横から失礼します

時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

RFIDで災害時の救助を

 RFIDを災害時の救助に利用出来ないか、と言う話です。

 

 

ユニクロのセルフレ

 先日、久しぶりに近所のユニクロに行ったら、レジがセルフレジになっていました。

ルフレジと言うと、最近スーパーなんかに置かれるようになって来ました。
たまに使う機会も有るんですが、自分でバーコードを読み取って、清算をするもので、基本的にレジ係の人の替わりを自分でやるというものな訳です。

ところが、ユニクロのものはチョット驚きのものでした。

指定の場所に、カゴに入れたままで置くと、それ程間を置くことなく、個数と、金額が表示され、清算を行うだけと、SF感満載でした。

タネと仕掛けはRFID

 色々と調べてみると、タネと仕掛けは、RFIDと言うものでした。

商品タグの中にICチップとアンテナがあり、ICチップにはいっている商品情報を、セルフレジの機械が、バーコードの替わりに、読み取る、というもののようです。

Suicaなんかと同じようなものが、商品タグになっていると考えればいいかもしれません。

Suicaと同様に、電池が入っているわけではなく、レジ側から出た電波を、タグ側のアンテナで受け、その電力でICを動かして、商品情報をアンテナから送り返す、ということをやっているようです。

アンテナで電力が取れるのかとも思いますが、よく考えれば、昔懐かしいゲルマラジオのようなものと考えればいいのかなと。

災害時に使えないか

 ユニクロのタグについては分かりませんが、作り方によっては、メートル単位の距離で使えるシステムも可能なようです。

とすれば、RFIDをペンダント、ブレスレットのようなものにして、身につけておき、災害時の救助に利用するというのはどうでしょう。
がれきの中などを捜索する時に、先ずRFIDの有無を捜索するようにする訳です。

設計の仕方によっては、ドローンからの捜索も出来るかもしれません。

商品タグとして使用する場合には、どの商品か識別出来なくてはならないので、個別の情報をRFID側に持たせる必要があります。
しかし、災害時には、救助が必要な人がいるかどうかを知ることが目的で、それが誰であるかは必要ありません。
誰であるかは、助けた後で調べればいいことですからね。

という訳で、災害用のRFIDは、同一の信号のみ返すようにして、その他の情報を組み込めないように設計することとします。
こうすれば、日常的に身に着けても、プライバシーの問題は無くなると考えられます。

コスト的にも、商品のタグに使用出来るぐらいなので、許容出来る範囲に収まると思われます。


 もちろん、人間だけでなく、ペットにも利用可能です。


 ではでは