボンブライト」になったようです。

紹介の動画が有りました。


ボンブライト|株式会社眞照

これ、なかなか良くないですか。
これを、理想的には、全ての部屋に一つずつ付けておけば、出火時点で消火できる確率が高くなるのではないでしょうか。

さらに、熱で自動的に割れるわけですから、避難して人がいなくなった後で出火しても、対応できる可能性が残ることになります。

動画で見る限り、構造的にも複雑ではなさそうですし、全ての部屋に設置することにすれば、数量も見込めるので、量産効果によりコストを下げることも可能ではないかと思われます。地震の衝撃で割れないようにする等の検討は必要でしょうが。

 消火器具として規格化をして、補助金を付けて、設置を促進するというのはどうでしょうか。


 これは、地震対策としてだけではなく、全ての住宅に普及させれば、通常の火災についても、当然威力を発揮するので、良いと思うのですけど。


 ではでは

 

 

 

逆走防止

 逆走防止に関する話です

 

 

毎日のように逆走が

 毎日のように、逆走のニュースが流れています。

多くは、高速道路や専用道路を逆走するというものですが、中には普通の道路を逆走する人もいるようで、おちおち走ってもいられないですよね。

逆走を起こしてしまう人の中には、認知能力が落ちてしまった人も少なからずいるので、完全に逆走を無くすには、自動運転を待たなければならないでしょうが、それまで出来ることは無いでしょうか。

高速道路や専用道路は

 高速道路や専用道路は、パーキングエリアなども含めて、入口と出口が決まっているので、そこで間違えると、逆走になってしまう訳です。

という事は、その入口と出口で、対策を行えば、逆走を防げることになります。

究極的には、全ての入口、出口に、ETCのゲートのようなものを設置して、反対方向からは入れないようにすればいいでしょう。

しかし、本線道路そのものはともかくとして、パーキングエリアなどの出入口すべてに設置するのは現実的ではないでしょう。

スマートインターチェンジ

 しばらく前から、一部の高速道路にスマートインターチェンジというものが設置されるようになりました。
スマートインターチェンジそのものは、パーキングエリアなどに設置される、ETC専用のインターチェンジで、従来のインターチェンジとは別に出入りが出来るというものです。

今回注目するのは、別の点です。
それは、一部のスマートインターチェンジで見られる、次のような路面塗装です。

f:id:t_arata:20191205213715p:plain

引用元:【祝開通】都内初のスマートIC「府中スマートIC」が3月7日15時にオープン - Car Watch

青地に白矢印で入口を示しています。
これを利用出来ないかと思うのです。

色分けすれば

 インターチェンジやパーキングエリアへの進入路の入口部分や、逆のインターチェンジやパーキングエリアから出るための取り付け道路の入口に、この青地に白矢印の舗装をすることにします。

そして、進入路や取り付け道路の出口部分には、白矢印のみの塗装をします。
矢印の方向は、入口の塗装の方向と同じにします。

その上で、矢印の方向に青地に白矢印から入って、白矢印から抜けるという事にします。
当然、白矢印の方向に逆らって入ることは禁止とします。

この塗装は、一般道路でも、間違って対向車線に入り込んでしまうような複雑な交差点などの、進行方向が分かりにくい箇所でも利用可能なはずです。
初めての場所でも、どう進んだらいいのか、迷う事が少なくなると期待できます。
青地に白矢印には進入できるが、白矢印には出来ないと考えればいい訳です。


 塗装するだけなので、比較的導入しやすいと思うのですが。


ではでは

 

みたび「Grease the Groove」

 「Grease the Groove」による筋トレの、その後の話再びです。

 

 

今回は結果から

 今回は、3カ月後の結果からいきたいと思います。

今回出来た回数は、74回でした。

これまでの経過は次のようになります。

スクワット経過 開始時 一ヶ月後 二ヶ月後 三ヶ月後
回数 28  37  53  74
前月比 125% 143% 139%

何処かで頭打ちになるとは思いますが、それはまだまだ先のようです。

これまでの経緯です。

yokositu.hatenablog.com

yokositu.hatenablog.com

三ヶ月やってみて

 最初の記事で書きましたが、もともと、退職後の運動不足のせいで、階段で息切れするようになり、まずいと思ったのがきっかけでした。

これに関しては、前回の記事でも少し触れましたが、いつの間にか、多少の階段では、息切れするようなことは無くなりました。

もう一つ明らかに変化が有ったのは、歩く時のスピードです。
明らかに、楽に早く歩けるようになりました。

わざわざ、「楽に」とつけたのには訳が有ります。

何年か前に、NHKの海外ドキュメンタリー番組で、103歳のおばあちゃんブロガーのドキュメンタリーを見ました。

103歳でブロガーと言うのもすでに驚きですが、それよりも驚いた点が、彼女が歩く姿でした。
背筋がピンと伸びた姿勢で、結構なスピードで歩いていたのです。
近所のお年寄りを思うと、別次元にも思える映像でした。

残念ながら、ネット上には見当たらないようなので、NHKの再放送でもあれば、ぜひ見てみて下さい。
チョット驚きですよ。

www6.nhk.or.jp

その番組を見て、チョットしてから、歩くスピードについて、早い方が長生きだったという研究結果の記事を読んだこともあり、歩くときには、意識して早く歩こうと努めていたんですが、気持ちは早っても、体がついていかないという状態でした。

それが、これも気が付くと、体がついてくるようになって、早く歩けるようになっていました。
103歳までブログ出来ますかね。

もう一つ、変化としては、ウエストが、ベルトの穴一つですが、締まりました。
一方で、体重はほとんど変わっていません。
脂肪が筋肉になったという事でしょうか。


 という訳で、あくまでも個人の見解でした。
明日からは、37回です。


 ではでは

 

予算情報のオンライン化

 公共部門の予算情報のオンライン化に関する話です。

 

 

桜を見る会

 「桜を見る会」に関しては、色々と問題になっているわけですが、その中で、費用が年々大きくなっていることも指摘されました。

それに関して、国会でも質疑が行われました。
政府側の答弁は、「実際は金属探知機などのテロ対策強化や参加者数に応じた飲食提供など、予算額を上回る経費がかかる」といったものでした。

こんなことは、質疑応答するまでもなく、予算の執行状況が分かっていればいいことですよね。
その上で、その内容の是非を問題にすればいい訳で、何に使ったのかなんてことを国会で聞かなければならないこと自体が、金と時間の無駄だと思います。

予算情報開示の現状

 現状の予算情報の開示状況をしらべてみると、一応

www.e-gov.go.jpというサイトがありました。

 

ここで、政府に関係する様々な情報にアクセスできるようになっており、その中に、予算関連の情報が有ります。

そのリンクの先は、各省庁の名前の一覧となっており、それぞれリンクが張られています。

なるほどと思うのはここまでで、その先は、各省庁の関連ページへ飛ぶだけです。

各省庁のページの内容は、縦割り行政の見本となっています。
ページの表示形式がいずれも全くバラバラです。

予算、決算に関しては、一応各省庁とも、概算要求、予算案、明細書、決算等が、PDFで上がっています。

ネット上に開示するのだから

 せっかくネット上に公開しているのだから、もうチョット使い勝手の良いものにしてはどうでしょうか。

各省庁のリンクから、各組織の各予算の明細まで、順繰りにリンクをたどっていけるようにするのです。

その先に、概算要求、予算額、決算額が有るようにします。
さらに、執行状況も、出来る限り詳細に分かるようにします。
その合計が、決算額になる訳です。
外部と契約して執行するものに関しては、契約先、金額、契約方式(入札、随意)なども載せます。
大きなものだけでなく、消耗品なども全て載せます。
とにかく全て、何にどう使ったのか、いくら収入が有ったか等を、つまびらかにするわけです。

一見すると、膨大な作業量になりそうですが、お役所仕事なので、決済が必要なはずで、その時のフォーマットも決まっているはずです。
そこで、この公開用のシステムに、データを打ち込むと決済用のフォーマットにリンクして基本的な書類が出来るようにすればいいと思います。
あとは、必要な情報を追加して書類を完成して、決済を受ければいいわけです。
この時点では、システム上は未確定状態としておき、執行されて、確定(予算案は承認)した時点で、確定フラグをオンにして公開する形にすればいいと思ます。

こうすることに拠り、開示のためだけの作業量は最小限に抑えられるはずです。
ひょっとしたら、各組織の情報を纏める作業などは、現在よりも省力化されるのではないでしょうか。

開示すると問題になる情報もあるかもしれませんが、それに関しては、国会で検討すればいいと思います。

変な事をすれば、すぐに分かることになります。
毎年随意契約で、同じ会社と契約しているとかね。


 これは、国だけでなく、ぜひとも各自治体でも行ってほしいです。
それを基に、与党はもとより、野党にも、ぜひデータに基づいた政策を語っていただきたいです。


 ではでは

 

 

 


 

英語の教育

 英語の教育に関する話です

 

 

民間試験導入の延期

 大学入試に、民間試験を導入すると言う話は、延期になりました。

中高の6年間やっても、全然使えるようにならないと、よく言われます。
それに対して、先ず入試を変えようという考えが、なんとも頓珍漢ですよね。
先ずは、カリキュラムの改善からでしょう。
そうすれば、入試がどうであろうと、使えるものは使えるわけですから。

教科書の検定制度が有り、右から左に内容を変えるわけにいかない。
教師間のレベルの差が大きい。
といった現状を踏まえて、特に基本となる、中学英語の改善策を考えてみました。

動画を作る

現行の検定教科書の、本文部分の動画を作成します。
教科書のLessonごとの動画とし、英語の字幕も入れ、さらに、一学年から三学年に向かって、会話スピードが速くなるようにします。
イメージとしては、VOA Learninng EnglishのLet's Learn English のようなものを考えています。

learningenglish.voanews.com

加えて、発音を解説した動画も作成します。

発音の教え方に関しては、音声学などの見地も取り入れ、英知を結集して、動画を見ればひとりで練習できるものを作り上げます。
習得度合いは、オンラインの音声認識(Siriのような)でチェックが出来るようにすればいいでしょう。

インターネットで配信することにして、家での予習、復習も出来るようにします。

中学での利用

 先ず、一学年の最初に、一通りの発音を、動画を見ることにより、学ぶことにします。
もし授業だけでは、ついていけなくても、ネット上に有る訳ですから、家庭で、何度でも見ることが出来ます。

その後は、各Lessonを学習している間は、毎回の授業で該当する動画を見ることと、本文の音読を行うようにします

これにより、動画を見ることにより、聞くことと読むこと(字幕を読みながら見るようにします)を、音読により話すことを、それぞれある程度の時間こなすようになります。
家でも、同じことを繰り返せば、卒業までにかなりの時間を積み上げることが出来ることになります。

やることが決まっているので、どう勉強したらいいのか分からないといったことは、無くなることになるので、学習のハードルが低くなることが期待できます。

加えて、以上の事は、動画をベースに行うので、教師のレベルには関係なく行えるところがミソです。
それどころか、教師も、同じように動画を見聞きする訳ですから、一部教師の能力向上も見込めるかもしれません。

教師には、文法を中心に教えてもらうことにします。

一般人の利用

 せっかく、改善するので、学生以外にも利用出来るようにすることにしたらどうでしょうか。

動画の作成は、国が税金を使って行う事にします。
そして、インターネットでの配信を、一般にも公開するのです。
そうすることにより、誰もが利用できる、英語学習のベースが出来ることになります。

以前の記事で、中学英語ベースの参考書について書きました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

この参考書を、教科書の替わりに使って、中学生と同じ様に、発音から始めて、動画を利用します。

あとは、上の記事の中でも書いたように、文法も同時に学ぶことができますし、瞬間英作文、シャドーイングなどを組合せることも出来ます。


 小学校も英語の授業が始まるようですが、まあ、英語が嫌いにならない程度でいいんじゃないでしょうか。


 ではでは

介護用の補助機器に関して

 介護用の補助機器の開発についての話です。

 

 

色々開発が進んでいるようですが

 介護用の補助機器に関しては、力仕事の軽減をはかるパワーアシストスーツや、ベットからの上げ下ろしを自動で行うロボットアームなどの、介護者の負担を軽減するものを中心に開発がされている印象があります。

もちろんこれらの機器も、必要で有ることに異論はありません。

しかしながら、もう少し違った観点からの開発も必要ではないかなと思っています。

被介護者の気持ちは

 私の母は、もう亡くなってしまいましたが、最後は要介護状態で、諸事情により、施設に入所してもらいました。

施設では、非常に良くしてもらいましたが、その時の経験をもとに、非介護者の気持ちについて、少し分かる点が有ります。

それは、自分の体の調子が悪いことは理解していても、これまで一人で出来たことが出来ないのが、歯がゆいという事です。
その結果、介護してもらう人にやってもらう訳ですが、そのことが、分かってはいても、精神的な負担になるようなのです。

出来る限り自分で

 こういった事を考えると、介護用の補助機器の開発の方向性として、もっと、被介護者本人が一人で出来るようにすることを補助するものを開発するべきだと思うのです。

パワーアシストスーツも、非介護者が使って、歩いたり、色々な作業が出来るようなものを開発するとか、ベットの昇り降りも一人で出来るようなもの(具体的には、すぐには思い付きませんが)といった具合に。

被介護者が、ちょっとしたことでも、自分で出来るようになれば、母の時の経験からいっても、生きる意欲が違うと思います。
多少使いこなすのに努力が必要でも、そのこと自体が、意欲を引き出すという事も有るのではないでしょうか。
被介護者本人も、出来る限り自分でやるという意欲が湧くはずです。

また最近の政府の考え方は、なるべく各家庭で介護をするという方向に向かっているようですが、その場合にも、これらの機器が有れば、介護する家族にも余裕が出来るはずです。
 

 各家庭で介護という考え方に関しては、被介護者の気持ちを考えると、出来るだけ自宅にいたいという観点からは、分からないではないですが、核家族化が進んだ現状では、その負担に耐えられる家庭は、それほど多くは無いと思うんですけどね。


 ではでは

 

 

倒木対策に専用重機を

 災害時の倒木処理に関する話です。

 

 

倒木処理が意外と大変

 台風15号の後で、ネットの一部で玉掛け」なる言葉が話題になりました。

TOKIOの城島リーダーが、倒木などの影響で電気の復旧が遅れていたことに対してコメントを求められ、倒木を撤去するにはクレーンの運転以外にも、必要な作業が有るという事について言及しました。

それが、「玉掛け」と言う作業です。

 よくTVの番組で重機を操縦する姿を見るのですが、そんな事まで知っているのかと、話題になりました。

玉掛け」とは

 玉掛け」とは、クレーンで吊り上げる時に、物をクレーンに掛け外しする作業の事を言います。
クレーンの免許とは別に、「玉掛け」の資格も必要なようです。

倒木の処理は、十中八九クレーンでの作業が必要となることになり、その時に、同時に玉掛けの有資格者も必要になることから、簡単に処理が出来ないということから、城島さんの話になったという訳です。

もうちょっと簡単に処理できないでしょうか。

フェラーバンチャー

フェラーバンチャーという重機があります。
こんな重機です。


【建機レンタル】フェラーバンチャザウルスロボ【アクティオ】

林業用に開発されたもので、立木を伐採(フェリング)し、切った木をそのまま掴んで集材に便利な場所へ集積(バンチング)する自走式機械で、フェラーバンチャーという訳です。

素人考えですが、これが有れば、倒木処理にクレーンと「玉掛け」はいらないのではないでしょうか。
しかも通常のバックホウのように使う事も可能なので、災害時には利用範囲が広いと思われます。

その辺に有るわけではないので

 あくまでも林業用に開発された重機なので、普通の土木会社に有ることは、通常期待できません。

自衛隊に装備することも考えられますが、それだけで全てを賄う事は難しいと思われます。

実は、フェラーバンチャーは「高性能林業機械」と呼ばれているものの一種になります。
高性能林業機械」は、「2つ以上の仕事を一つの工程の中でできる機械」という定義で、これまで人手で多くを行ってきた作業を、効率化するものと位置付けられているものです。
林野庁も、これらの機械を導入することに拠り、林業を産業として再生することを目指しているようです。

そこで、フェラーバンチャーの導入に補助を付ける代わりに、災害時の動員を取り決めておくというのはどうでしょうか。

林業の再生の一助にする事と災害対策が同時に出来て、一石二鳥だと思うんですが。


 実は、林業の再生そのものが、山林の保全につながるので、災害対策にもなるんですけどね。


 ではでは。

電柱の被災状況の確認

 災害時の電柱の被災状況の確認方法に関する話です。

 

 

台風15号による停電の被害

 台風15号による停電の被害に関しては、復旧が難航しました。

その理由に関しては、様々有ると思われますが、倒木が多く発生して、それが障害になっているという事も、大きかったようです。
また、数多くの電柱そのものが倒壊したことも、原因のひとつのようでした。

停電発生場所まで、復旧担当が到着しても、倒木や倒れた電柱の処理が出来る人員が必要なことが分かり、その手当てに時間がさらに掛かるといったことが発生したようです。

停電位置の把握だけでは道半ば

つまり、停電位置だけでなく、倒木等の停電発生状況も含めた、全体像の確認が必要という訳です。

前の記事で、電柱をスマート化することで、電柱単位での停電位置の把握が出来るんじゃないかと言う話をしました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

この方法では、停電の位置は把握できますが、その状況までは分かりません。

状況の把握方法についても考えてみました。

状況の把握は画像で

 もはや、必須といってもいいカーナビですが、これに使われているのがGPSです。
人工衛星からの電波を受けて、現在位置を知るためのものですが、現行のGPSは、数メートル前後の誤差が避けられません

これを補完するものとして、準天頂衛星システムというものが有ります。
GPS用の人工衛星に、さらに衛星を追加して、誤差を減らそうというもので、日本も「みちびき」という名で打ち上げでいます。
このシステムを使うと、誤差が数センチのレベルになるようです。
その精度を利用して、全自動の農業用トラクターなどが研究開発されています。

これをドローンに利用にすれば、個別の電柱の被災状況を、画像で確認することが出来るのではないでしょうか。

事前に、各電柱の位置を、GPSで測定して、データベース化しておきます。
停電発生時に、発生が確認された電柱の位置データをドローンに転送
その位置情報を基に、当該地域で数センチの誤差による自動飛行をすることにより、各電柱の画像情報を収集します。

後は、その情報を基に、人員と機器の運用を行えばいいわけです。
復旧までの見積りも、精度が上がることが期待できます。


 とはいっても、最後に物を言うのは、実際に作業を行う人なんですけどね。
雨の中を作業しているのを見たりすると、仕事とはいえ、頭が下がります。
本当にご苦労様です。


 ではでは

電柱のスマート化

 電柱をスマート化してはどうかと言う話です。

 

 

電柱単位の停電は分からない

 良くTVで、電力会社の送電を管理するコントロールルームの様子が紹介されることが有ります。
壁に、電気の送電網が表示されいて、どこで問題が発生しているか、確認して、それに対応する、なんていう場面が流れたりしますよね。

残念ながら、そういったレベルでコントロールしているのは、鉄塔を使って送っているような電気で、街中の個別の電柱のようなものまでは分かるようにはなっていないようです。

通常は、どこかで停電が発生すれば、利用者等から情報が入るので、それに基づいて、社員が現地に赴いて確認の上、必要な人員、資材を手配して復旧させる、といった手順を取る訳です。

しかし、今年の台風15号による千葉の被害のように、広範囲に多発し、電話等の連絡手段も失われた場合には、初動の確認自体が難しいことになります。

個別の電柱レベルでの停電を、検出出来ないでしょうか

スマートメーター

 我が家もそうですが、皆さんの家でも、電気のメーターがスマートメーターになっているところが多くなってきたと思います。

このスマートメーター、様々な機能が有るようですが、簡単に言えば、電力会社に、自動的に電気使用量を送ることが出来るようになっており、従来行われていた、人手による検針が必要無くなるというものです。

従来の人手による検針は月に一回でしたが、スマートメーターは、30分に一回、使用量を電力会社に送っているようです。

この、スマートメーターの機能を、個別電柱の停電の検出に使う事を考えてみました。 

電柱のスマート化

 各家庭だけでなく、電柱にもスマートメーターを付けることにします

ただし、各電柱の電気使用量を量る必要は当然ないので、電力使用量を測定する機能は必要ありません。
つまり、30分に一回、電力会社に電柱のID等を送る機能のみを持ったものを、つければいいことになります。
また、電力量を測らないことから、計量器ではなくなるので、計量法による一定期間での取り換えも、必要ないことになります。
したがって、比較的コストも低くなることが期待できます。

こうすることに拠り、電力会社には、30分に一回、全電柱のIDが送られてくることになります。

停電時には、あたり前のことですが、電気が来ていないことになります。
すると、スマートメーターも動かないことになり、IDが送られないことになります。
あとは、電柱のデータベースを作っておけば、IDが送られてこない電柱、すなわち停電が発生している電柱が特定できることになります。


 もっとも、このままでは、倒木や電柱そのものの倒壊といったことまでは分からないんですけどね。


 ではでは

 

 

水没した車からの脱出

 水没した車から脱出する方法に関する話です。

 

 

水没時に脱出するのは

 TVで、車が水没してしまった時の対処法に関する番組を見ました。
 
驚いたのは、60センチ程度の水で、ドアが開けにくくなるという事でした。
思っているよりも、水の圧力は大きいという事のようです。

それで、パニックになったりしていると、車内に水が入ってきて、パワーウインドウの電源がやられて、窓からの脱出も出来なくなる可能性が大きいようです。

それでも、そのまま待っていれば、水が入り続け、外の水位と同じレベルになった時点で、水の圧力が無くなり、ドアが開けられるようになり、脱出が出来るようです。
ただし、それまでに、車が完全に水没してしまう可能性が有ることは、考えなければなりません。

窓のガラスを破るには

そこで残る手段は、何らかの方法で、窓のガラスを破って脱出するという事で、番組では、いくつかの方法を実際に試していました。

小銭をレジ袋に入れたもの(簡易版ブラックジャックという訳です)、傘の先、ヘッドレストを支えている棒の部分、車のキーなどで試みていました、

その結果は、いずれも失敗と言う結果でした、
意外と、窓のガラスは丈夫なのです。
まあ、簡単に割れるようでは、事故の時とか、防犯の観点からも問題ではあるんですが。

なかなか、車内に通常有るものでは割れず、結論としては、そのために作られた「緊急脱出用ハンマー」を使う、ということでした。

「緊急脱出用ハンマー」はこんなものです。

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引用元:100円ショップ「セリア」の緊急用ハンマー

装備しましょう

 最近の雨の降り方を見ていると、一つ用意しておいた方が良いかもしれません

ところで、上の画像のハンマーは、百円ショップのものです。
その程度で入手できるものな訳ですから、自動車メーカーは、標準装備にしてもいいのではないでしょうか。

入手するにしても、標準装備にするにしても、必要な時に限ってどこに行ったか分からないということは有りがちです。
マーフィーの法則から言っても、必ず無くなります。

そこで、チョット発想を変えて、無くならないところに装備することにするのはどうでしょう。

もう一度、画像を見てもらうと、ハンマーの先端が、円錐状になっていることが分かると思います。
このとがった先端に、力が集中することに拠り、ガラスが割れるという事のようです。
つまり、同じような円錐状の形状が有ればいいことになります。

そこで、上述した番組で試していた、ヘッドレストを支える金属棒の先端を円錐状にしておくのです。
または、シフトレバーを、ねじ込み式にして、その先端を円錐状にするのです。
その他にも、組み込めるところが有るかもしれません。
とにかく、通常は外さないような部分に組み込めば、いざと言うときに無いという事は防げます

これらを、標準とすれば、いざとなった場合には、探し回らなくてもこれらを使えばいいことになります。


 そもそもの話として、運転席側の窓は、運転者は当然いるわけで、手も届くわけなんで、パワーウィンドウでなくてもいいような気もするんですけどね。

 

 ではでは

 

 

 

「Grease the Groove」再び

 「Grease the Groove」による筋トレのその後の話です。

理屈を調べてみました

 以前の記事で、「Grease the Groove」を一ヶ月やってみて、チョットいい結果だったと言う話をしました。

yokositu.hatenablog.com


やってみて良かっただけと言うのも、芸の無い話なので、その背景に有る理屈を調べてみました。

訳も分からずやるよりも、納得してやる方が、精神的にもいいですからね。

「Grease the Groove」の意味

 先ず、以前の記事でも少しちょっと触れましたが、「Grease the Groove」は、「機械などの溝に油を注いで滑らかに動くようにする」という事を意味しています。
調べてみると、ここでいう「機械などの溝」は、どうも神経の事を指しているようです。
で、「油を注いで滑らかに動くようにする」は、その神経の働きをよくするという意味で使っているようです。

筋トレなのに、神経とはどういう事でしょうか、この辺りにポイントが有りそうです。

筋力と神経

 筋肉は、筋繊維という単位から出来ています。
その各筋繊維に、脳から、神経を通して信号が伝わることに拠り、力が発生することになります。

しかし、私のように、運動不足だったりしてあまり使わなかったりすると、神経の働きが悪くなり、力を発生しない筋繊維が出て来るようになります。
そのため、筋力が低下することになります。

その神経を刺激して、再び働くようにすることを、「油を注いで滑らかに動くようにする」と表現しているようです。

そして、その刺激する方法が、限界の半分程度の回数の軽めの運動を、回数多く行うということな訳です。

よくある方法は

 実は、この神経系を刺激して、筋力を強化するというのは、通常の筋トレにもあります。
1回~2回しか出来ないような超高強度な運動を、3分程度の間隔をあけて数回という感じで行うようです。

これら二つの方法の違いに見られるような、筋トレは量なのか、強度なのかと言うのは、どうやら昔から議論のある問題らしくて、結論は出ていないようです。
だからこそ、両方の方法論が有る訳ですけど。

そうはいっても、私のような、そこまで真剣にやる気のない人間にとっては、日常に無理なく取り込める、「Grease the Groove」の方がいいですけどね。
何よりも、ほぼ頑張らなくてもいいのが、非常に魅力的ですから。

二ヶ月目の結果は

 さて、スクワットを、二ヶ月「Grease the Groove」で行った結果です。

今回出来た回数は、53回でした。

これまでの経過は次のようになります。

スクワット経過 開始時 一ヶ月後 二ヶ月後
回数  28  37  53
前月比   125% 143%

毎日の負担を考えると、なかなか良いんじゃないでしょうか。
気が付いたら、階段で息切れをしなくなっていました。


 三ヶ月目は、26回で継続中です。


 ではでは

八千草薫さんと言えば

 八千草薫さんに関する、私的思い出話です。

 

 

亡くなられてしまいました

 八千草薫さんが亡くなられてしまいました。

昔から、銀幕やTVで見ているので、親と同じで、いつまでもいるような気がしていて、やっぱりショックですね。

色々な番組で、追悼がされました。
ご存知の通り、様々な作品に出演された訳ですが、見た限りでは追悼番組の中では触れられていなかった作品が、私にとって、代表作となっています。

それは、東映の『ガス人間第一号』と言う作品です。

浮世離れの美しさ

 この作品の中で、八千草薫さんは日本舞踊の家元の役で、もちろんヒロインとして出演しています。

その時の彼女がこれです。29歳だそうです。

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画像引用元:ガス人間第一号 八千草薫・土屋嘉男・三橋達也 | イケてる、モノ・コト

 

作品が上映されたのは1960年のようですので、さすがにリアルタイムでは見てないはずで、後年TVで放送されたのを、見たのだと思います。
記憶では、中学生ぐらいの時だったと思うのですが、このチョット浮世離れした美しさに、こんな人がこの世の何処かにいるんだと思ったことを、今でも覚えています。
まあ、そんなときもあったという事です。

それ以来、私の中で、八千草薫さんの代表作は『ガス人間第一号』という事になっています。

ガス人間第一号

 ところで、題名がいかにも時代を感じさせる作品の『ガス人間第一号』ですが、簡単にあらすじを紹介すると、
”生体実験により、ガス状に自由になれるようになった男(土屋嘉男演)が、八千草薫さん演じる家元を助けるために、犯罪を行うが、最後には・・・。”
と言うものです。

これは、変身人間シリーズと銘打って東映が作成した三本の内の一本で、残り二本は、『美女と液体人間』、『電送人間』となります。
いずれも、科学技術により特殊能力を得た人間が出て来る作品となっています。

ちなみに、残りの二作のヒロインは、いずれも白川由美さんとなっています。
こちらは、どちらかと言えば息を呑む美しさとでもいうような感じでしょうか。
大きなお世話でしょうが。

こういった作品を

 ところで、このシリーズのようなテイストの作品は出来ませんかね。
最近のホラーとは一味違った、科学技術を絡めた、オドロオドロしい恐ろしさがあり、捨てがたいものが有ります。
何しろ、変身人間ですからね。

もっとも、『ガス人間第一号』のリメイクだけは、止めてほしいですけどね。
勝手なことを言うようですが、八千草薫さん以外の『ガス人間第一号』はあり得ないでしょう。
オードリー・ヘプバーン以外の『ローマの休日』があり得ないのと同じことです。


 八千草薫さんの御冥福をお祈り致します。


 ではでは