年の初めに考えたことです
読書三昧の筈が
昨年末の記事で書いたように、今年の正月は、ネット断ちで読書三昧という計画でした。
読むのはもちろん、懐かしの「レンズマンシリーズ」と「スカイラークシリーズ」です。
計画通り読み始めました。
ところが予想外だったのは、これらのシリーズを最初に読んだ時のように、一日中読むという事がもう出来なかったのです。
物語自体は、最初に読んだ時と同じように面白いと思って、入り込むことも出来たのですが、それが続かないのです。
最初に読んだ頃は、それこそ寝食を忘れて読み耽ったものでした。
それが今となっては、精神的にも肉体的にも、長時間の読書に耐えられなくなてしまったようです。
こういう時にぴったりな言い方は、「年は取りたくない」でしょうか。
ネット断ちは計画通り
ネット断ちは計画通りに、正月3が日はほぼ使いませんでした。
これが想像以上に大変でした。
ネットを使わないと、なんと一日が長いことか。
上にも書いたように、一日中本を読むという事は出来なかったのですが、その結果空いた時間が、なかなか過ぎていかないのです。
ならばという事で、英語、囲碁、将棋をやろうと思っても、気が付くと最近はいずれも、ネット上で提供されるものに依存して学ぶなり遊ぶなりしているので、あまり出来る事も無い。
ブログの記事のネタでも考えるかとも思ったのですが、これも最近はネット上で情報を検索しながら考えを纏めるというのが常なので、どうもうまくないのです。
それに加えて、正月のテレビはあまり面白くないですしね。
さらに、考えて見ると、テレビを見ながらその内容で気になったことは、すぐにネットで調べたりもしてますし。
ネット依存によって
いやー、これ程私の日常がネットに依存しているとは。
日常的に、色々と考えているようで、その実その内容のほとんどはネットで調べた事や桂冠した事で、あまり頭を使っていない気がしてきました。
だからと言って、3が日だけならまだしも、今となっては全てやめる事は出来ないでしょう。
ではどうするのかというのは、今のところこれと言ってアイデアも無いのですが、今年はこの辺りも考えて見ようかなと思いました。
という訳で、今年の抱負は
「もっと考えよう。そのためにネットをどう使うかも考える。」
という事にしたいと思います(無理矢理まとめた感満載ですが)。
そう言えば、考え抜くことが悟りに繋がるかもしれないという話も有りましたしね。
「レンズマンシリーズ」お勧めです
ところで、話の始まりの読書三昧ですが、これまでのところ「レンズマンシリーズ」は道半ばまでも至らず、「スカイラークシリーズ」に至っては全く手つかずという状況です。
もうしばらく楽しめそうです。
読んでいる途中ではありますが、「レンズマンシリーズ」はやはり面白いです。
書き始められたのが1930年代という事で、内容的には古い部分ももちろんありますが、映画の「スターウォーズシリーズ」を、親子の相克といった人間ドラマではなく、宇宙冒険活劇として面白いと思う人にはお勧めです。
と思って絶版になっていないか調べてみたら、出版社も同じように考えたのかどうかは分かりませんが、現行版の表紙は明らかにスターウォーズ風のものになっていました。
画像元:銀河パトロール隊 - E・E・スミス/小隅黎 訳|東京創元社
これ、明らかにボバ・フェットに寄せていますよね。
ところで1930年代という事は、「レンズマンシリーズ」は太平洋戦争より前に書かれた作品なんですよね。
色々考えさせられます。
ではでは