最近ある事をやるようになって、体が柔らかくなった話です。
体が硬い
コンプレックスというほど大袈裟では無いですが、昔から体が硬い方でした。
最近では、床に足を延ばした形で座って行う、長座体前屈で測定することもあるようですが、私の子供の頃は、いわゆる立位体前屈というやつで、台の上に立って、前屈してどこまで下に手が届くかというやつでした。
これまで、一度も測定値がプラス、つまり、台の面より下に行った記憶が有りません。
今年の年頭に(考えて見れば、その頃には、まだコロナの影は全くなかったですね)、久しぶりに測る機会が有りました。
といっても、仲間内で適当にやってみたという事ですが。
結果は、約-27センチという事になりました。
-27センチともなると、上半身が90度ぐらいしか曲がらずに、手だけを下に必死に伸ばしているという感じです。
さすがにこれはまずいなと思いました。
体が硬いと、けがをしやすいとも言いますしね。
とは言え、今に始まった事では無いので、これまでも、思い出したように色々とやってはいたんですよね。
基本的にはストレッチという事になるんですが、効果の出る前に、無理して痛めるか、なんとなくやめてしまうという事の繰り返しという訳です。
驚きの情報
で、どうしたものかなと思っていた時に、次のような情報に行き当たりました。
正直、「前屈で手が床につかない人必見!1日1分続けるだけの「柔軟ストレッチ」」というタイトルを見た時には、これまでにやって来たストレッチの一種かなと思いました。
ところが、読んでびっくり、えっこれだけという方法でした。
上記の記事を読んでもらうのが手っ取り早いのですが、その方法の説明している部分のみを引用すると以下のようになります。
(1)まずは立った姿勢から無理のない程度に前屈をしてみましょう。前屈で伸ばしたふくらはぎの張り感、痛みなどをチェックします。
(2)立った姿勢に戻ったら、その場で軽く行進をしましょう。ペタペタと足首の力を抜いた状態をキープしましょう。
(3)脚を持ち上げたときに足首の力を抜いていれば、足の甲が伸びて、自然と指先が下を向いているはずです。
(4)ペタペタ歩きに慣れてきたら、同じ感覚で周りを歩き回ってみましょう。
(5)1分程度続けます。
(6)再び前屈をしてみて、最初のふくらはぎの張り感と比べてみましょう(個人差あり)。きっと先程よりも手が床に近づいているはず!
(7)朝晩二回行うのがおすすめです。
つまり、やることは、その場で足踏みをするだけです。
ただしその時に、足首の力を抜いて、ペタペタという感じで、足踏みをするのです。
記事の中では、これを「ペタペタ歩き」と呼んでいます。
チョット衝撃的ですよね、これまで、前屈出来るようになるためのストレッチは、そのために何処かの筋肉を伸ばすために行うものだと理解してきました。
この方法の理屈は、前屈の苦手な人は、ふくらはぎがパンパンに張ることが原因の事が多いので、ふくらはぎを緩めることが大切だというものだそうです。
その方法が、「ペタペタ歩き」という訳です。
やってみた結果
にわかには信じられませんが、臆病な健康オタクを自認している私としては、やってみても特に体に悪影響はなさそう(足踏みだけですからね)なのでやってみる事にしました。
朝昼晩の食後の三回やることにしました。
まず驚いたのが、引用部分の(3)にある「足の甲が伸びて、自然と指先が下を向ているはず」という部分が、そうならないという事です。
何も考えずに足を上げると、足首が固定されたかのように、足の甲が足首に対して90度のままで上がります。
最初の数日は、意識しないと指先が下に向きませんでした。
それでも、毎回、確かに「ペタペタ歩き」をやった後は、少し前屈が出来る感じになるのです。
その結果、二ヶ月程かかりましたが、なんと指先が床につくようになりました。
残念ながら、床にペタッと手のひらが付くというところまでは、まだ辿り着いていませんが、出来そうな気がしています。
この「ペタペタ歩き」ですが、最近になって新しい展開が有りました。
そのあたりを次回で報告したいと思います。
ではでは