ボディカメラをもっと活用したらどうでしょうという話です。
教員の性犯罪増加
児童や生徒へのわいせつ行為などで懲戒等の処分を受けた公立学校の教員の数は282人と過去最多(平成30年度)だったようです。
警察官の不祥事も、前年よりも減ってはいるようですが、2019年には243人が懲戒処分を受けているようです。
こういった公的な人々には、それなりの自覚を持ってもらわないといけないのですが、どうも性善説では限界があるようです。
何か、抑制する方法を考えなければいけないようです。
ボディカメラの活用を
対策として、アメリカの警官が着けているのをTVなどでよく見かける、ボディカメラを着けることにしたらどうかと思うのです。
基本的に業務中は常に記録する事にすれば、ある程度の抑止効果は、あるのではないでしょうか。
プライベートな時間をどうするかは、公的な人だからといって、そこまで要求できるのかという問題は有りますが、そのあたりは、以前の記事に書いたように、一般の多くの人が着けるようになることで、自ずと解決するのかもしれません。
ただそうなるまでは、プライバシーの問題とか、いつも監視されている様で、とんでもないというような話になるかもしれません。
そのあたりは、二重にロックを掛けることで有る程度回避可能では無いかと考えます。
データ管理をすれば
映像と音声をボディカメラで記録する訳ですが、その時に暗号化をして記録した上で、保存する事にします。
その内容を確認するには、2つのパスワードがいるような設計にするのです。
その上で、一つを、ボディカメラを装着した本人、もう一つを本人以外が保管することにします。
これは、本人による改竄と、本人以外による勝手な閲覧を避けることを意図しています。
これにより、プライバシー流出や監視の危惧は避けられると思います。
本人以外のパスワードの保管は、立場を利用して、本人に圧力がかけられたりしないように、指揮命令系統ではないところで保管する事にした方がいいでしょう。
先生の場合、校長や教育委員会で保管しないという事です。
その上で、閲覧の必要が出来た時に、両者のパスワードを同時に使用して、内容を確認すれば良いわけです。
本人の為にもなるのでは
以上は、確かに性悪説に基づいた措置ですが、本人の為にもなる部分もあると思います。
当然、勤務中の事象は、全て記録されるので、言った言わないといった事や、パワハラなどの言動も、後々確認が出来る様になるはずです。
基本的に、普通に仕事をしている限り、様々な問題を回避出来るようになるのではないかと考えられます。
最近あちこちに在る様になった監視カメラより、勝手に見れない分、問題は少ないと思うのですが。
ではでは