すぐに溜まってしまう紙類の整理法についての話です
紙類は溜まりがち
郵便物なんかの紙類って、あれよあれよという間に溜まりますよね。
一旦片付けても、机やテーブルの上とか、さらには床の上とかに、あっという間に小山が出来てしまいがちです。
生来めんどくさがりな質なので、片付けと言っても、溜まってきて邪魔になってきたら、まとめて押入れに突っ込むという事でお茶を濁して来ました。
それが、昨年末にある資料を探し出す必要性に迫られて、押入れの中を探し始めた結果、部屋中に紙類が散乱するという惨事になってしまいました。
くだんの資料は、3時間!程で見つかったのですが、さすがにこれは不味いと思いました。
という訳でこの年明けから、紙類の整理について試行錯誤をした結果、それなりの方法にたどり着いたのでその報告です。
一度解決しようとした
実は、紙類の整理については、かなり以前に一度トライした事が有ります。
野口 悠紀雄氏の「超」整理法というものが話題なったことが有りますが、それを流用すればいけるんじゃないかと考えたのです。
「超」整理法は仕事の案件ごとに、A4書類の入る角封筒に関係書類を入れて、表にラベリングして棚に並べるというものです。
そして、新規に作ったものや使ったものは左の端に戻すようにします、こうする事であまり必要で無いものが、右の端に集まって来るので、必要に応じて処分するなりすることで、常に必要なものが左から並ぶという事になります。
個人で仕事をしているわけでは無いので、仕事毎に仕分けず、適当に分類して、角封筒に入れていけばいんじゃないかとと考えたのです。
分類したのが良くなかった
結果から言うと、上手くいきませんでした。
最大の問題点は分類することに有りました。
分類した時には、当然それで正しいと思っているのですが、極端な話、しばらくするとどういう基準で分類したかが曖昧になってしまうのです。
その結果、ある書類が必要になった時に、その書類がどう分類されているのかが分からないという、本末転倒なことになってしまうのです。
また、その分類された状況を維持する事自体が、新たな仕事になってしまうという何をやっているのか、分からなくなったということもありました。
という訳で、今回は、出来る限り分類はしない、もしするとしてもその方法が一貫した条件に基づくもので有る事を目標としました。
今回行き着いた方法
その結果、現在のところ、次のような分類に落ち着きました。
未確認
未処理
処理済
廃棄(当月)
廃棄(前月)
取説・保証書
先ず新たに発生した紙類は未確認に入ります。
出来れば発生時に、その他のどれかに分類するのがベストですが、そうも行かない時には一旦未確認に入れます。
未処理には、内容を確認した上で、請求書等のような何らかの対応が必要なものが入ります。
忘れないように、手帳のカレンダー(期限の有るもの)とToDoリスト(当面期限の無いもの)で管理します。
処理済には、それ以上対応が必要でなく、保存しておくものを入れます。
廃棄(当月)には、最終的に廃棄しても構わないと判断したしたものを入れます。
廃棄(前月)は、毎月初に入っているものを処分し、廃棄(当月)のものを移します。
結果、廃棄対象は最大直近二ヶ月分を保存することになります。
これは、以前に一度、いらないと思っていたものが必要になり、慌てたことがあったので、こうなっています。
処理済については、一年分を一纏めとして保存することにします。
過去の紙類が必要になった時には、ほぼどの年のことなのかは分かるだろうという事で、こうなっています。
取説・保証書については説明の必要は無いでしょう。
これで、未確認に結構溜まる事はありますが、今のところ回っています。
何よりも、処理済を年単位で纏める事にしたことによって、これまで押入れの中にため込んでいたものの処理をやろうという気になっています。
とにかく、保存しておくものか捨てても良いものかを判断して、保存しておくものは対応する年の処理済に入れればいいので、取り組み易いのです。
とはいうものの、押入れの中には、無限に続くのかってぐらいあるんですけどね。
ではでは