「どうする家康」から考えた話です。
「どうする家康」
今年の大河ドラマはご存知のように、松潤家康による「どうする家康」です。
今作で、大河ドラマも62作目だそうです。
家康は、当然過去に何度も取り上げてられていた訳で、これまでにない家康像を描行と気合がはいっているようです。
という事で、歴史好きな私としても、期待半分心配半分の感じで、観始めたのですが。
うーん、どうなんでしょう。
個人的な感想としては、ガッツリ時代小説を読みたいと思って読み始めたら、ライトノベルでした、といった感じでしょうか。
勿論、ライトノベルが悪いという訳では無いのですが、別に大河枠でなくても良かったような気もします。
それはそれとして
それはそれとして、観る前には、題名の「どうする家康」から、生涯の様々な場面で家康が取った選択の結果、最終的に天下統一に至ったといった話なのかなと考えていました。
まあ、そんな事を言ったら、最後が天下統一かどうかは別にして、全ての人の生涯は多かれ少なかれそういったものなんですが。
要は、家康は天下統一を目指していたわけでは無かったという話なのかなと思ったのです。
そういった意味で、タヌキ親父のイメージの強い、これまでの大河ドラマに見られた家康像を否定して行こうとしているのかなと。
そのあたりは、おいおいと分かっていくのでしょうが。
天下統一を考えていなかった
家康が、天下統一を最初から考えていた訳では無かったというのは、このブログでも色々と記事にしてきました。
様々な状況証拠から、豊臣家を滅亡させるかなり間際まで、西の豊臣、東の徳川の天下二分の計ともいえるものを考えていたのではないかというのが、その主旨になります。
「どうする家康」もこんな感じの話になると面白いのですが。
それにしても、松潤で家康の権謀術策をどう描くのか、楽しみでもあるのですが。
同時期に始まった冨永愛主演の「大奥」(ただし吉宗役!)の方が、大河ドラマっぽかったような。
ではでは