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時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

ゴジラも木の上で夢を見たのか(後編)

 ゴジラは、はたして何から生まれたのか、という妄想(後編)です。

 

 単弓類がゴジラの祖先

 前編で、ペルム紀の単弓類の中の一種が、後にゴジラになるものの祖先でなかったかと考えました。

 

yokositu.hatenablog.com

 

イメージし易くするために、単弓類として比較的知られているディメトロドンの骨格画像と、前編でも載せたゴジラの骨格画像を載せます。

 

ディメトロドン骨格(左)とゴジラ骨格
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 画像引用元:東海大学社会教育センター  画像引用元:factory : ゴジラ 骨格

どうですか、ゴジラの祖先だと思って見ると、そんな気がしませんか。

背びれの原形と考えられるものも有りますし、頭部の形状も比較的似ているんじゃないでしょうか。

問題は、この単弓類の一種が、どうやって、ペルム紀末と白亜紀末の2度の大絶滅を乗り越えて、現代まで生き延びたのか、しかも発見されること無く、という事です。

大絶滅を乗り越えて

 2度の大絶滅を越えて生き残ったのは、概ね次のような事だったと考えています。

先ず、当該の種が、大陸からある程度離れた位置に有る、現在のガラパゴス諸島のような、島嶼部に進出します。

その中から、ガラパゴスにおける海イグアナのように、海に入るものが現れてきます。

やがて、完全に海の中で生活するものへと進化し、次第に深海へと適応範囲を広げていくものも出て来ます。

そして、深海にとどまったものが、2度の大絶滅を乗り越えたのです。

以上の仮説は、シーラカンスの存在からも、あり得る話だと思います。
シーラカンスとは違って、その生息域の深さから、釣り上げられることもなく、発見されなかったという事でしょう。

同じように深海に進出した三葉虫も生き残り、ゴジラの足に付着することにより、大戸島で、ゴジラの足跡から採取されることになったと考えられます。

そして陸を目指す

 絶滅を生き残ったのち、6000万年以上の歳月を経て、改めて陸を目指して進化するものが現れます。

その途上の種に遭遇したことが、大戸島に古くから伝わる海の怪物「呉爾羅(ゴジラ)」の伝説の基になったと思われます。

そして、放射能の影響で変異し、ゴジラになったのです。

大戸島でゴジラを目撃した山根博士は、「海生爬虫類が陸上獣類に進化する中間生物」と考えましたが、あながち間違っていたとは言えないことになります。

ゴジラは、水底で、陸のことを夢見たのです


ここまで、お付き合いいただきまして、ありがとうございます。
信じるか、信じないかは、あなた次第です。


 ではでは