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ミニテルと昔読んだSF

ミニテルと昔読んだSFの内容から考えた話です。

 

 

ミニテル

 TVを見ていたら、「ミニテル」の話が出て来ました。

ミニテル」は、1980年代を中心にフランスで使われていたビデオテックス用端末の名前です。

 

引用元:ミニテル - Wikipedia

ビデオテックスというのは、簡単に言うと(実は、それ以上は良く知らない)上のような端末を、電話回線経由で情報センターに繋いで、様々なサービスを受けると言うものです。

元々は、電話帳を廃止して、その替わりをさせようとしたもののようです。

その後様々な情報を取り扱うようになり、フランスではかなり普及したようです。

日本でも、NTTが「CAPTAIN」という同じようなものを運営していました。

最終的には、いずれもインターネットに取って代わられてしまいます。

昔読んだSF

 「ミニテル」自体は使った事も無いので、そんなものもあったなぐらいのものですが、同時に昔読んだSFの作品を思い出しました。

ただ残念ながら、持っている本をひっくり返したりネットで調べたりしたのですが、題名も作者も見つけられませんでした。

内容的には、「ミニテル」のような端末が大量に使われている世界で、有る時端末が今でいうAIのような振る舞いを始めるという話でした。

AIのようにふるまい始めた理由が、大量の端末がつながったために人間の脳細胞のように働いたという事だったと思うのですが。

もっとも、最後がどいう終わり方だったのかも覚えていないので、よくある勝手な思い込みかもしれませんが。

現代ならば

 この作品を読んだ時には、まだPCなどというものも身近に無く、まあ夢物語だよねというのが正直な感想だった事も思い出しました。

ところが現代は、その夢物語だと思っていたものが、インターネットという形で実現しているでは無いですか。

インターネットにつながった大量のPCとスマホが存在しているわけです。

残念ながら今のところ、PCやスマホが勝手にAIになって返事をするようにはなっていませんが。

人為的に出来ないか

 ところで、地球外生命体を探したり、暗号通貨を手に入れたりするために、多数のPCを使って少しずつ計算をするためのシステムが存在しています。

PCを使っていても、常に100%活用しているわけでは無いので、その空いている時間を少しずつ使わせてもらって、全体で膨大な計算をこなそうというものです。

この考え方を活用して、PCやスマホを脳細胞に見立てて計算を割り振れば、全体を巨大なAIシステムに出来そうです。

まあ、割り振るべき計算がどのようなものかが分かっていないんですけどね。


 ターミネーターを作りたいような作りたくないような。


ではでは