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囲碁と将棋(全体像序盤編その2)

囲碁と将棋について考えた話(全体像序盤編その2)です

 

 

前回の記事では

 前回の記事に続いて、序盤編の続きとなります。

 

yokositu.hatenablog.com

 

全体像などと大袈裟に書いてますが、実際のところは、ど素人の私が、いまいちよく分からない囲碁の一局を、将棋の一局の進行にな無理矢理なぞらえて、その後の学び方の方向性の基となる骨格のようなものを、考えてみようといった内容になります。

前回の記事では、最初に盤上に何もない所から始まる囲碁の捉え方として、序盤の「布石」を、将棋の「戦法」に初期配置の打ち方を含めたものだと、考えることにすれば良いのでは無いかという話でした。

更に、将棋でも良く推奨されている、得意な「戦法」を一つ持つと良いという考え方に習って、「布石」を一つに絞って、初期配置以降を決め打ちすることにより、序盤の分かり難さを回避しようとも考えました。

今回の話は、その後の部分という事になります。

「戦法」では

 将棋の「戦法」では、どの「戦法」を選んでも、そのベースに、どのような攻め方、守り方で戦っていくのかという方針が有ります。

囲碁の「布石」にも、特に名前がついているようなものには、全く同じように、どのように戦っていくのかというベースとなる方針が有ります。

当然、その方針に従って打った時に目指す、理想的な進行のパターンが有ります。

先ずは、その理想的な進行を、「布石」の基本的な考え方を理解しながら覚えることにします。

「定跡」と「定石」

 将棋の「戦法」にも当然同じように理想の進行が有り、それを「定跡」と呼んでいます。

それに対応するのが、囲碁では「定石」という事になります。

「定石」は全部でいくつあるのか分からない程(今現在も増え続けているので)多いらしいのですが、先ずは、一つに絞った「布石」の理想的な進行に必要な「定石」から覚えていくことにします。

勿論、ただ丸覚えするのではなく、なぜそう打つのかを理解しながら覚えます。

答えから攻める

 ここで理解の方法として、前回の記事でも書いた「答えから攻める」を行います。

例えば、布石の考え方として「一隅、二シマリ、三ヒラキ」というのがあります。

こういったものが出て来た時に、隅だとか、シマリ、ヒラキがどういったものかを確認するだけでなく、なぜそれらを打つのかも調べます。

といった感じで、出来る限り背景となる理屈を遡って、基本的なところから考えるようにします。

そうすることで、一つに絞った「布石」を基に、「布石」と「定石」の考え方を学ぼうという事です。

これで、習熟が進めば、応用も出来るようになるはずです(よね)。

相手の有る事なので

 囲碁は、相手の有るゲームなので、当然理想的な進行になるとは限りません。

むしろ、そうでない場合の方が多い事は、将棋の進行を考えても、容易に想像がつきます。

そのため、「戦法」の「定跡」を勉強していても、変化が沢山出て来ることになります。

「定石」についても、そういった変化を学んでいくことが次のステップという事になります。

キリがないので

 もっとも、変化はこれで終わりという事は無いので、全てを前もって学んでおく事は出来ないと考えられます。

という事で、代表的なものを対象とする訳ですが、その時の考え方としては、一つに絞った「布石」の背後に有る方針に沿った対応を学んでいく事にします。

方針を変更するようなものは、取敢えず無視するという事です。(よく言う、「これも一局」ということになるでしょうか)

そうしないと、いつまでたっても序盤から先に進めないことになってしまいそうです。

一通り打てるようになってから、必要に応じてという事にします。

イメージとしては、一冊の将棋の戦法書を、中盤の戦いが始まる前のところまで習熟するといった感じになるでしょうか。


以上で、序盤編は終了です。
次は中盤という事ですが、将棋でも明確に分かっているとは言い難いのですが、どうなりますことやら。

ではでは