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時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

ゴジラも木の上で夢を見たのか(前編)

 ゴジラは、はたして何から生まれたのか、という妄想(前編)です。

 

 

ゴジラはご存知かと思いますが

 ここで言うゴジラは、昭和の時代にラドンなどと共に暴れまわった、怪獣王ゴジラのことです。

見たことがないと言う人は少ないかと思いますので、ネットで見つけた、かなり良く出来ていると思う骨格フィギュアの画像を載せます。

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画像引用元:factory : ゴジラ 骨格

 

一般的には、ティラノサウルスのような恐竜が、放射能の影響で変異したと考えられています。

 

ゴジラは恐竜か、それともワニか

 本当に恐竜でしょうか。

上の画像を見てもらえば分かるように、ゴジラ2本足で立っていますが直立しておらず、どちらかと言えば、がに股です。
なんなら、人間ならば太ももがプルプルしそうな、もう見事なまでのがに股です。

恐竜は、直立歩行をしていたことが、分かっており、ゴジラは恐竜ではあり得ません。

では、ワニでしょうか。

もう一度上の画像を見て下さい。
チョット見にくいですが、頭部の眼窩後方に穴が1つしかない、または空いてないよに見えます

ワニの場合、頭部の眼窩後方には、2つの穴があります。
従って、ワニでもありません。

ほかにも、色々な突っ込みどころ特徴がありますが、上記2点からも、恐竜やワニでないことは明らかです。

 

なにから変異したのか

 では、ゴジラは何から変異したのでしょうか。

下記記事で、恐竜の進化について書きました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

明らかに、ゴジラは直立2足歩行をしていないが、ワニではなく、翼竜でももちろん無いので、この記事の中で検討したものの中には、ゴジラになった可能性のあるものはいないことになります。

ちなみに、同記事の中で検討した生物は、頭部の眼窩後方に、2つの穴をもち、双弓類と呼ばれています。
また、頭部の眼窩後方に、1つの穴(無い場合もある)を持つ生物を、単弓類と呼んでいます。

ゴジラも、頭部の眼窩後方に穴が1つしかない、または空いてないように見えました。

単弓類は、ペルム紀まで繁栄した生物です。
ゴジラが、大戸島で最初に目撃された時に、その足跡から、ペルム紀末に絶滅した、三葉虫が採取されています。

これらのことから、ペルム紀の単弓類の中の一種が、後にゴジラになるものの祖先でなかったかと考えられます。
この種が、現代まで生き残り、放射能の影響で、ゴジラに変異したのではないでしょうか。

ゴジラは、単弓類であり、木の上で夢を見ることは無かったのです。


後編では、この種が、どのように現代まで生き残って来たのかを、考えたいと思います。

ここまで、お付き合いいただきまして、ありがとうございます。
信じるか、信じないかは、あなた次第です。


 ではでは