横から失礼します

時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

電柱のスマート化

 電柱をスマート化してはどうかと言う話です。

 

 

電柱単位の停電は分からない

 良くTVで、電力会社の送電を管理するコントロールルームの様子が紹介されることが有ります。
壁に、電気の送電網が表示されいて、どこで問題が発生しているか、確認して、それに対応する、なんていう場面が流れたりしますよね。

残念ながら、そういったレベルでコントロールしているのは、鉄塔を使って送っているような電気で、街中の個別の電柱のようなものまでは分かるようにはなっていないようです。

通常は、どこかで停電が発生すれば、利用者等から情報が入るので、それに基づいて、社員が現地に赴いて確認の上、必要な人員、資材を手配して復旧させる、といった手順を取る訳です。

しかし、今年の台風15号による千葉の被害のように、広範囲に多発し、電話等の連絡手段も失われた場合には、初動の確認自体が難しいことになります。

個別の電柱レベルでの停電を、検出出来ないでしょうか

スマートメーター

 我が家もそうですが、皆さんの家でも、電気のメーターがスマートメーターになっているところが多くなってきたと思います。

このスマートメーター、様々な機能が有るようですが、簡単に言えば、電力会社に、自動的に電気使用量を送ることが出来るようになっており、従来行われていた、人手による検針が必要無くなるというものです。

従来の人手による検針は月に一回でしたが、スマートメーターは、30分に一回、使用量を電力会社に送っているようです。

この、スマートメーターの機能を、個別電柱の停電の検出に使う事を考えてみました。 

電柱のスマート化

 各家庭だけでなく、電柱にもスマートメーターを付けることにします

ただし、各電柱の電気使用量を量る必要は当然ないので、電力使用量を測定する機能は必要ありません。
つまり、30分に一回、電力会社に電柱のID等を送る機能のみを持ったものを、つければいいことになります。
また、電力量を測らないことから、計量器ではなくなるので、計量法による一定期間での取り換えも、必要ないことになります。
したがって、比較的コストも低くなることが期待できます。

こうすることに拠り、電力会社には、30分に一回、全電柱のIDが送られてくることになります。

停電時には、あたり前のことですが、電気が来ていないことになります。
すると、スマートメーターも動かないことになり、IDが送られないことになります。
あとは、電柱のデータベースを作っておけば、IDが送られてこない電柱、すなわち停電が発生している電柱が特定できることになります。


 もっとも、このままでは、倒木や電柱そのものの倒壊といったことまでは分からないんですけどね。


 ではでは

 

 

水没した車からの脱出

 水没した車から脱出する方法に関する話です。

 

 

水没時に脱出するのは

 TVで、車が水没してしまった時の対処法に関する番組を見ました。
 
驚いたのは、60センチ程度の水で、ドアが開けにくくなるという事でした。
思っているよりも、水の圧力は大きいという事のようです。

それで、パニックになったりしていると、車内に水が入ってきて、パワーウインドウの電源がやられて、窓からの脱出も出来なくなる可能性が大きいようです。

それでも、そのまま待っていれば、水が入り続け、外の水位と同じレベルになった時点で、水の圧力が無くなり、ドアが開けられるようになり、脱出が出来るようです。
ただし、それまでに、車が完全に水没してしまう可能性が有ることは、考えなければなりません。

窓のガラスを破るには

そこで残る手段は、何らかの方法で、窓のガラスを破って脱出するという事で、番組では、いくつかの方法を実際に試していました。

小銭をレジ袋に入れたもの(簡易版ブラックジャックという訳です)、傘の先、ヘッドレストを支えている棒の部分、車のキーなどで試みていました、

その結果は、いずれも失敗と言う結果でした、
意外と、窓のガラスは丈夫なのです。
まあ、簡単に割れるようでは、事故の時とか、防犯の観点からも問題ではあるんですが。

なかなか、車内に通常有るものでは割れず、結論としては、そのために作られた「緊急脱出用ハンマー」を使う、ということでした。

「緊急脱出用ハンマー」はこんなものです。

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引用元:100円ショップ「セリア」の緊急用ハンマー

装備しましょう

 最近の雨の降り方を見ていると、一つ用意しておいた方が良いかもしれません

ところで、上の画像のハンマーは、百円ショップのものです。
その程度で入手できるものな訳ですから、自動車メーカーは、標準装備にしてもいいのではないでしょうか。

入手するにしても、標準装備にするにしても、必要な時に限ってどこに行ったか分からないということは有りがちです。
マーフィーの法則から言っても、必ず無くなります。

そこで、チョット発想を変えて、無くならないところに装備することにするのはどうでしょう。

もう一度、画像を見てもらうと、ハンマーの先端が、円錐状になっていることが分かると思います。
このとがった先端に、力が集中することに拠り、ガラスが割れるという事のようです。
つまり、同じような円錐状の形状が有ればいいことになります。

そこで、上述した番組で試していた、ヘッドレストを支える金属棒の先端を円錐状にしておくのです。
または、シフトレバーを、ねじ込み式にして、その先端を円錐状にするのです。
その他にも、組み込めるところが有るかもしれません。
とにかく、通常は外さないような部分に組み込めば、いざと言うときに無いという事は防げます

これらを、標準とすれば、いざとなった場合には、探し回らなくてもこれらを使えばいいことになります。


 そもそもの話として、運転席側の窓は、運転者は当然いるわけで、手も届くわけなんで、パワーウィンドウでなくてもいいような気もするんですけどね。

 

 ではでは

 

 

 

「Grease the Groove」再び

 「Grease the Groove」による筋トレのその後の話です。

理屈を調べてみました

 以前の記事で、「Grease the Groove」を一ヶ月やってみて、チョットいい結果だったと言う話をしました。

yokositu.hatenablog.com


やってみて良かっただけと言うのも、芸の無い話なので、その背景に有る理屈を調べてみました。

訳も分からずやるよりも、納得してやる方が、精神的にもいいですからね。

「Grease the Groove」の意味

 先ず、以前の記事でも少しちょっと触れましたが、「Grease the Groove」は、「機械などの溝に油を注いで滑らかに動くようにする」という事を意味しています。
調べてみると、ここでいう「機械などの溝」は、どうも神経の事を指しているようです。
で、「油を注いで滑らかに動くようにする」は、その神経の働きをよくするという意味で使っているようです。

筋トレなのに、神経とはどういう事でしょうか、この辺りにポイントが有りそうです。

筋力と神経

 筋肉は、筋繊維という単位から出来ています。
その各筋繊維に、脳から、神経を通して信号が伝わることに拠り、力が発生することになります。

しかし、私のように、運動不足だったりしてあまり使わなかったりすると、神経の働きが悪くなり、力を発生しない筋繊維が出て来るようになります。
そのため、筋力が低下することになります。

その神経を刺激して、再び働くようにすることを、「油を注いで滑らかに動くようにする」と表現しているようです。

そして、その刺激する方法が、限界の半分程度の回数の軽めの運動を、回数多く行うということな訳です。

よくある方法は

 実は、この神経系を刺激して、筋力を強化するというのは、通常の筋トレにもあります。
1回~2回しか出来ないような超高強度な運動を、3分程度の間隔をあけて数回という感じで行うようです。

これら二つの方法の違いに見られるような、筋トレは量なのか、強度なのかと言うのは、どうやら昔から議論のある問題らしくて、結論は出ていないようです。
だからこそ、両方の方法論が有る訳ですけど。

そうはいっても、私のような、そこまで真剣にやる気のない人間にとっては、日常に無理なく取り込める、「Grease the Groove」の方がいいですけどね。
何よりも、ほぼ頑張らなくてもいいのが、非常に魅力的ですから。

二ヶ月目の結果は

 さて、スクワットを、二ヶ月「Grease the Groove」で行った結果です。

今回出来た回数は、53回でした。

これまでの経過は次のようになります。

スクワット経過 開始時 一ヶ月後 二ヶ月後
回数  28  37  53
前月比   125% 143%

毎日の負担を考えると、なかなか良いんじゃないでしょうか。
気が付いたら、階段で息切れをしなくなっていました。


 三ヶ月目は、26回で継続中です。


 ではでは

八千草薫さんと言えば

 八千草薫さんに関する、私的思い出話です。

 

 

亡くなられてしまいました

 八千草薫さんが亡くなられてしまいました。

昔から、銀幕やTVで見ているので、親と同じで、いつまでもいるような気がしていて、やっぱりショックですね。

色々な番組で、追悼がされました。
ご存知の通り、様々な作品に出演された訳ですが、見た限りでは追悼番組の中では触れられていなかった作品が、私にとって、代表作となっています。

それは、東映の『ガス人間第一号』と言う作品です。

浮世離れの美しさ

 この作品の中で、八千草薫さんは日本舞踊の家元の役で、もちろんヒロインとして出演しています。

その時の彼女がこれです。29歳だそうです。

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画像引用元:ガス人間第一号 八千草薫・土屋嘉男・三橋達也 | イケてる、モノ・コト

 

作品が上映されたのは1960年のようですので、さすがにリアルタイムでは見てないはずで、後年TVで放送されたのを、見たのだと思います。
記憶では、中学生ぐらいの時だったと思うのですが、このチョット浮世離れした美しさに、こんな人がこの世の何処かにいるんだと思ったことを、今でも覚えています。
まあ、そんなときもあったという事です。

それ以来、私の中で、八千草薫さんの代表作は『ガス人間第一号』という事になっています。

ガス人間第一号

 ところで、題名がいかにも時代を感じさせる作品の『ガス人間第一号』ですが、簡単にあらすじを紹介すると、
”生体実験により、ガス状に自由になれるようになった男(土屋嘉男演)が、八千草薫さん演じる家元を助けるために、犯罪を行うが、最後には・・・。”
と言うものです。

これは、変身人間シリーズと銘打って東映が作成した三本の内の一本で、残り二本は、『美女と液体人間』、『電送人間』となります。
いずれも、科学技術により特殊能力を得た人間が出て来る作品となっています。

ちなみに、残りの二作のヒロインは、いずれも白川由美さんとなっています。
こちらは、どちらかと言えば息を呑む美しさとでもいうような感じでしょうか。
大きなお世話でしょうが。

こういった作品を

 ところで、このシリーズのようなテイストの作品は出来ませんかね。
最近のホラーとは一味違った、科学技術を絡めた、オドロオドロしい恐ろしさがあり、捨てがたいものが有ります。
何しろ、変身人間ですからね。

もっとも、『ガス人間第一号』のリメイクだけは、止めてほしいですけどね。
勝手なことを言うようですが、八千草薫さん以外の『ガス人間第一号』はあり得ないでしょう。
オードリー・ヘプバーン以外の『ローマの休日』があり得ないのと同じことです。


 八千草薫さんの御冥福をお祈り致します。


 ではでは

 

 


 

避難所の基準を

 災害時の避難所の基準を作るべきだという話です。

 

 

昔からよく見る光景だが

 地震や水害が発生すると、避難所について報道されることが多くあります。

そこに映し出される光景が、昔からさほど変わっていないような気がするのですが。
体育館などの板張りの上に、ブルーシートのようなものを敷いただけで、雑魚寝と言ってもいい状態で過ごしている光景を、よくみますよね。

上皇上皇后両陛下が慰問された時などにも、避難所の床に座っている人達と、お話になって回られるところが、映し出されたりしますが、よく考えると、丸見えですよね。
プライバシーなんか、全く考慮されていない訳です。

一日二日ならともかく、長期間は辛いですよね。
最近は、長期間になると、仕切などが提供されるケースもあるようですが。

また、トイレ、風呂などの水回りや食事などにも、色々と問題の有ることが聞こえてきます。

国際的にみても、日本の避難所の環境は、先進国の中でも最低レベルだという指摘もあるようです。

個人的には、幸運にも、これまでのところ避難する必要に迫られたことは有りませんが、いつお世話になるかもしれない訳で、他人事ではありません。

現状はどうなっているのか

 現状、避難所に関してどうなっているのか調べたところ、内閣府が「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」と「避難所運営ガイドライン」と言うものを作っていました。

その内容に関しては、例えば同ガイドラインの中で、寝床について書かれている部分を引用すると、
”寝床については、初動は毛布や通気を確保する等、寒さ暑さの緩和に努め、次いで、マットや段ボール仕様等の簡易ベッドの導入を目指しましょう。”
と、努力目標のような書き方になっています。
あくまで、「指針」と「ガイドライン」な訳です。

これでは、避難した場所によって、生活の良し悪しに差が出ることになってしまいます。

基準を作るべき

 ここはひとつ、国が、全国共通の基準を作成すべきだと思います。

努力目標のようなものではなく、出来る限り具体的なものにします。
最低限、どんなものをどれだけ準備して、どのように運用するかを決めるのです。

その基準に満たない自治体には、補助を出すことにするか、または、国で備蓄をしておき、災害発生時に供給する形にすることにします。

いずれにしても、避難所に行けば、最低限どのような環境になるかが分かるようにするわけです。

体験してもらいましょう

その最低限のレベルを、現状よりも上げていくのはもちろん、内容に最新の知見を取り込んで、改良していくことも必要になります。

そのために、平時に、体験会のようなものを開いて、アイデアを募るというのも一法でしょう。
ぜひ、国会を始め議員の皆さんにも、体験していただくことにしてはどうでしょうか。
人間、自分の身に降りかからないと、なかなか真剣に考えないものなので。


 避難所でも、日本はここまでやるのか、と言うところを見せられませんかね。
日本全国どこに住んでいても、明日は我が身なのは確実ですからね。


 ではでは

 

 

 

ゆっくりが吉

 ゆっくりがよかったと言う話です。

 

 

 

へえーと思ったら、ゆっくりだった

 最近ネットで見かけて、へえーと思ったことがいくつかあるんですが、いずれも、「ゆっくり」がキーワードだったのです。

後で、気がついて、改めてへえーと思いました。

ひょっとしたら、どちらかと言うと、気が短いという個人的な理由かもしれないんですが、意外と「ゆっくり」することは吉なんじゃないかという事で。

掃除機はゆっくりが吉

 一つ目は、掃除機です。

なにがゆっくりかと言うと、掃除機をかけるときのスピードです。

正直そんなこと、これまで考えたことも無かったです。
なんとなく、もれなくカバーするように、かければいいと思っていました。

かけるときのスピードは、1メートルあたり5~6秒が良いという事でした。

これは結構へえーです。
自分がかけているときのことを考えると、1メートルあたり1~2秒程度だと思います。
ゆっくり過ぎて、いらいらしそうですが、これが理想らしいです。

まあ考えてみれば、ものを吸い込むのにも、ある程度の時間が必要な訳で、あまり早く動かすと、吸い込めるものも吸い込めないという事でしょうか。

ひげ剃りはゆっくりが吉

 二つ目は、電気シェーバーです。

ひげをそるときに、電気ジェーバーを動かすスピードを、ゆっくりにということです。

フィリップスの、いわゆる三つ目のシェーバーを使っています。
剃るときに、円を描くように動かすというのは分かっていたんですが、スピードまでは考えたことも無かったです。

でも、フィリップスのサイトを見ると、「小さく円を描くようにゆっくり動かす」、と有りました。
しっかり「ゆっくり」と指定されていました

へえーと思って試してみると、「ゆっくり」だと、一度で比較的よく剃れ、何度も同じところを剃らなくても良い分、かえって早く剃れるようです。

これも考えてみれば、ひげを切るにも、ある程度の時間が必要な訳で、あまり早く動かすと、切れるものも切れないという事でしょうか。

字を書くのはゆっくりが吉

 三つめは、きれいな字を書くコツです。

字を書くときに、書くスピードを、ゆっくりにということです。

いい年をして、字がどちらかというと汚くて、色々と調べて、試したりしているんですが、なかなか上手くならないのが悩みの一つです。

あるサイトで、練習してもなかなかうまくならない理由の一つに、書くスピードの速いことがある、とあって、へえーとなりました。
それどころか、「サラサラと書く」という言い方もあるように、どちらかと言えば、早く書くものだと思っていました。

確かに、いつもより「ゆっくり」書くと、ちゃんと線と線が繋がるし、字の大きさも比較的揃って、いつもより読める字になったような気がします。

それでも、ついつい早く書きたくなるんですけどね。


 これら三つを見ると、やっぱり気の短さが影響しているような気もします。
もうチョット、個人的には、日ごろから「ゆっくり」を意識すべきなのかもしれません。


ではでは

基本的な防災情報を常識に

 防災情報の在り方に関する話です

 

 

毎回同じような情報が

 大規模な災害が発生すると、様々な防災情報が流れてきます。

こういった情報を見ると、いつも思うんですが、毎回見たことのあるような内容であることが多いんですよね。
例えば、ハザードマップの話、台風の大きさと強さの話、各種警報と避難の話、等々。

まあ、自分が知っているからと言って、周りの人が全てしっているわけではないので、必要が無いとは言いませんが。

逆に言うと、毎回出て来るという事は、知っているべき基本的な情報だとも言えるわけです。

基本的な防災情報を、常識に

 この基本的な防災情報を纏めてマニュアル化するというのはどうでしょう。
現状でも各省庁や関連する組織が、それぞれ情報を発信しているとは思いますが、それらを一本化して、見通しを良くするのです。

防災訓練、報道等でも、そのマニュアルをベースに行うようにして、常に参照できるようにすることにより、常識にするのです。

内容は、時系列ベースでつくるというのは、どうでしょう。

日常、警報時、発生時、発生後と言った感じで、それぞれの状況に関連した情報を纏めます。
例えば、日常では、ハザードマップ、備蓄、非常袋等の話、警報時には、警報の種類と対応の仕方など、と言った感じになります。

特に、発生後には、避難所生活関連や、罹災証明書等の役所での手続き関係も取り入れてほしいところです。
避難所では、基本的な準備はどうなっており、どういった状況で過ごすことになるかと言ったこととか、被災後に、どういったタイミングで、どういった手続きをどこにすればいいのかと言った、平時にはなかなか分から無い情報も入れ込みます。

マニュアルを作るのは

 例えば、東京都が作った『東京防災』というものが有ります。

非常に良く出来ているんですが、当然のことながら東京という都市に合わせたものになっているのは、致し方ないところです。
だからといって、全ての自治体で、作るのも無駄が多すぎます。
やはり、こういった性質のものは、当然国が作るべきものでしょう。

最も、それぞれの自治体特有の課題もあるのは確かです。
そこで、国は共通する基本的な内容を纏め、各自治体が、それぞれに特有の部分を補って完成する形にします。

こういったものは、やはり総務省あたりかなと、思っていたら、そのためにぴったりの、防災担当大臣というポストが有るじゃないですか。

 

 防災担当大臣は、特命担当大臣で、省庁が有る訳ではないようですが、これだけ毎年のように大きな災害が発生するようになってきたり、大地震も将来必ず来るわけなので、そろそろ、防災省みたいなものが必要なんではないですかね。

 

 ではでは

 

 

 

防災用の水の備蓄

 防災用の水の備蓄に関する話です。

 

 

水の備蓄は大量

 前回の記事で、防災用の備蓄をローリングストックで行っている話をしました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

水に関しても、ローリングストックで備蓄をしているんですが、問題も有ります。
それは、備蓄しなければならない量です。

一般に、必要な水の量は、一人一日3リットルと言われています。
そのため、一週間分の備蓄をしようと思うと、一人分で21リットルとなります。
4人分だと、84リットルと結構な量になります。
2リットル入りのペットボトルだと、42本となり、6本入りの箱で7箱にもなってしまいます。

単純に言って、置く場所を確保するだけでも大変です。
また、箱買いすると、一度に有効期限も切れる訳で、無駄にすること無く入れ替えるのも、一苦労です。

備蓄用タンク

 水道の途中につないでおくことによって、水道が止まった時に供給が出来る、備蓄用のタンクは出来ないでしょうか。

イメージとしては、給湯システムのエコキュートの過熱システムの無いようなものを考えています。
エコキュートでもいいわけですけど、どうしても値段が高いですからね。
過熱システムが無ければ、ただのタンクでいいわけですから、樹脂製のタンクでも可能かもしれません。

容量は、エコキュートだと、300リットル以上あるようですから、4人でも、3週間以上持つことになります。

通常は、普通に水道として使います。
タンク内の水は、水道を使うことにより、常に入れ替わるので、きれいに保たれます。
災害などで、水道が止まった場合には、タンクにコックを付けて置き、そこから使う事になります。

そこまで大掛かりにせずに、システムキッチンの中に設置するようなものも良いかもしれません。

300リットルは無理でも、一人用の20リットルから、二人用の40リットルぐらいなら入りそうです。

この水に加えて、ローリングストックで備蓄した食品、カセットコンロとボンベが有れば、一週間の食事と飲み水は確保できることになります。


 こうすることにより、水の備蓄に関しては、日常的に考えなくてもいいことになるので、なかなかいいと思うんですけどね。


 ではでは


 
 

ローリングストックやってます

 ローリングストックに関する話です。

 災害に合われました皆様に、お見舞い申し上げます。

 

 

台風前の買い出し

 今回も、コンビニ、スーパーなどで食料品、水が売り切れていたようです。

さらに、先日の千葉でのことが有るのと、報道も相まって、ブルーシートや養生テープなども売れていたようです。

基本的に、食料品、水、日用品に関しては、ローリングストックで備蓄をすれば、もう少し耐性が出来ると思うのですが。

台風だから事前に準備出来ても、地震だと間に合わないわけですからね。

ブルーシートや養生テープに関しては、しょうがない点があるとは思いますが。

ローリングストック

 ローリングストックですが、防災の手段の一つとして知られるようになって来ましたが、改めてごく簡単に言うと、常にストックがある状態にしておくという考え方の事です。

何でもいいんですが、例えば醤油なら、現在使っているものの他に、もう一本買って、ストックしておくわけです。
そのうえで、現在使っているものが無くなった時点で、ストックを使い始め、また次の一本を買ってストックするようにするわけです。

これを、食料品、水、日用品などに対して行っておけば、台風、地震などの災害時に、ちょうど切らしていたという事を防げるわけです。

実は、これは、防災だけでなく、最近話題の「名もなき家事」の一つともいえる、色々なものを切らさないように気を使う、といったことの必要が無くなる、という利点もあります。
とにかく、無くなった時点で、ストックを出してきて、買い物リストに記入するようにします。
そのうえで、買い物時にリストに有るものを買ってくれば良いわけです。

当然、間違って同じものを買ってしまう事も無くなります。

ただし、非常用の備蓄も兼ねているわけですから、目的とする日数分に合わせて、ストック量は調整することになります。

一部のものに関しては

 以上の方法だけだと、対応できないものも出て来ます。

特に、食料品などの、有効期限があるものが問題になります。

上で例に出した、醤油のように、毎日のように使うものに関しては、問題ありませんが、レトルト食品、缶詰、カップ麺等の、毎日使う訳でもなく、かつ非常用に比較的多く備蓄することになるものについては、問題となります。

いざと言うときに、期限切れだったという事にならないように、手帳のスケジュール欄(もちろんスマホでも構いません)を使います
対象の物品を買ってきたときに、有効期限の一ヶ月前の日に、その名前を書き込んでおくのです。

その日になれば、スケジュールで確認できますから、消費して、補充すればいい訳です。
ミソは、有効期限の一ヶ月前の日に書き込むという点です。
期限の切れるまでの一ヶ月で入れ替えればいいという事です。
有効期限の日に書いてしまうと、その日のうちに食べなきゃいけないことになってしまいます。


 ローリングストックは、ストックのあるものに関しては、日常的にほぼストレスフリーになり、かつ備蓄も出来るので気にいっています。
ただ、生鮮食料品に関しては、食中毒なんかも怖いので、基本的にやっていません。


 ではでは

 

 

 

古事記と継体王朝

 『古事記』と継体王朝の関係に関する話です

 

 

事績が記されていない天皇

 欠史八代と言うのが有ります。
記紀の記述の中で、系譜が記述されているが、その事績が記されない第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までの8人の天皇のことを指します。

事績が記されていないことから、実在しないのではないかと考えられています。
中国の歴史に匹敵する古い歴史が有るように見せかけるために、付け加えられたという訳です。

古事記』の内容を見ていくと、欠史八代と同じように、系譜が記述されているが、その事績が記されない天皇が、ほかにも存在しています
第27代安閑天皇から第33代推古天皇までです

実在しないのでしょうか。

そんな訳は無く、『日本書紀』にはその事績が記されています。
しかも、この七代は、『古事記』の最後の部分であり、作者から見て、最も近い時代の天皇達と言うことになります。
作者が、その情報を知らなかったはずはなく、明らかに、故意に事績を記述しなかったと思わざるを得ません。

第26代は継体天皇

 ところで、第27代安閑天皇の前は、第26代継体天皇です。

継体天皇に関しては、以前の記事で、天皇の地位を簒奪して、新王朝を開いたのではないかと考えました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

その継体天皇に関しても、『古事記』では、応神天皇の5世孫と言うこと以外には、ほとんど事績が書かれておらず、唯一、九州で起こった磐井の乱のみとなっています。

つまり、『古事記』の作者は、継体王朝の天皇に関しては、ほぼ事績を書いていない訳です。

なぜ事績を書かなかったのか

 前の記事で、『古事記』は、山背大兄王を支持していた勢力の一部が、舒明天皇側に売り込むための資料として作られたと考えました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

売り込むためには、継体王朝に対する功績を強調する必要がある訳ですが、作者は、事績を書き込むことが出来ない状況にあったのではないでしょうか。

それは、作者が、物部氏の一族だったためだと考えます。

唯一書かれた事績である、磐井の乱で功績のあった者は、乱を収めた物部荒甲大連と大伴金村連になります。

その後、物部氏は、仏教をめぐって、蘇我氏と対立をします。

さらに、第31代用明天皇の後継を巡っても、蘇我氏と対立した挙句、大連の物部守屋が戦死することになり、物部氏は政治の中枢から外れることになってしまいます。

事績を書き込むことにすると、これらの事も書かざるを得なくなってしまう訳です。

加えて、山背大兄王の祖母は物部氏と伝えられており、蘇我氏に対抗して、山背大兄王物部氏が支持し、再び敗れたとも考えられます。

以上のような状況のもと、継体天皇の代における、磐井の乱以外の事績を全て省くことにしたのだと思います。
継体王朝の開祖である、継体天皇との関係のみにすることで、正当性を示すことにしたのでしょう。

 継体恩顧の忠臣という訳ですが、残念ながら蘇我氏の力が強く、『古事記』の効果はなく、天武天皇の御代に、物部氏から改めた石上氏が復権するのを待つことになり、『古事記』は表舞台に出ることはなかった、という事ではないでしょうか。

 

  やはり、継体天皇で王朝が変わったのだと思います。


 ではでは

『古事記』は何時、何のために書かれたのか

 『古事記』の成立時期と目的に関する話です

 

 

何時書かれたのか

 『古事記』に関しては、以前から気になっていたことが有ります。
それは、その記述が、なぜ推古天皇までなのかという事です。

 『古事記』は、その序文の記述によれば、天武天皇の命により、稗田阿礼帝紀旧辞を覚え、それを元明天皇の命を受けた太安万侶が編纂したものとなっています。

帝紀は、通常歴代の天皇あるいは皇室の系譜類と考えられています。
とすれば、天武天皇稗田阿礼に命じたときには、その先代の第39代弘文天皇まで記録されていたはずです。

それを稗田阿礼が覚えて、編纂したのならば、弘文天皇までなければおかしいことになります。
なにしろ、序文によれば、稗田阿礼は、一度見れば覚えることが出来、忘れることが無かったようですから。

それが、推古天皇までしかないという事は、『古事記』本文は、推古天皇の代から程なく書かれた可能性が高いという事を示しているのではないでしょうか。

この事は、『日本書紀』ではすでに消失している仮名遣いが、『古事記』本文に見られることとも符合します。(推古天皇は、『日本書紀』より100年程前の時代の天皇となります)
なお、序文には、同仮名遣いは全く使われていません。

という事は、天武、元明の両天皇に命を受けたという事は有り得ず、『古事記』の序文は、後に付け加えられたものと言う事になります。
後世に、何らかの理由で『古事記』本文を利用しようとして、権威付けのために、天皇からの命を受けたように装ったものではないでしょうか。

何のために書かれたのか

 では、『古事記』本文は、なんのために書かれたのでしょうか。

推古天皇の次を決めるにあたり、推古天皇が継嗣を定めていなかったため、欽明天皇の嫡男である敏達天皇の直系(田村皇子=舒明天皇 )と、庶子である用明天皇の直系(山背大兄王)による皇位継承争いが起きたとする説が有ります。(下図参照)

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引用元:舒明天皇 - Wikipedia

 

結果、田村皇子が第34代舒明天皇になる訳ですが、そうなると山背大兄王を支持していた勢力は不遇を託つことになります。

そういった中で、山背大兄王を支持していた勢力の一部が、舒明天皇側に売り込むための資料として作られたのが、『古事記』本文だったのではないでしょうか。

推古天皇時代までの記録の中で、自らの功績と正当性を示すことに拠り、復権の一助としたのだと思います。


 その後、本居宣長に見いだされるまで、ほとんど表舞台に現れなかったことを考えると、残念ながら、あまり役には立たなかったのかもしれません。


 ではでは

 

 

最近始めた筋トレ

 最近始めた筋トレに関する話です

 

 

ボディビルダーになりたいわけではない

 保健体育のカテゴリーに含まれる記事を見てもらえば分かると思いますが、基本的に、私にとってスポーツは、行うものではなく見るものです。

加えて、どちらかと言えばインドア派なこともあって、退職後しばらくすると、階段の上り下りにも息切れをしがちになって、まずいなと思い始めました。

やっぱり筋トレかなと思って、色々と調べてみたんですけど、今一つピンとこないんですよね。
多くの場合、少ない回数(10回程度)で限界となる負荷をかけて、その後の超回復を狙います。
つまり、ポイントが筋肉量を増やすことに置かれているわけです。

でも、別にボディビルダーになりたいわけではないので、そこまでやることは無いと思うわけです。
まあ、そんなきつい事出来るか、と言うのが本音ですけどね。

都合のいい方法を求めて

 限界まで追い込まずに済む方法はないかと、都合のいいことを考えていたら、これはという記事に行き当たりました。

www.lifehacker.jp

目からうろこだったのは、筋肉量と筋力は、イコールではないという事でした。
健康に必要なのは、筋肉量ではなく、筋力のアップのようです。

その筋力のアップの方法は、「Grease the Groove」と言う名称で、同記事から引用すると

「Grease the Groove」とは、自分ができる回数の半分ほどを行なう方法です。セットの間には15分またはそれ以上の休憩を入れます。

1日に何度もセットを行ない、たまに休息日を入れつつ毎日やります。魔法のように効果があります。

やればすぐに筋力がアップしますが、ポイントは無理しないことです。 

と、あっけないほど簡単かつ、楽に出来そうなものです。

一ヶ月やってみました

 「Grease the Groove」というのは、「機械などの溝に油を注いで滑らかに動くようにする」という、分かったような分からないような意味ですし、提唱しているのが、旧ソ連の特殊任務部隊のトレーナーだった人だとか、経験者の声(たった一人)が有るとか、どこかのテレビショッピングで見たパターンのような気がしなくもないですが。

ただ、もし効果が無くても、特に悪影響が有るとは思えないので、試してみました。

運動の種類は、足腰を鍛えることが必要だろうという事で、スクワットとしました。

最初に出来る回数を計ったところ、28回でした。
従って、1セットは14回となります。

これを、月~土の週六日、朝、10時、昼、3時、夜の1日5回、日曜は休み、のパターンで行いました。

ほぼ一ヶ月やった後、もう一度計ってみると、35回と25%増しの結果でした。

これは良いかもしれません。
14回のスクワットは、全く苦にならず、逆に物足りないぐらいだったのですが、結果はなかなかのものだったのです。

と言う訳で、現在1セットを17回にして継続中です。


 この記事は、あくまで私個人の感想です。
「Grease the Groove」を勧めるものではありませんし、これから30分間、オペレーターを増員してお待ちすることも有りません。


 ではでは

 

 

 

 

六世紀に何があったのか

 六世紀の日本に何があったのかという話です。

 

 

6世紀には朝貢がなかった

 倭の五王最後の武が朝貢を行った478年を最後に、その後600年の遣隋使まで、100年以上、中国側には使者が来たという記録がありません。

この間、中国では宋、斉、梁、陳と王朝が継承されており、朝貢出来ない状況ではありませんでした。

謎の四世紀に、邪馬台国の東遷が行われていたように、六世紀にも日本側に何かがあったと考えられます。

継体天皇について

 六世紀初めの507年に即位したのが継体天皇です。

日本書紀」によると、前年の506年に武烈天皇が後嗣を定めずに亡くなったため、有力豪族が協議し、越前にいた応神天皇の5世の孫を招いて、翌507年に即位したとされます。

これ、いかにも怪しいですよね?
いくら、武烈天皇に子供がなく、後継も決めずに死んだからといっても、応神天皇の5世の孫などという人物を引っ張り出さなくてはいけないほど、一族の中に後を継ぐ者がいなかったとは考えられませんよね。

大体、5代前の先祖から分かれた親戚と言われても、ほぼほぼ他人ですからね。

武烈天皇からの禅譲

 武烈天皇に関しては、「日本書紀」に、残虐とも言える行為が書き連ねられています。

  • 二年の秋九月に、孕婦の腹を割きて其の胎を観す。
  • 三年の冬十月に、人の爪を解きて、芋を掘らしめたまう。
  • 四年の夏四月に、人の頭髪を抜きて、梢に登らしめ、樹の本を切り倒し、昇れる者を落死すことを快としたまふ。
  • 五年の夏六月に、人を塘の樋に伏せ入らしめ、外に流出づるを、三刃の矛を持ちて、刺殺すことを快としたまふ。
  • 七年の春二月に、人を樹に昇らしめ、弓を以ちて射墜として咲いたまふ。
  • 八年の春三月に、女をひたはだかにして、平板の上に坐ゑ、馬を牽きて前に就して遊牝せしむ。女の不浄を観るときに、湿へる者は殺し、湿はざる者は没めて官やつことし、此を以ちて楽としたまふ。

引用元:武烈天皇 - Wikipedia

 

 

これらの記述の後に、後嗣を定めずに亡くなったため、継体天皇が探し出された話になります。

これは、明らかに、中国の正史に見られる禅譲のフォーマットそのものですよね。
前王朝の末期に徳を失い、それを、有徳により天命を受けた現王朝が引き継ぐ、というあれです。

中国であれば、徳のある人物が天命により禅譲を受けるわけですが、わが国にはそのような世界観は無く、正当性を示すために、5世の孫と言う話を作り出したのではないでしょうか。

もちろん、中国でもそうであったように、現実には禅譲であった訳はなく、河内で即位したのち、大和に入るまで19年かかったという記述も、反対勢力との間に色々とあった事を伺わせます。
ひょっとしたら、武烈天皇は、継体天皇の勢力に殺されたという事も有るかもしれません。

継体王朝がそれなりの体制になり、再び中国に赴くまでに、約100年かかったという事になります。


 まあ、大体、がいかにもな「継体」ですからね。


 ではでは

 

荷台付三輪車がもっと普及しませんかね

 荷台付三輪車に関する話です

 

 

荷台付三輪車

 現状日本では、子供と自転車に乗るときには、それ用に開発された自転車に乗ることが多いです。

こんなやつです

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倒れ難くは作られているとは思うんですけど、街中で走っているのを見ると、チョット怖いんですよね。

 
ヨーロッパを紹介する映像で、たまに見かける自転車で、荷台付三輪車というものが有ります。

こんなやつです。

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明らかに、安定感が違いますよね。
よく見ると、片手で運転していたりします。

こういったタイプの自転車が、普及しませんかね。

子供専用という訳ではないので

 写真では子供を載せていますが、これ自体は、いわゆるカーゴバイクと呼ばれるカテゴリーの自転車で、荷物も当然運ぶことが出来ます。

日本の三人乗りタイプの自転車だと、子供を乗せ無い状況では、逆に使い勝手の悪い自転車になってしまうことになります。

それに対して、荷台付三輪車であれば、買い物や、ちょっとした荷物を運ぶのにも利用できるわけで、無駄になることはありません
むしろ、普通のママチャリより、利用範囲は広いでしょう。

電動アシスト付きにすれば、高齢者にもとっても、比較的使い勝手の良い移動手段になると思います。

災害対策にも

 地方でよく、高齢者の比率が多くて、津波などから避難するときに、避難場所まで行くのが困難、と言った話を見聞きします。

荷台付三輪車が有れば、高齢者を一人ないし二人を乗せて、避難することが可能になります。

特別に災害対策用に用意しなくとも、日常的に利用しているものが、そのまま避難用に使える訳です。

もちろん自動車が有れば問題ない訳ですが、手段が有りすぎて困ることはないので。

また、断水で、給水を受けるときにも、便利なはずです。

現状は

 色々と興味深い荷台付三輪車ですが、現状は問題が無いとは言えません。

先ず、ちゃんと調べた訳ではないですが、ほぼ輸入品になるので、チョットお高いです。
色々あるのですが、国産の電動アシスト自転車よりも高いものになってしまいます。

なので、普及が始まって、国産が出てこないかなと思っているんですが。

加えて、元々こんな形状のものが走ることを、現状の法律が考慮していないので、グレーゾーンな部分が多くあるようです。

一例を言うと、荷台に乗せてもいい重さ一つをとっても、県ごとに違うようです。

欧米では、広く利用されているわけで、日本でも法整備を進めるべきだと思います。


 何よりも、子供やペットを前の荷台に乗せて走るのは、楽しそうじゃないですか。


 ではでは

 

 

 

温暖化対策としての植林

 温暖化対策の話です。

 

 

木を植えることが解決策に

 次のような研究が有るようです。

チューリッヒ工科大学のトーマス・クロウサー教授は、世界中にある「植林可能なスペースが空いているが、現在木々が植えられていない空き地」について分析。その結果、世界中にあるすべての空き地は1兆2000億本の木を植えられるだけのスペースに相当し、仮に全ての空き地に植林した場合、「植えられた木は世界中で人為的に排出される二酸化炭素(CO2)などの炭素」を上回る量の炭素を毎年吸収してくれることが判明しました。


引用元:「植林こそが地球温暖化に対する最も強力な対抗策」と研究者が主張 - GIGAZINE

 

 

1兆2000億本と言うのは、チョット想像が出来ない本数ですが、世界の人口で割れば、一人当たり約150本強で、本気で取り組めば、出来ない話ではないでしょう。
ちなみに、現在、毎年約150億本が伐採されているようです。

それよりも、これは朗報と言っていいでしょう。
なぜなら、木を植えるという技術は既に存在する訳で、やろうと思えばできるわけですから。

温暖化対策のメインに植林を据えるべきだと思います。

どう取り組むのか

 現状でも、国連が、「1兆本植樹キャンペーン」をやっているようですが、ここは、キャンペーンではなく、事業として行う事とします。

資金に関しては、もちろん寄付は大歓迎ですが、メインは各国からの拠出とします。
次のような方法で、各国に振り分けることとします。

温暖化対策に関しては、開発途上国側から、「先進国がこれまで多くCO2を排出してきたのだから、全ての国で対策するのは不公平だ」、と言った主張がよくされます。

これは、分からなくもない意見ですが、かといって、各国がこれまで排出してきたCO2の量が個別に分かるはずもないので、難しい問題と言えます。

そこで、次善の策として、GDPを利用することにします。
GDPとは国内総生産の事ですから、まあ生産をしたらCO2を発生すると考えても、それほど間違いはないだろうという事です。

以下の、CO2濃度とGDPのグラフを見てもらうと、チョット見にくいですが、いずれも、1950年頃から急激に上昇していることが分かると思います。

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引用元: JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター

 

    主要国の実質GDP水準の推移

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引用元:第1次世界大戦後の100年間:世界経済はどのように成長してきたか | 公益社団法人 日本経済研究センター

そこで、過去70年分のGDP合計の比率でもって、各国の拠出金の割合とします。
毎年、1年分ずつGDPを加えていき、比率を計算しなおすことにします。
そうすることにより、これから発展をしていく国は、最初少ない拠出で、発展の度合いに従って、次第に比率が上がっていくことになり、比較的不公平感が無いものになると期待できます。

実務はどうするのか

 実際の業務は、現地に受け皿となる組織を立ち上げ、現地の人間を雇用する事ことにします。
業務内容は、専門チームを作って、トレーニングをして回ればいいでしょう。

木は、植えたら終わり、という訳ではなく、その後の管理作業も必要になるので、長期間に渡る雇用の創出がされることになります。
ある程度、貧困対策とのリンクも可能でしょう。

当然、ボランティアも、歓迎です。
むしろ、先進国では、こちらをメインにすることで、経費を圧縮します。
教育の一環として取り入れるのも、良いかもしれません。

木が育った後は、その木を使った産業も期待できます

さらに、温暖化対策に対してよく言われる批判、「CO2削減のためのコスト、規制が、経済活動を阻害する」についても、新たに木を植えて育てる事業を立ち上げる訳ですから、問題は少ないと考えられます。
経済活動への影響を一つの理由として、パリ協定から脱退したアメリカも、国内に雇用が創出される訳なので、反対はし難いと期待出来ます。

 

もちろん、木が有る程度育つまでは、現状考えられている対策も必要です。
セクシーにやる必要はないと思いますけどね。


 ではでは