太陽との関係で文明レベルについて考えた話です。
太陽活動と歴史
このブログでは、いくつかの記事で、耐油活動と歴史の関係について考えてきました。
太陽活動の変化が歴史を動かしているのではないかという立場から、歴史上の出来事を考えています。
太陽活動の変動が地球の気候に影響を与え、それに対応することが歴史上の出来事のきっかけになっているのではないかという訳です。
受動から能動へ
先ず気候の変動が有り、それに対するリアクションが起こされる訳です。
その有り方は、太陽からのエネルギーに対して受動的だという事が出来そうです。
その後文明は、石炭、石油や、天然ガスを利用する段階へと入っていくことになります。
石炭、石油などははるか昔の時代に生きていた植物などの生物資源化から、長い時間をかけて生成されたと考えられています。
それを採掘し、利用する訳ですから、太陽からのエネルギーを能動的に利用していると言えるでしょう。
有限から持続へ
受動的から能動的への移行により、太陽活動の変動による気候の変動による社会への影響が、相対的に小さなものになることになりました。
しかし、石炭、石油などは、長い時間をかけて生成されたものであり、残念ながらその埋蔵量は有限で、何れ枯渇することになります。
更に皮肉なことに、その使用量が莫大に膨れ上がったために、一旦その影響から逃れたかに見えた気候の変動を、自らが引き起こしつあるかもしれないという状況になりました。
それに対して現状は、太陽電池、風力発電、波力発電などの持続可能なエネルギーで乗り越えようとしています。
これらの特徴は、全て基は太陽エネルギーだという事です。
自ら作り出す
現状は、以上のような地点に有る訳ですが、ここまではどのように太陽エネルギーに対応していくかというものだと言えるでしょう。
つまり、太陽が有る事が前提になる訳です。
そう考えると、次の段階が見えてきます。
その太陽そのものを作り出せば、太陽の有無に関係なくなります。
太陽を作り出すというのは、核融合ということになります。
核融合が出来た時が、次の文明の始まりと言えるのかもしれません。
原子力については、福島の事故を見ても、色々な面で袋小路ではないかと思っているので、あえて取り上げていません。
ではでは