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英語の教育

 英語の教育に関する話です

 

 

民間試験導入の延期

 大学入試に、民間試験を導入すると言う話は、延期になりました。

中高の6年間やっても、全然使えるようにならないと、よく言われます。
それに対して、先ず入試を変えようという考えが、なんとも頓珍漢ですよね。
先ずは、カリキュラムの改善からでしょう。
そうすれば、入試がどうであろうと、使えるものは使えるわけですから。

教科書の検定制度が有り、右から左に内容を変えるわけにいかない。
教師間のレベルの差が大きい。
といった現状を踏まえて、特に基本となる、中学英語の改善策を考えてみました。

動画を作る

現行の検定教科書の、本文部分の動画を作成します。
教科書のLessonごとの動画とし、英語の字幕も入れ、さらに、一学年から三学年に向かって、会話スピードが速くなるようにします。
イメージとしては、VOA Learninng EnglishのLet's Learn English のようなものを考えています。

learningenglish.voanews.com

加えて、発音を解説した動画も作成します。

発音の教え方に関しては、音声学などの見地も取り入れ、英知を結集して、動画を見ればひとりで練習できるものを作り上げます。
習得度合いは、オンラインの音声認識(Siriのような)でチェックが出来るようにすればいいでしょう。

インターネットで配信することにして、家での予習、復習も出来るようにします。

中学での利用

 先ず、一学年の最初に、一通りの発音を、動画を見ることにより、学ぶことにします。
もし授業だけでは、ついていけなくても、ネット上に有る訳ですから、家庭で、何度でも見ることが出来ます。

その後は、各Lessonを学習している間は、毎回の授業で該当する動画を見ることと、本文の音読を行うようにします

これにより、動画を見ることにより、聞くことと読むこと(字幕を読みながら見るようにします)を、音読により話すことを、それぞれある程度の時間こなすようになります。
家でも、同じことを繰り返せば、卒業までにかなりの時間を積み上げることが出来ることになります。

やることが決まっているので、どう勉強したらいいのか分からないといったことは、無くなることになるので、学習のハードルが低くなることが期待できます。

加えて、以上の事は、動画をベースに行うので、教師のレベルには関係なく行えるところがミソです。
それどころか、教師も、同じように動画を見聞きする訳ですから、一部教師の能力向上も見込めるかもしれません。

教師には、文法を中心に教えてもらうことにします。

一般人の利用

 せっかく、改善するので、学生以外にも利用出来るようにすることにしたらどうでしょうか。

動画の作成は、国が税金を使って行う事にします。
そして、インターネットでの配信を、一般にも公開するのです。
そうすることにより、誰もが利用できる、英語学習のベースが出来ることになります。

以前の記事で、中学英語ベースの参考書について書きました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

この参考書を、教科書の替わりに使って、中学生と同じ様に、発音から始めて、動画を利用します。

あとは、上の記事の中でも書いたように、文法も同時に学ぶことができますし、瞬間英作文、シャドーイングなどを組合せることも出来ます。


 小学校も英語の授業が始まるようですが、まあ、英語が嫌いにならない程度でいいんじゃないでしょうか。


 ではでは