下の記事で、水害対策として考えた、ピロティ形式の住宅に関しての、話です。
住居部分はユニットで
2階以上の住居部分は、下記記事で考えた、標準化されたユニット住宅にします。
そうすることにより、一階部分も標準化が可能になります。
1階部分
標準化されたユニットを上に載せることになるので、自動的に柱の数、位置等も、決まることになります。
1階の柱は、地盤補強工事に使用されている、コンクリートパイルや鋼管杭などを、本来の長さ+1階の高さで、1階の高さを残して施工する形はだめですかね。
地盤補強工事の施工の動画などを見ると、専用の重機と2,3人の要員で、施工が可能なようです。
養生等の時間が必要ないことも考え合わせると、コンクリートによる基礎工事に比べ、省力化、施工期間の短縮が期待できます。
残念ながら、私は、強度計算等が出来る訳ではないので、実現可能性に関しては、正直分かりません。
強度的にどうしてもという場合、ユニットの枠のみを一階部分として使うのが現実的かもしれないですね。
より流動的に
以上のようにすると、基礎部分と住居部分が、完全に分離されることになります。
水害対策という事で、この基礎部分に補助を出すというのはどうでしょうか。
残るは土地という事になりますが、借地権等を利用して、土地は買うものではなく、借りるものという考えにもっていけばどうかと。
地方の、売るに売れなくて困っている、土地の利用も出来るかもしれません。
そうなれば、上記のユニット化の記事でもちょと触れたように、ユニットの設計によっては、引っ越しが、比較的気楽に出来るようになるかもしれません。
もちろん、最小構成から始めることが出来る、ユニット化の特徴もそのまま生かすことが出来ます。
住居に人生を合わせるのでなく、人生に住居を合わせることが出来るようになると思うのですが。
このあたりは、各々の人生観にも関係してくるので、移動しましょうと言っているわけではありませんので、念のため。
ではでは