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時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

BSの二つのチャンネル

 BSの二つのチャンネルから、教育をチョット考えてみた話です。

 

 

BSの二つのチャンネル

 チョット気になってたんですよね、BSの二つのチャンネル。

テレビのBSの電子番組表を見ていると、BSキャンパスexと、BSキャンパスonという、二つのチャンネルが有って、色々と面白そうな番組が並んでいるんですよ。

例えば、今ちょっと番組表を呼び出して見てみても、
 「スペシャル講演「機械は考えることができるか」」
 「生物の進化と多様化の科学」
 「コンピュータの動作と管理」
なんてのが有って、面白そうでしょ。

国語学習の番組も色々とあって、漠然と、BS版のEテレのようなものかなと、思っていました。

詳しい放送スケジュールが知りたいと思って、ネットで調べてみたら、放送大学の放送でした。

放送大学とは

無知とは恐ろしいもので、一瞬、放送大学という名前の放送媒体なのかと思いました。

そんな訳はなく、放送による通信制大学でした。

こんな大学があるとは、知っている人にはそんなことはないでしょうが、私的には結構驚きでした。

放送大学学園法により設置された大学で、所定の単位を取得して卒業すれば、学士の資格も取れ、一般の大学と変わりありません

特別な法律によっているだけに、私立と国立の中間のような存在のようです。(この辺りは、お役所仕事で複雑なようです。)

結構私的には驚きの、特徴があります。
 入学試験は無い。
 学費は、受講する単位分を払う。
 卒業までに必要な費用は、最低で70万6千円。
 最大10年間在籍可能。

特に費用は、1年分ではなくて、卒業に必要な単位を取るのに必要な金額ですよ。

しかも、通信制でありながら、全国に学習センター、サテライトスペースと呼ばれる施設があり、学習、相談等が出来るようになっているようです。
インターネット対応も進んでいるようです。
さらに、施設ごとにサークル活動もあるみたいです。

まあ、学生生活とは何かという事はありますが、人によってはこちらの方がいいんじゃないでしょうか。

小中高も出来ませんかね

 これ、放送の部分だけでも、同じようなものを、小中高レベルで作るのはどうでしょう。

様々な理由で、通常の学校に行けない、行かない人がいる訳で、
その受け皿として、様々な活動が行われています。
その受け皿のベースとして、使えるんじゃないかと思うんですが。

単なるテキストのみではなく、放送を見て学習するように作られるので、教師の必要はない訳です。
法律的にはどうか分かりませんが、学習の補助をするだけなら、教員免許もいらないんじゃないですかね。
当然ですが、一定の教育レベルも担保されます。

通常の学校が、補助教材として使う事も出来ますし。
学習の形態は、それこそ無限に可能だと思うんですが。

学力判定の方法は、一考の必要がありそうです。


 1セット作れば、全国で使えるので、費用対効果もいいと思うのですが。


 ではでは