横から失礼します

時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

「Grease the Groove」再び

 「Grease the Groove」による筋トレのその後の話です。

理屈を調べてみました

 以前の記事で、「Grease the Groove」を一ヶ月やってみて、チョットいい結果だったと言う話をしました。

yokositu.hatenablog.com


やってみて良かっただけと言うのも、芸の無い話なので、その背景に有る理屈を調べてみました。

訳も分からずやるよりも、納得してやる方が、精神的にもいいですからね。

「Grease the Groove」の意味

 先ず、以前の記事でも少しちょっと触れましたが、「Grease the Groove」は、「機械などの溝に油を注いで滑らかに動くようにする」という事を意味しています。
調べてみると、ここでいう「機械などの溝」は、どうも神経の事を指しているようです。
で、「油を注いで滑らかに動くようにする」は、その神経の働きをよくするという意味で使っているようです。

筋トレなのに、神経とはどういう事でしょうか、この辺りにポイントが有りそうです。

筋力と神経

 筋肉は、筋繊維という単位から出来ています。
その各筋繊維に、脳から、神経を通して信号が伝わることに拠り、力が発生することになります。

しかし、私のように、運動不足だったりしてあまり使わなかったりすると、神経の働きが悪くなり、力を発生しない筋繊維が出て来るようになります。
そのため、筋力が低下することになります。

その神経を刺激して、再び働くようにすることを、「油を注いで滑らかに動くようにする」と表現しているようです。

そして、その刺激する方法が、限界の半分程度の回数の軽めの運動を、回数多く行うということな訳です。

よくある方法は

 実は、この神経系を刺激して、筋力を強化するというのは、通常の筋トレにもあります。
1回~2回しか出来ないような超高強度な運動を、3分程度の間隔をあけて数回という感じで行うようです。

これら二つの方法の違いに見られるような、筋トレは量なのか、強度なのかと言うのは、どうやら昔から議論のある問題らしくて、結論は出ていないようです。
だからこそ、両方の方法論が有る訳ですけど。

そうはいっても、私のような、そこまで真剣にやる気のない人間にとっては、日常に無理なく取り込める、「Grease the Groove」の方がいいですけどね。
何よりも、ほぼ頑張らなくてもいいのが、非常に魅力的ですから。

二ヶ月目の結果は

 さて、スクワットを、二ヶ月「Grease the Groove」で行った結果です。

今回出来た回数は、53回でした。

これまでの経過は次のようになります。

スクワット経過 開始時 一ヶ月後 二ヶ月後
回数  28  37  53
前月比   125% 143%

毎日の負担を考えると、なかなか良いんじゃないでしょうか。
気が付いたら、階段で息切れをしなくなっていました。


 三ヶ月目は、26回で継続中です。


 ではでは