横から失礼します

時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

音読、瞬間英作文、文脈で単語暗記、ヒアリングを、一冊でかつ低ストレスで

 今回は、不肖私めの英語学習法の話です。

 

エビングハウス忘却曲線

 やっぱり英語は単語力だよね、と色々調べているとたいてい出会うのが、エビングハウス忘却曲線だと思います。

人の脳は、最初に100%覚えると、1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに1週間後には77%、1カ月後には79%と、指数曲線的に忘れるという、あれです。

そのため、1時間後、1日後、1週間後、そして1カ月後と復習を行えば、効率的に覚えられるという訳です。

忘却曲線との闘い

私も、最初にこれを知った時には、これだと思って、さっそくその日から、手持ちの単語帳でやりました。

でも、結局2週間ぐらいで挫折しました。
まあ、端的に言って、覚えられなかったんです。
それに、何というか、覚えなきゃというストレスが、毎日半端なかったんですよね。

これ、私の記憶力という問題点もあるかとは思いますが、もう一つ大きな勘違いがあると思うんですよ。
上の説明にサラッと書いてありますが、前提として、「最初に100%覚えると」なんですよね。
そうなんですよ、毎日毎日、その日新たに対象とする分を、100%覚えることが前提なんです。

それが出来れば苦労はしない訳で、次第にストレスが溜まることにもなった訳です。

低ストレスを求めて

 ならば、毎日その日新たに対象となる分を、その日のうちに100%覚えなくてもよくすることが出来れば、低ストレスで行けるかもしれない訳です。

そんなうまい話が、とも思ったんですが、色々と試行錯誤をした結果、今のところ行き着いた方法が、以下の方法です。

 1.その日新たに対象とする分は、朝に音源、意味、文法を確認する。
 2.1日分を、各々14日間連続、21日目、28日目に学習する。
 3.最初の7日は音読、残り7日、21日目、28日目は瞬間英作文をする。
 4.音読の最初から3日間は、音源に合わせて行う。
 5.いずれの場合にも、特に覚えようとはしない。

初めの方と、終盤は除いて、毎日16日分を行うことになりますが、朝昼晩と分ける形にすれば、それほど負担にはならないと思います。
私の場合、合計で毎日1時間程度です。

途中で、あまりうまくいかない日があっても、残りの日で意外とカバー出来るので、精神的にも比較的楽です。

まあ、これで100%覚えられるとは言いませんが、28日目に意外と覚えていて、いい気分になったりします。

単語帳なので

私は、今現在これを、松本茂『速読速聴・英単語Basic2400 Ver.3』Z会でやっています。
この本は、文脈主義で作られているため、単語は文脈で覚えることになります。

意識してそうした訳ではないのですが、結果として音読、瞬間英作文(なかなか瞬間とはいきませんが)、文脈で単語暗記、ヒアリングを、一冊でかつ低ストレスで、行う方法となりました。

今のところ、結構気に入っています。
ただ、単語帳を使っているので、発音と文法に関しては、分かっているという前提になってしまうのはやむを得ません。

それもあって、発音と文法を含めた、中学英語ベースの参考書を考えてみたんですけどね。 

yokositu.hatenablog.com

 

  ではでは