横から失礼します

時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

麻雀、将棋、囲碁

麻雀、将棋、囲碁について考えた話です

 

 

麻雀をやってみた

前回の記事で麻雀について考えてみました。

その関連で麻雀について調べている時に、WEB上でコンピューター相手に対戦できるシステムがある事が分かったので、久しぶりにやってみました。

よく考えると、うん十年ぶりで打ったことになるんですねこれが。
年を取る訳です。

使ったのは

kobalab.net

で、アクセスすればすぐに打つことが出来ます。

全く便利な時代になったものです。

学生時代にこんなものが有ったら、のめり込んだでしょうね。
最も、だからといって勉学に励んでいたわけではないのですが。

麻雀も仲間入り

 結構細かなルールやアガリ役で忘れているものも多かったのですが、ゲームそのものは楽しめました。

細かいルールや役を忘れていても、要はメンツとアタマを揃えればいいわけですから、それなりに遊ぶことが出来ました。

やっぱり麻雀は面白いですね。

これで、麻雀も、囲碁、将棋と並んで、私の下手の横好きゲームの仲間入りです。

この3つを下手な私から見ると、その難しさは
 麻雀>>将棋>>>>囲碁
といった感じになるでしょうか。

ルールの難しさに反比例

 この順番を良く考えると、全く初めての人間が、ルールを覚えてゲームを行えるようになるまでの難しさと反比例している事に気が付きます。

まず、囲碁はたった4つのルールを覚えれば始めることが出来ます。

次に将棋は、駒の種類、配置、動き方を覚えなければなりませんし、その他にも、成る事や、2歩の禁止等のルールも覚えなければなりません。

麻雀に至っては、牌の種類も多いですし、その名前の呼び方も基本中国語風ですし、並べ方から始まって配牌のやり方(今は全自動雀卓やネットで行うのでそうでも無いですが)、アガリ方、ドラ、アガリ役、点数計算、etc、と分かっていなければいけないことが盛りだくさんです。

最初に覚えることが少ない方が、始めるのは簡単でも、その後が難しいという事です。

制約の多寡に反比例

 さらに見方を変えると、制約の多寡に反比例しているとも言えます。

囲碁は、ルールに外には、例えば各自の石は一種類で、優劣や働きなどの差は一切無いといったように、制約らしい制約はほとんどなく、勝ち負けも、地が多い方という最低限と言ってもいいものです。

将棋は、初期配置や駒の動きが制約されていますし、勝敗の付き方も、相手の王を取る事というように、囲碁に比べてピンポイントになっています。

麻雀に至っては、牌の配置は全くコントロールできませんし、勝つためには、特定のパターンで牌を集めなければいけないというように、制約が非常に多くなっています。

一見すると、制約のない方が簡単そうですが、そうではないのです。

制約の多い方が、その分出来ることの範囲が狭く、やるべきことがある程度制限されるので簡単に思えるという事なのだと思います。

戦略が苦手

 更に言い方を変えるならば、配置から全て考える囲碁は戦略レベル、配置と駒の動き方が決まっている将棋は戦術レベル、配牌とその後に引いてくる牌を決める事が出来ない麻雀は局地的な戦闘レベルのゲームだという事になるかと思います。

囲碁がもっとも難しく感じる私は、戦略的な考え方が苦手だという事になりそうです。

そう考えると、本ブロブの記事の中で、よく「全体像」とか「物語」という言い方が出て来るのは、無意識の内に戦略的な考え方を外部に求めている結果なのかもしれません。

戦術や戦闘のレベルは、理屈で組み立てる事が出来そうですが、戦略レベルでは、理屈以外の構想力のようなものが必要になりそうです。

理屈先行の私には、戦略レベルは性に合わないのかもしれません。


 以上、囲碁がなかなか上達しない言い訳の回でした。


ではでは