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ひょっとしてコキンちゃんは

 コキンちゃんについて思いついた話です

 

 

アンパンマン

 ここ最近、朝のテレビは、ほとんどコロナ一色という感じで、いい加減食傷気味なんですよね。

そこで、チョット前から、ちょくちょくBSでアンパンマンを見るようになりました。

そんな中で、へえーと思ったのが、ばいきんまん(公式には、全てひらがなだそうです。知らなかった。)側に「コキンちゃん」というキャラクターが増えていたことでした。

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引用元:なかまのしょうかい|アンパンマンについて|アンパンマンポータルサイト

時代がずれていたので、それほど熱心に見ていたわけでは無いんですが、昔は居なかったと思って調べてみたら、テレビでは2007年に登場したようです。

ドキンちゃんの事を、「ドキンお姉ちゃん」と呼んでいるので、てっきり妹だと思ったら、公式HPによると妹分だそうです。

ウソ泣きの名人で、その青い涙がかかると、悲しくないのに涙が止まらなくなってしまうという特徴(特技?)が有ります。

なんていう設定を見ていたら、どうしてこんな設定になったのか、思いつきました。

それは、小金治が関係しているんじゃ無いかという事です。

小金治

 小金治というのは、桂小金治師匠の事です。

最近は、知らない人もいるかと思いますので、簡単に説明させてもらいます。

名前から分かるように落語家ですが、昭和30年代から、映画、テレビドラマ、バラエティ番組で活躍されました。

特に、1975年から始まった、『それは秘密です!!』での司会が有名でした。

その『それは秘密です!!』に、「ご対面コーナー」という人気コーナーが有りました。
視聴者が、何らかの理由で長年会う事の出来ないでいる肉親などを、番組で探して対面させるというものでした。

その中で、桂小金治師匠が、感動のあまりもらい泣きする姿が有名になり、「泣きの小金治」と呼ばれるようになりました。

コキンちゃん

 やなせたかし氏が、ドキンちゃんの妹分のキャラクターを考えた時に、その名前として、ドキンちゃんより小さいから「コキンちゃん」とするのは、自然な成り行きと言っても良いでしょう。

そして、その「コキンちゃん」の特徴を考える時に、「コキン」という名前の響きから、同時代を生きてきた(7歳差)やなせたかし氏が、桂小金治師匠を思い浮かべたのは、考えられることだと思います。

そして、その小金治師匠から、「泣きの小金治」への連想で、「泣く」という特徴を思いついたのです。

ただ、「泣く」だけでは子供向けのキャラクターとして弱いと考えたのか、「ウソ泣き」として、さらにその涙に触れると、悲しくないのに涙が流れてしまうという、ひとひねりを加えたのではないでしょうか。

ネットで調べた限りでは、そんなエピソードは見当たらないようですし、やなせたかし氏が亡くなった今となっては、確認のしようも無いのですが、スタッフか誰か、ご存知ないでしょうかね。


 ちなみに、現在の私の推しは、「ポッポちゃん」です。

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引用元:なかまのしょうかい|アンパンマンについて|アンパンマンポータルサイト



 ではでは