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時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

表計算ソフトは面白い

 表計算ソフトについて考えてみた話です

 

 
EXCELが使えると「リケ女」

 チョット前に、TVのバラエティ番組で、漫才コンビの女性マネージャーが、「高学歴リケ女」だと言う話をやっていました。
その紹介ビデオで、彼女が、EXCELのSUM関数を使っている場面が流れ、それにスタジオのメンバーが驚くといった事が有りありました。

スタジオのメンバーが本当に驚いたのか、台本通りなのかは、分かりませんし、EXCELが使えるから「リケ女」というのもどうかなとは思いますが、バラエティ番組の事なんで目くじら立てる程の事でもないと言えば無いのですが。

とは言え、この話、EXCELと言うか、いわゆる表計算ソフトの立ち位置のようなものを、反映しているように思えました。

というのも、表計算ソフトを使っているところを見ると、コンピューターを使わないで行うこれまでの作業からは想像出来ない、想定外の動きをしているように見える事があるのです。

多くのソフトは想定内

 一般的に、コンピューターを使うといった時に、思い浮かぶのは、ワーブロ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトといったところでしょうか。
最近ではこれに加えて、ブラウザを使ったインターネット関係、メール、Twitter等のメッセージ系という事になるでしょうか。

これらの内、表計算ソフト以外は、意外と、想定の範囲内のものと言っても良いんじゃないかと思うのです。

例えば、ワープロ、プレゼンテーションソフトでは、確かに、文字の挿入、削除、言葉遣いの統一、英語でのスペルチェック、それに作図とかいった、コンピューターならではの便利な点は多くあります。
こんなものの無かった時代に、卒論と発表スライド用原稿を手書きで作成した身としては、作り直し地獄を思いだして、ため息ばかりだったりします。
ですが、あくまでも手作業に比べて便利というだけで、想定できない訳では無いと思うんです。

インターネット関係にしても、初めてみた時にも、すでにラジオやテレビという、どうして使えるのか分かったような分からないようなものが、日常に有るので、それほどの衝撃では無かったです。
確かにリンクをたどって、情報を得るとというのも便利ではあるんですけども、これとても、テキストの中の言葉を、辞書や参考文献で、さらに掘り下げるといった、従来の方法から、想定できない訳ではありません。
圧倒的に便利なことは否定しませんが。

メール、Twitter等のメッセージ系についても、電話や手紙との関係で、同じような事が言えると思います。

表計算ソフトの驚き

 それらに対して、表計算ソフトは、初めて見た時に(ちなみにEXCELではなく、Lotus-123でしたが)、かなり驚いたのを今でも覚えています。

確かに、形としては表を作成するソフトという事になりますが、「表作成」ではなく、「表計算」と言うのが、文字通り言い得て妙だと思ったものです。

セルという概念に加えて、関数や、リンクを設定しておけば、数値を入力するに従って、自動的に表やグラフが作成される様子は、それまでの経験にはないもので、いかにもコンピューターの凄さを感じさせるものでした。

コンピューターが得意でない人間から見れば、十分に不思議を感じさせるものではありますよね。
使いこなせば「リケ女」という捉え方も、非難出来ないのかもしれません。

プログラミング教育にも

 これ、最近義務教育に導入されるという事で話題の、「プログラミング教育」に使ったら良いのではないかと思うのですが。

使い方によっては、簡易的なデータベースとしても使えますし、マクロを使えば、プログラミングも行うことが出来ます。
EXCELでゲームを作っている猛者もいるようですし。

さすがに、小学校低学年では難しいかもしれませんが、高学年ぐらいになれば、面白さが分かるんじゃないかと思うんですが。

中学生ともなれば、ワープロやプレゼンテーションソフトと合わせて使いどころは色々ありそうです。
それに、表計算ソフトも含めて、これらのソフトが使えるようになれば、その後も何かと便利ではないかと。


 Libre Officeのようなソフトを使えば、ほぼ全てのプラットフォームで、勿論無償で使えるんですけど、どうでしょうね。
ネット上で相談出来るし、色々と手伝ってくれる人も沢山いると思うんですけど。


ではでは。