横から失礼します

時間だけはある退職者が、ボケ対策にブログをやっています。

阪神・淡路大震災

阪神・淡路大震災の話です。

 

 

1月17日

 1月17日は、阪神・淡路大震災から28年目の日でした。

個人的には、幸いにも直接的な被害を受けたという訳ではありませんが、その日の事はよく覚えています。

出勤前に朝のニュースで第一報を観ました。

家族によると、発生した時間(5時46分)には少し揺れたらしいのですが、私はまったく気付きませんでした。

ニュースを見ても、まだ詳しい状況は分からず、あまり聞いたことのない大きさの地震だな位の感じでした。

出勤して職場につくと雰囲気が変でした。

特撮のよう

 テレビの前に集まっているので見に行くと、丁度ヘリコプターからの空撮の映像が流れていました。

引いたショットでは、街のあちこちから煙が上がっていました。

そのうちに寄ったショットになると、高架の道路が横倒しになっていたり。

勿論驚いたのは確かなんですけども、あまりにも凄くてかえってリアリティーがなく、不謹慎だとは思うのですが、つい特撮みたいだなと思ってしまいました。

小松左京原作で映画化された「日本沈没」の映像そのままだったのです。

本当にこんなことが起こるんだと思いました。

もっとも東日本大震災で、人間の想像力なんてどれほどの物か思い知らされることになりましたが。

特に記憶に残る事

 その後もその状況が何日にも渡って報道されることになります。

その中で特に驚いたのが、火災による被害とビルの倒壊でした。

火災については、この地震以前にも家屋の密集した地域の危険性というのは指摘されていました。

それでも、実際にその状況を見ると改めて恐ろしいと思いました。

もう一つは、三宮だったと思いますが、ビルが丸ごと横倒しになった場面でした。

 

引用元:阪神・中越・東日本、全震災を取材したカメラマン 写真で振り返る平成日本を襲った3つのカタストロフィ(4/10) | JBpress (ジェイビープレス)

これ物凄いですよね。

というかこれこそリアリティーが無さすぎじゃないですか。

特撮作品でこんな場面が出てきたら、ビルの模型を壊すのに失敗したんだろうと思ってしまいそうな画像です。

そもそも、ビルの一階部分がそれより上の階の荷重に耐えかねて、つぶれてしみましたと言うのならまだ分かります。

実際この地震でも、そういった壊れ方をしたビルも有ったようですし。

それが画像のようにバタンと横倒しになるというのは、信じられませんでした。

しかも、画像で見る限り結構新しそうなビルのように見えます。

この辺りについては、その後も色々考えさせられる事も有るのですがそれは回を改めて。


 こういった事を忘れないのが、生きている者の務めのような気がします。


ではでは