荷台付三輪車に関する話です
荷台付三輪車
現状日本では、子供と自転車に乗るときには、それ用に開発された自転車に乗ることが多いです。
こんなやつです
倒れ難くは作られているとは思うんですけど、街中で走っているのを見ると、チョット怖いんですよね。
ヨーロッパを紹介する映像で、たまに見かける自転車で、荷台付三輪車というものが有ります。
こんなやつです。
明らかに、安定感が違いますよね。
よく見ると、片手で運転していたりします。
こういったタイプの自転車が、普及しませんかね。
子供専用という訳ではないので
写真では子供を載せていますが、これ自体は、いわゆるカーゴバイクと呼ばれるカテゴリーの自転車で、荷物も当然運ぶことが出来ます。
日本の三人乗りタイプの自転車だと、子供を乗せ無い状況では、逆に使い勝手の悪い自転車になってしまうことになります。
それに対して、荷台付三輪車であれば、買い物や、ちょっとした荷物を運ぶのにも利用できるわけで、無駄になることはありません。
むしろ、普通のママチャリより、利用範囲は広いでしょう。
電動アシスト付きにすれば、高齢者にもとっても、比較的使い勝手の良い移動手段になると思います。
災害対策にも
地方でよく、高齢者の比率が多くて、津波などから避難するときに、避難場所まで行くのが困難、と言った話を見聞きします。
荷台付三輪車が有れば、高齢者を一人ないし二人を乗せて、避難することが可能になります。
特別に災害対策用に用意しなくとも、日常的に利用しているものが、そのまま避難用に使える訳です。
もちろん自動車が有れば問題ない訳ですが、手段が有りすぎて困ることはないので。
また、断水で、給水を受けるときにも、便利なはずです。
現状は
色々と興味深い荷台付三輪車ですが、現状は問題が無いとは言えません。
先ず、ちゃんと調べた訳ではないですが、ほぼ輸入品になるので、チョットお高いです。
色々あるのですが、国産の電動アシスト自転車よりも高いものになってしまいます。
なので、普及が始まって、国産が出てこないかなと思っているんですが。
加えて、元々こんな形状のものが走ることを、現状の法律が考慮していないので、グレーゾーンな部分が多くあるようです。
一例を言うと、荷台に乗せてもいい重さ一つをとっても、県ごとに違うようです。
欧米では、広く利用されているわけで、日本でも法整備を進めるべきだと思います。
何よりも、子供やペットを前の荷台に乗せて走るのは、楽しそうじゃないですか。
ではでは