まとめを作ってみて、考えた話です。
理系の筈なのに
今回作ったまとめを見ると、メインコンテンツが「邪馬台国」で、その他も「源氏物語」「戦国時代」とつづくという結果になりました。
本ブログの記事で、何度も理系だと言ってきた割には、3つとも歴史の話で、全然理系じゃないじゃないかと言われそうな結果です。
「進化論」「宇宙論」が、生物と物理ということで、何とか全くの嘘でもない事を示しているという体たらくになっています。
理系のそのほかの、数学、化学、地学といった分野については、ほとんど言っていいほど出て来ません。
確かに考えてみれば、理系と言いながら、数学や化学といった科目は得意では無かったですし、今でもチョット苦手です。
地学に至っては、卒業した高校では、授業そのものが無かった事もあり、いまだにその内容自体があまり分かっていなかったりします。
まあその原因については、好き嫌いの一言で片付くといえばそれまでなんですが、チョット気が付いたことがあるので、そのあたりについて書いてみたいと思います。
ストーリーの有り無し
それは、私の好きな歴史、物理、生物という分野には、ストーリーまたはあらすじと言った方が良いかもしれないものがあるという事では無いかと思うのです。
あくまで私の中でということですが。
歴史は、これはもう言うまでもなく、日本史では、縄文から始まって、弥生、古墳、飛鳥、奈良・・・と続くのを、ストーリーあるいはあらすじと捉える事が可能です。
物理に関しては、大まかに、ニュートン力学で一旦頂点を極めてからの相対性理論へと続くストーリーと、量子物理学の2本立てだと捉えることが出来ます。
生物に関しては、私の中では、進化論が幹のようにあり、そこから様々な枝葉のように種々の分野が有るように理解されています。
以上のような観点から、苦手な数学、化学、地学に関して考えてみると、確かにいずれの分野についても、これと言ったストーリーを思い浮かべる事が出来ません。
少なくとも、大学までに受けた授業で記憶に残っている範囲では、そのような話は出来なかったように思います。
わずかばかりの覚えていることも、それぞれ個別の内容として覚えているだけで、相互につながっていることは少ないのです。
おまけに、全体に対してどの程度理解しているのかも、良く分からなかったりします。
よく言われる、何が分からないか分からないというやつです。
学びの一助として
こういったストーリーまたはあらすじは、学校で学ぶときにも、有用じゃないかと思うのです。
日本史で、毎時間の最初に、縄文、弥生、飛鳥、古墳…江戸、明治、大正、昭和とつながりを思い浮かべながら唱えてから、その時間の内容が、どこに当てはまるのかを考えながら学ぶと、記憶に残ると共に、理解も進むと思うのですが。
一方、宇宙論と進化論から入るというはさすがにどうかと思いますが、その他の数学、化学、そして地学も含めて、こういったストーリーまたはあらすじのようなものが出来たらよさそうじゃないですか。
一応、私なりに考えて見てはいるんですが、これがなかなか難しい。
特に苦手にしている科目は、それぞれの分野についての理解が十分でないという事もあるかと思い、ネットで少し調べているのですが、各分野における業績を並べた歴史はあるのですが、全体を貫くようなものを見つけることは出来ませんでした。
そのうち思いつくかもしれません。
そうすれば、苦手も克服できるかもしれません。
その時には報告したいと思います。
それにしても、東日本大震災からもう十年ですか。
生きている者の務めとして、あの光景は忘れないようにしないといけないと思っています。
ではでは