極個人的な、驚愕の事実が判明したと言う話です。
幼少期の記憶
たまに、長じても、幼い頃の事を良く覚えているという人がいます。
以前ネットで読んだ話で興味深かったものに、赤ちゃんの頃の記憶が有る人のものが有ります。
その人によると、赤ちゃんが、原因が無いように見えるのに泣く理由の一つは、頭が痒くて、自分ではかけないのでとりあえず泣いていたというのです。
本当にそうかどうかは確かめようもないのですが、その時に読んだ記事では、赤ちゃんの泣いている原因がよく分からない時には、頭をかいてあげてるのも一つの選択肢として覚えておいてはどうでしょうか、という結論だったように記憶しています。
私の場合は、そんなに昔の事は覚えているという事は無く、何歳の頃のことか判然としない光景をいくつか覚えている程度です。
私の記憶
かなり鮮明なものもあるのですが、その中でも特に鮮明なものが有ります。
それは、保育園でのおやつの時間にお菓子を食べた光景です。
そのお菓子が非常においしかった事と、一人に二つしかもらえなかったことが印象に残っています。
保母さんと話をしている記憶は全くないので、その頃の私は、あまり積極的に保母さんと話をするようなタイプの子では無かったようです。
加えて、家に帰っても、保育園での出来事を、父や母に積極的に話すような子でも無かったようです。
そのためか、そのお菓子について、保母さんとも、父母とも話した記憶は有りませんし、買ってきてもらったという記憶も有りません。
ただ、おいしいお菓子を食べたという記憶のみが残っていたのです。
次に、そのお菓子と遭遇するのは、小学生高学年になってからでした。
ある日、学校から帰ったら、そのお菓子が有ったのです。
食べてみると、記憶に有った通りの味で、ああこれだったんだと思った記憶が有ります。
まあ、記憶に関しては、これだけと言えばこれだけなんですが。
お菓子の開発時期が問題だった
昨日、ネット上で、このお菓子の開発話に行き当たりました。
へえと思いながら、読んでみると、これまでにないもの作ろうと、年単位で試行錯誤をかさ重ねたようで、おいしいのも納得の話でした。
で、ここからが、今日の本題になります。
その記事の最後の方に、色々あった挙句に発売にこぎつけた旨の記述と、発売年が書いてあったのですが、その発売年が問題だったのです。
なんと、その発売された年には、私は、小学生だった事になるのです。
その瞬間私の頭の中は、??????????????????????、でした。
小学校から帰ったら家に有ったというのは、問題ない事になりますが、保育園で食べた筈は無いことになってしまうのです。
正体は分からない
そのあと、同じようなお菓子が無かったかとか、色々と調べてみたんですが、開発話にこれまでに無いものを、とあったように、それらしいものは見つかりませんでした。
そういったものが、有ったにしろ、無かったにしろ、私の記憶の中では、確かに保育園のおやつの時間にそれを食べたという記憶が有るのです。
という事は、その記憶自体が、間違っていたことになります。
保育園のおやつの時間のくだり全てが間違いでは無いと思いますが、その時食べていたお菓子が、小学校の時に食べたお菓子に置き換わってしまったとしか考えられません。
でもねえ、小学生の時に、保育園の時に食べたお菓子だと思った記憶ははっきりとあるんですよね。
あの時に、勘違いをしたという事になるんですかねえ。
保育園で食べたお菓子の形と味の記憶は、小学校の時のみならず、この年になって食べるそれとも完全に一致しているのですが。
結局、そのあたりは、後から思い込みで作られた記憶という事になるんでしょうか。
という、個人的に長年信じてきた記憶が間違っていたという、驚天動地の出来事でした。
ではでは