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時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

カメラによる監視社会を防ぐには

 カメラの普及による監視社会化について、考えてみた話です。

 

 

カメラの進化

 最近、防犯カメラやドライブレコーダーの映像により、容疑者が逮捕されることが多くなってきたような印象が有ります。

この先、技術が進めば、当然のように全ての人が、ボディカメラを付ける時代が来ると考えられます。

各人の目線で、一日中映像を、音声込みで記録するようになるはずです。

仕事や、趣味の写真は別にして、SNS用の映える写真などは、常に記録している動画から、切り出すものになるかもしれません。

さらに、防犯カメラやドライブレコーダーは、増えることはあっても、減ることは無いでしょう。

監視社会化

 そうなっても、現在の、ほぼ全ての人がスマホなどのカメラ機能を日常的に持ち歩いている状況と、それほど変わらないように思えます。

しかし、これらが、全てオンラインでつながるとしたらどうでしょう。
控え目に言っても、プライバシー丸裸の世界が出来上がりそうですよね。

最近よく聞く、5Gが本格的に普及すれば、それほど大袈裟な話でもないようです。
もし、5Gでダメでも、技術の進歩は止めようがないので、いずれそうなるでしょう。

何とか回避する方法を考えなくてはなりません。

分散化で防止

 私は、分散化が、一つのポイントになるのではないかと考えています。

生の映像データを、ネット上に流すのを、止めるのです。

防犯カメラ、ドライブレコーダースマホ、そしてボディカメラ等の、全ての映像データを、各家庭または組織が持つ専用の記憶装置に記録することにします。

記憶装置は、ネットには繋がっているが、アクセス出来る機器の制限、暗号化等で、外部からのアクセスを排除します。

5G以降の技術を使えば、全ての記録をリアルタイムにすることも可能なはずです。

データを読み出すには、顔認証等の認証システムにより、本人確認を行うことにして、アクセスログを摂ることにします。
これにより、不正使用を抑制します。

所有者は、必要に応じて、データをこの装置から取り出して、SNSなどに使うことになります。
その後のプライバシーに関する問題は、現状と同じという事になります。

犯罪捜査に使用する際は、全て裁判所の許可が必要という事にします。

ドラマなんかでありがちな、防犯カメラの映像をリアルタイムに切り替えながら、犯人を追跡するといったことは、出来なくなります。
そんなレアケース(というか、あるのか)より、プライバシーですよね。


 分散化がデフォルトになれば、結構大きな市場が出来ると思うんですけど、メーカーさんどうですか。


 ではでは