給付金交付の方法に関して考えてみた話です
やっときました10万円申請書
我が家にも、やっと10万円の申請書が送られてきました。
正式には、「特別定額給付金申請書」という名称のようです。
オンラインでの申請が、色々とトラブっているのが報じられていたので、さてどんなものかと思っていたのですが、特に問題も無く作成して、投函してきました。
記入例もついた説明書も、普通に分かり易かったです。
「給付金を希望しない」に間違ってチェックを入れてしまうような、変なフォーマットでもないと思いました。
添付書類がチョット面倒でしたが、何が必要かは明確でした。
公的な書類としては、懇切丁寧な方ではないでしょうか。
その分費用も掛かっていそうですけどね。
必要な情報は
申請書を作成しながら、もうチョット素早く出来る方法は無いものかと思って考えてみました。
そもそも、今回の申請書の目的は、給付金を振り込む先が分からないので、知らせてほしい、という事につきる訳です。
添付書類も、結局は、確かに本人の口座で間違いないことを、確認するためのものなので、極端なことを言えば、給付金とは全く関係の無いものです。
口座番号と、申請書に前もって印刷されていた情報が有れば、事足りるという事になります。
住民台帳に登録すれば
で、この申請書に前もって印刷されていた情報というのは、住民台帳を基にしているわけです。
という事は、今回のような事を、より迅速に行うには、住民台帳の各個人毎に、口座番号を登録しておけばいいという事になります。
作業的にも、住民台帳に、口座に関する項目を追加するだけなので、最小限で済むはずです。
こうしておけば、給付が決まったら、すぐにその口座に振り込めばいいわけですから、申請書などというものは、一切必要が無いことになります。
「給付金を希望しない」チェックは、確認しなくても何の問題も有りませんよね。
それよりも、この口座を使って、税金、国保、年金等の、公的な入出金に使えば、これまでは個別にやっていたことの一本化も可能でしょう。
日常的に、口座を使うシステムにすれば、給付金なども、最小限の業務で済むはずです。
通常の入出金に加えて、10万円を追加するだけですからね。
マイナンバーは必要無い
ここまでの話でも分かるように、最近報道されている、マイナンバーと紐づけるなんていう事は、全く必要無いわけです。
今回の申請書でも、マイナンバーは何処にもないですよね。
とは言っても、住民台帳に口座を登録することにすれば、住民台帳にはマイナンバーが付いているわけで、自動的にマイナンバーと紐づけられる事になるんですけどね。
ただこれも、登録する口座を、各個人毎に一つにすれば問題は無いでしょう。
口座の番号を一つだけ知られても、資産状況などの情報を握られてしまう心配は無いでしょう。
他にも口座を作ればいいだけの話ですからね。
せっかく口座情報を集めている訳ですから、行政の効率化にも使って、災い転じて福なんてことには、ならないですかね。
ではでは